DOLCE&GABBANAメガネフレーム塗装 完成

 先日本塗りを終えていたドルチェ&ガッバーナのメガネフレームです。

レンズが嵌る溝の部分はマスキングをして塗料が付かないようにしていますが、段差が残っているのでペーパーで研いでそこを平滑にします。ただペーパーと言っても通常の耐水ペーパーではコシがあって上手く研げないので、フィルム状の研磨副資材(バフレックスグリーン)を使います。その後はコンパウンドとウェス、ポリッシャーを使って磨き作業を行います。

 そして組付け作業です。

 そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介しますね。

元々はこのような感じの透明な素材色だった物を、

 艶ありの黒に塗装しました。

側面(テンプル)の飾り金具とDOLCE&GABBANAのロゴは素地のメッキを残して仕上げています。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで、軟化剤を入れて柔軟性を持たせています。

 フロントの飾り金具はフレームより奥まっているのが判ると思います。こちらはピッタリ合うマスキングシートを作成して対応しました。

 溝は谷の部分から山に差し掛かる少し前くらいで見切っています。あとはメガネ屋さんが丁寧にレンズを嵌めてくれる事を祈るだけです(前回もほぼ同じような内容でご依頼頂いていますので大丈夫だと思います)。

 裏側も表面同様艶々に仕上げています。

 蝶番の金具はメガネ屋さんであれば外せるかも知れませんので、もしこれから塗装をご検討されている方は相談してみて頂ければと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難うございました!

DOLCE&GABBANAメガネフレーム 本塗り

先日足付け処理をしておいたドルチェ&ガッバーナのメガネフレームです。

今回は前回のご依頼と同様、レンズが当たる箇所には塗装をしないよう承っていますので、そこをマスキングします。

一度に貼ろうとしても上手くは出来ないので、1.0㎜~1.5㎜くらいにカットしたテープを1辺あたり3回に分けて貼っていきます。12×2~24本貼るような感じです。

 蝶番の金具部分もマスキングします。また二回目のクリアーを塗ったあとすぐに剥がせるよう、ぶつ切りマスキング部は最後に貼ります。

 テンプルの金具も同じようにマスキングします。

 フロントの飾り金具もマスキングシートを貼り付けます。

 テンプルの凸文字はそのままで、飾り金具は同じようにマスキングします。ここは少し突起しているので側面が出てしまいますがOKです。

 最終脱脂処理を行い、エアーブローをして埃を飛ばします(同時に自分の体も)。

 プラスチックプライマーを薄く満遍なく、二回に分けて塗布します。

 プラスチックプライマーはIWATAの小型低圧ガンLPH-50の口径0.4mmを使っています。

 まずはベースコートの黒を塗ります。

 ベースコートはSATAのDEKOR口径0.5mmのエアーブラシを使っています。

 ベースコートが十分乾いたら、凸文字の周りをマスキングして凸文字部の塗料を拭き取ります。

 同じようにして飾り金具部も。

 最後に#1500相当の布状研磨副資材(アシレックスピーチ)を使って研ぎ出します。

 フロントの飾り金具はフレームより一段低くなっているので、マスキングを剥がすのみとなります。

 メッキ部に密着剤を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 作業的には特段変わった事をやっているのでは無く、RB26のタイミングベルトカバーの凸文字表面を削りだすのと同じような方法です。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

 二回目のクリアー塗装後、レンズ当たり面と蝶番部に貼ったマスキングは直ぐに剥がしています。

 飾り金具部も、とてもマスキングで塗ったとは見えないように出来ているかと思います。

この後は一晩以上寝かし、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。レンズ当たり面周りはペーパーで段差を均し、コンパウンドで磨きます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

DOLCE&GABBANAメガネフレーム 下準備

 先日お預かりしておりましたドルチェ&ガッバーナのメガネフレームは作業着手しておりますのでご安心くださいませ。

画像は飾り金具のマスキングに使うシートをカットしているところです。

 フロントの金具はフレームよりも低くなっていて、

テンプル(サイドフレーム)は金具がフレームより飛び出たようになっています。それぞれに合わせてデータを作成してマスキングシートを作成しました。

 通常の塗装と違い、メッキ部分に傷が付くとクリアーを塗っても消えない為、足付け処理時にペーパーが当たらないように気を付けます。

DOLCE&GABBANAのロゴも黒く塗らないのでペーパーが当たらないよう気を付けます。

 その後ウォッシュコンパウンド(液状の研磨洗浄剤)とナイロンブラシを使って飾り金具のフチや蝶番周り、DOLCE&GABBANAの文字の隙間を足付け処理します。

 全方向から擦って縦横無尽に細かい傷を付けます。

 よく洗浄して水気を飛ばし、

 シリコンオフとブラシで細部まで脱脂をしておきます。

そしてマスキングの前にフレームの固定を行います。画像は要らなくなったメガネフレームの数々です。

 蝶番部分をヤスリで削って今回のメガネフレームの蝶番にサイズを合わせます。

 ちょうど良いネジを探し、

 それで固定をします。

毎回決まった物を塗るなら専用の治具を作ればよいのですが、当店のように毎回内容が変わるオーダーメイド的な作業だと、その都度ご依頼頂いた被塗物に合わせて作業・準備を行う必要があります。面倒な反面、毎回違う作業が出来るので、これこそが仕事を楽しく続けていられるところでもあると思っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

チタンメガネフレーム 塗装承ってます

 先日到着しておりましたチタン製のメガネフレームです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼頂いたのは画像のフロントのみで、現状はチタン素地の上に透過性の黒が塗られたブラックメッキ風な仕上がりになっています。そのまま上から塗り重ねてもいずれ下地から剥がれてしまう可能性がありますので、いつものようにサンドブラストを行って既存の塗膜を剥離し、プライマーを塗ってから上塗りを行います。

 色と塗り分けについては、オーナー様よりこちらの画像を参考にとご指定頂いておりまして、今回はゴールドとワインレッドのアイアンマンカラーで承っています。

画像を見る限りではベースカラーにゴールドを、その上に透過性のマルーンを塗り重ねてワインレッドを表現しているようですので、今回もそれと同じようにします。

ベースとなるゴールドは、以前同じくアイアンマンカラーの塗装に採用したこちらの色を使います。

 レッドに関しては、前回使ったハウスオブカラーのKK-11アップルレッドでは明るすぎる(朱色が強い)為、

 こちらの同社KK-06(バーガンディー)を使おうと考えています(画像はUK-6となっていますが、当店で使うのは顔料単体のKK-06の方となります)。

ちなみにこの色見本帳ではそれぞれ違う下色の上に色を塗り重ねられた仕様になっていて、画像の中心にある色見本は「Over BC-12」の上に「UK-6」が塗り重ねられている事を示しています。

その下色である「BC-12」がこちらの色となります。今回はこの色では無く、前記した当店規定のゴールドを使いますので、それに合わせてキャンディーカラーの調色作業を行う予定です。以前施工したS-WORKSのキャンディーグリーンの時のような感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

DOLCE&GABBANAメガネフレーム塗装承ってます

 先日到着しておりましたドルチェ&ガッバーナのメガネフレームです。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は「艶あり黒」への塗装で、飾り金具についてはマスキングか、またはベースコート塗装後にそこの表面のみ研いで露出させる方法で残すよう承っております。

 特にテンプルにあるDOLCE&GABBANAのロゴはさすがにマスキングでは難しいので、一旦ベースコートの黒で塗りつぶし、その後ペーパーを掛けて素地のメッキを露出させるという方法にするかと思います。ただフロントの飾り金具はフレームより低くなっている為(奥に入っている為)この方法は出来ず、そちらはマスキングで対応するかと思います。

 また前回と同様、レンズが入る溝の部分はマスキングをして塗らないようにと承っております。判り難いと思いますので以前ご依頼頂いた時の画像を紹介いたします。

こちらは以前ご依頼頂いたTOMFORDのメガネフレームです。

このように最後までこの溝をマスキングしたままで仕上げました。詳しい作業内容はこちらのページからご覧いただけます。

完成画像も紹介させていただきます。

 当然塗膜を見切った箇所は段差が出来るのですが、最後にペーパーを掛けて均し、コンパウンドを使って磨いて処理をしています。その他の完成画像はこちらのページからご覧いただけます。宜しければご参照くださいませ。

この時塗装したメガネフレームについては、オーナー様から「前回塗装頂いたフレームはその後何の問題も至極快適に使っています。」とのお言葉も頂戴しております。

尚、クリアーは今回も高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!