プレオ ステアリングスイッチパネル塗装 完成

preo47 大変お待たせしました!プレオのステアリングスイッチパネルの塗装、本日完成となります。たった今撮影を完了しました。

preo49ベースとなるのはランボールギーニの「Arancio Atlas」(カラーコード:0058)で、そこから濁りを無くしてオレンジ味を強くしつつグリーンパールなども入れていたりします。

preo48 光に当たると正面のパールが効いてゴールド感が出ますが、ベースの原色はオレンジが殆どなので透かして見える部分は色味が強く出ます。またパールベースは隠蔽性が余りなく、その下に塗ってあるグランドカラーの白が透けるキャンディーカラーのような感じで発色も良く仕上がっているかと思います。前回同じ物をイエロー系のパールでご依頼頂いていますが、今回わざわざ新たにご依頼頂いただけあって良い感じに仕上がっていると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有り難うございました!

NDロードスターヘッドカバーが装着されたようです

road159先日お納めしましたNDロードスターのヘッドカバーが無事装着されたとの事で、早速オーナー様から画像とコメントを頂きました。ちなみに上の画像は完成時の画像で当店にて撮影した物で、以下の画像はオーナー様が撮影して頂き送って頂いた物です。コメントも紹介させて頂きますね。

road164「さて,整備工場の予定の隙間を縫って取り付けしてもらってきました。
交換作業が終わって,担当整備士さんやサービス担当さんとの会話は「全く違和感がない!」(笑)自然すぎてハマりすぎです。
何というか,初めからこれだったんじゃないか?と思うくらいピッタリです。パールも良い感じに効いてます。ボンネット開けなければ見えないですが,気分で10馬力増しな感じです。
この作業をお願いして本当に大正解でした。」

との事です。いやいや大変恐縮です(って私は単に塗っただけでアイデアはオーナー様ですので)。

マクロレンズで撮影して頂いた結晶目の画像もありますのでそちらも紹介致しますね。

road163まあ非常に良く撮って頂いて恐縮です(笑)。マクロレンズ、凄い威力ですね!

この度は当店をご利用頂き誠に有り難うございました!またわざわざ画像とコメント有り難うございます!

TOYOTA86のテールランプとキャリパーが装着されたようです

toyota8652 先日お納めしたブレンボのブレーキキャリパーが装着されたとの事でオーナー様より画像とコメントを頂きました。わざわざ有り難うございます!

brembo89 こちらが元々の状態です。インプレッサの純正キャリパーのゴールドカラーですね。

brembo103それをブレンボのレッドへの塗装でご依頼頂きました。

toyota8653 フロントがこんな感じで、

toyota8654リヤがこちらです。

ちなみにテールランプがレッド仕様ですが、こちらはキャリパー塗装の1年前くらいにご依頼頂いています。テールランプの画像もありましたので紹介致します。

toyota8614いつもの定番になっている「レッド+おまけスモーク」の仕様です。

オーナー様からコメントも頂いていますので紹介させて頂きますね。

toyota8655「 先日は「スバルインプレッサブレンボキャリパー」を塗装していただきありがとうございました。

塗装して頂きました「スバルインプレッサブレンボキャリパー」ですが、やっと取付けました。取付した車は以前テールランプの塗装をお願いしたトヨタ86です。

斜め後ろから見た時の赤いテールランプと赤キャリパーの見栄えが良く、見るたびにニヤニヤしております。誠にありがとうございました。

取付けた画像を添付させていただきます。また何かありましたらよろしくお願いいたします。」

との事です。こちらこそ有り難うございました。また何かありましたら宜しくお願い致します!

GRBインプレッサのテールランプが装着されたようです

imp115先日お納めしましたGRBインプレッサのテールランプが無事装着されたようで、オーナー様よりコメントと画像を頂きましたので紹介させて頂きますね。わざわざ有り難うございます!

DSC_0611「さて、装着してみた感想ですが、想像していた以上にずっとカッコいい!

既にblogで紹介されている先行事例も見ているので、出来上がりの姿を想像できていたはずですが、実物を見ると歴然とした差がありますね。

これはやはりランプの塗装のクオリティ、スモークによる深みのお陰だと思います。
ご参考までに添付にて装着写真を送らせていただきますが、スマホで軽く撮っただけの写真ということもあり、実物の方がぐっと良い感じです。
私は滅多に外装はモディファイしないのですが、極めて満足度の高い結果になりました。
本当に今回はお願いして良かったです。ありがとうございました!」

との事です。

いえいえ、こちらこそこの度のご依頼、誠に有り難うございました!

BMW Bonnet Badge Restoration

bmw84 ちょっと古いタイプのBMW純正ボンネットバッジで、既存の塗膜が劣化してボロボロになっていました。通常こういった物は新品に交換するのが一般的ですが、大事な思い出があるとの事で修復を御依頼頂きました(間違っていたらすいません)。

bmw128 塗膜が割れて剥がれているのは中央部分で、かろうじて黒い部分は無事ですが、全体に白い点々が出ているので結局塗装自体は全色行っています。それぞれの色の塗り分けには凸凹の段差が付いていて、そのデザインも勿論残しつつ元の状態に戻します。

bmw130 黒い部分は残すので、そことの境界線をカッターで切込みを入れて剥がれかかっている塗膜を除去します。

bmw132 色も元のように復元するので塗膜片は残しておきます。

bmw136 剥がれ難い部分はペーパーを掛けて削り落としますが、アルミ素地をそのまま残す箇所もあるのでそこは傷を付けないように気をつけます。

bmw138 青と白の塗膜が除去出来ました。

bmw140アルミの素地を残す部分を磨いておきます。周りのフチも同様にです。

bmw139 本来はプライマーを塗らなければいけないのですが、今回はさすがにちょっと特殊なのでいつもとは違うやり方でやらせて貰っています。画像は磨いた部分を避けて綿棒でリン酸を塗っているところです。

bmw142 そしてまず一回目のクリアー下塗りです。本当はここをプライマー&サフェーサーにしたいところですが、残念ながら透明なそれがありませんので密着剤を塗って普通のクリアーを塗っています。普段の仕事ではお受付出来ませんのでご理解下さいませ。

bmw149溝の段差があるのは見た目だけで、最終的な表面はフラットになっていますから、途中工程である程度平滑に研いでおきます。

bmw145 黒を塗る時に「BMW」の文字を残さなければならないので、その部分のマスキングシートを作製する為にデータを作ります。

bmw154 マスキングが少しズレているのは既存のラインよりも少し大きめに塗って輪郭をシャープに仕上げる為です。サイズを間違えている訳ではありません。

bmw156 ベースコートの黒を塗り、二回目のクリアーを塗ります。まだ段差は大分残っています。

bmw157 いよいよブルーとホワイトの部分の塗装に入ります。

bmw159最初に剥がして取っておいた塗膜片を参考に色を作ります。

bmw87溝部分のマスキングシートも予め幅を測って作っておきました。1.0mm~1.5mmくらいだったと思います。

bmw89 一応柄を間違えないようにオフィシャルサイトでマークを確認しながら塗っていたみたいです(苦笑)。まあでも自分の記憶にだけに頼ると本当にロクな事がありませんから確認は大事ですよね。

bmw90 そして全ての色の塗装が完了しました。多分一人ガッツポーズをしていたと思います(笑)。

bmw91クリアーを塗って見た目は完成したように見えますが、まだかなりの段差が残っているのでこの時点では未だ下塗りです。この時点で3回目のクリアーですかね。

bmw162クリアーが完全硬化したらこんな感じで平らに研ぎます。

bmw166 そして再びクリアー塗布です。確かこの時点でもまだ段差が残っていたような記憶があるので、恐らくもう一度塗って都合クリアーは6回塗っていると思います。

bmw167 そして完成です。表面のクリアーはフラットですが溝部分の凸凹はちゃんと残っているのが判ると思います。これのお陰でノッペリせずに済んでいるんですよね。

bmw169作業自体は自動車塗装の応用ですが、恐怖なのは前例が無い事で、しかも失敗した時はどうなるのか・・・と言う事だと思います。

もし当店がまっとうな会社だったらこういった依頼は本来断わるのがセオリーな筈ですが(笑)、その辺が一人でやっている身軽さと言うか利点なのだと思います。自分が雇われている立場で社長(上司)からこれやれって言われてもやりませんし(普通は逆ギレしますよね)、社長の立場で社員にこれやれとは口が裂けても言えません。ただこういった仕事は確実に自分のスキルアップになるので、出来れば(出来る範囲で)今後もやっていきたいと思います。まあ何とか無事終わったのでこんな事が言えているのですが(笑)。