先日下準備を終えていたレクサスRCの純正テールランプとハイマウントランプ、リヤリフレクターレンズの合計7点です。
安定が悪いテールランプは、段ボールなどを使って自立するように固定しています。
ちなみにですが、今回のレクサステールランプのクリアーレンズ部分は純正の状態で若干スモークが入っています。それ単体だと気づき難いのですが、他のテールランプと比べるとそれがよく判ります。右のテールランプはZ34のテールランプで、クリアーレンズ部が白いのが判ると思います(ただそれだけですが、一応そう言う事も気にしておいた方がスモークの調整がし易いので)。
リフレクターレンズはテールランプと違って底が浅く、同じように塗ると真っ黒になってしまうので注意が必要です。濃度の調整は塗り方やコート数、塗料中のスモーク含有量など、その場でそれぞれを見比べながら行います。
リヤnハイマウントストップランプは既に赤が黒い感じで、この辺も塗りながら調整していきます。
スモークは一度に濃くはせず、コート毎に含有量を変えながらご指定の(理想の)濃さに近づけていきます。最後の方はプレッシャーで胃が痛くなったり吐き気を催したりします。
それでも道しるべ的に、参考となる画像があると作業はやり易くはなります。特に自分で塗って撮影した物であれば、より理想に近づけられます。
濃度が決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
表面が凸凹としたレンズは下地処理もそうですし、本塗りにも手間が掛かります。
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。
画像だと光(照明)を向こう側にして見ているので若干薄く感じますが、実際に車体に着くとバンパーの下側、目線よりかなり下になるのでこれよりも黒く見えます。
ハイマウントストップランプはテールランプの赤いレンズ部分の濃さと同じくらいになるように調整しています。
この後は一晩自然乾燥し、後日60度40分程の熱を掛けて硬化させます。また必要に応じて磨き処理も行います(テールランプ系は殆ど磨き処理を行います)。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!