ロータスヘッドカバー結晶塗装 完成

lotus18こちらもお待たせしました!ロータスのヘッドカバーはオレンジの結晶塗装で完成となります。

lotus19ロゴが付いている位置がちょっと特殊で、全体的に見ると結構ノッペリしているデザインです。と言うかボルトの位置も相当変わってますよね・・・。

lotus20以前これと似た形のヘッドカバーを「ポスト」として使われている方がいらっしゃいましたが、確かにヘッドカバーは綺麗な状態なら飾っておいても面白いと思います。固定する為の穴は予め開いてますしね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

TOYOTA 2000GTヘッドカバー結晶塗装 完成

2000gt8 こちらもお待たせしました!トヨタ2000GTのヘッドカバー、結晶塗装の黒で完成となります。

2000gt9 巣穴だらけだった素地も結晶塗装のチヂレ目で殆ど目立たなくなっています。最初の画像を紹介しますので改めて見比べて見ますと・・・。

2000gtこれが造られたのは50年くらい前になるかと思いますので、途中で一度塗ってあると伺っていましたがその半分としても25年ですからこうなるのは仕方無いのかも知れませんね。

2000gt10凸部は塗り終わった後にペーパーを掛けて研磨して光らせます。サンダーだけで仕上げようとすると角が丸くなってしまうので途中からは当て板を使って手作業で研磨しています。これが結構な重労働で、ペーパーの番手も密に揃っていないと上手く仕上がらないので慣れるまではちょっとコツが要るかも知れません。まあ慣れたとしても大変なのに代わりは無いのですが・・・(これだけ御依頼頂いてもお受付出来ませんので)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

メルセデスベンツヘッドカバー結晶塗装 完成

benz97 大変お待たせしました!メルセデスベンツのヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。

プラグカバーは敢えて付けない、と言う場合もある(らしい)ので蓋の内側も外側同様綺麗に仕上げてあります。

benz98このヘッドカバーの場合は凸文字やフィンなどが無いのでちょっと寂しい感じがしますが、もし何か付けたいと思ったら市販品のメッキ製スリーポインテッドスターやロゴ入りのアルミプレートなどを貼り付けるのも良いと思います。ただ実際エンジンルームに着いてみればパイプや配線などの補器類が周りに付くので結構このままでも十分見れるとは思います。何よりもこの色ですからエンジンルーム内では映えますしね。

benz99オイルシール(ゴムのパッキン)などは新しい物を圧入して装着となりますので恐らくはこれから整備屋さんでの作業になるかと思います。塗装済みの部品となると整備屋さんは気を遣うのでちょっと嫌がるかも知れませんが、装着した姿は純正のそれとは全然違うので作業する人も作業後の満足感は大きいと思います(私がそうですので)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

BMW GSフェーエルタンク サフェ入れ

bmwgs 先日素地調整を終えていたBMWGSのパリダカ仕様?フェーエルタンクです。各部のマスキングをしてプラスチック用プライマーを塗ったら2液ウレタンサフェーサーを塗布します。

bmwgs1飛び出た4本の突起はネジ穴をマスキングする為にボルトを挿しているだけです。本塗りの時はさすがにこれでは邪魔なので違う方法で行います。クリアーならまだしも、充填性の高いサフェーサーをしかも5コート塗るとなるとネジ山はしっかり残したかったのでして・・・。

bmwgs2裏側は特にタップリ塗る必要はありませんが、やはり素地を研磨した時の毛羽立ちがあるので3コート程は塗っておきます。後にサフェーサーを研磨した時に下地のポリアミドが露出すると厄介ですので(プライマー無しにそのまま上塗りしても剥がれてしまいます)ある程度は塗っておく必要があるのです。

とりあえずは一段落となりましたので次はオレンジ色(マルボロレッド)を決めたいと思います。もう少々お待ち下さいませ!

 

BMW MINIエンブレム 分解

mini37ミニのフロントエンブレムについていたプレートは両面テープでは無く接着材で頑丈に固定されていた為、アルミ製のプレートは画像のようにクシャクシャになりました・・・。さすがと言うかやはりこの辺はBMWらしいですね(自動車関係に従事している方なら判るかと・・・)。

mini38 ただこの辺は作業する前からある程度覚悟していていた所もありますので一応対策は考えていました。プレートはどの道塗装しますから新たに作れば良いのです。

mini39プレートは平面では無く曲面となっているので、そのアールに似た形の物を型として、プラ板を熱して変形させました。型として使ったのはスプレーガンの蓋です(笑)。やり方は真空成型の逆みたいな感じで、業務用のドライヤーで熱して柔らかくなった板をグっと押し込んで冷やします。

mini40 出来上がった曲面のプライタを元のエンブレムと同じ形にカットし土台に合わせます。ただ表面には多少凸凹とした歪みがあるのでペーパーと当て板を使って平らに研ぎ、さらにサフェーサーで形を整えます。

mini41 ちょっとこの状態だと判らないと思いますが、こちらはリヤの大きい方のエンブレムです。これも削ってみると直ぐに下地のアルミが出て来たので、文字の凸凹を残す(或いはパテで埋める)のであれば削り取ってしまった方が確実なのでダブルアクションサンダーで全部削り落としてしまいました。これなら後でMINIの文字跡が出てきたりする事はありませんからね。安心です。

mini42 平らだったプラスチックの板はこんな感じでレンズのようになっています。何か違うデザインで作って販売したら売れるかも?なんて思うっかも知れませんが、元々付いているプレートを外すのは恐らく常人では不可能ですので多分駄目でしょうね・・・。嫌がらせかと思うくらい強力に付いてます(土台を割らないようにした結果があのクシャクシャのプレートですので)。

mini43そしてプライマーを塗りサフェーサーを塗ってようやく一安心です。

実は事前のイメージトレーニングではファイバーと樹脂(=FRP)で作ろうと思っていたのですが、以前から一度真空成型をやってみたかったと言う事もあって今回はそれの応用?となりました。予想以上に簡単に上手く出来たのでまた何か機会があれば利用してみたいと思います。複雑な形でなければスマートフォンのカバーなんかも作れるかも知れませんね(買った方が確実に安く済む筈ですが・・・)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!