BMW R1200RSパニアケース 分解

 先日お預りしておりましたBMW R1200RSの純正パニアケースです。塗るのはカバー部分のみなので、土台からそれを外します。

 分解の手順としては、最初にこの連結ワイヤーを外し、

 開くとネジが確認出来るので、それらを全て外します。

 使う工具はトルクスのT20のみで大丈夫です。連結ワイヤーのプラスネジは罠なので(既に舐めった跡がありました)、そちらは外さずに残しておくと良いかと思います。

分解はサービスなので費用は必要ありませんが、塗らない土台部分は保管料が必要となりますので、コストを抑えたい方はカバーのみにした状態でご依頼を頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW R1200RSパニアケース塗装承ってます

先日お預りしておりましたBMW R1200RSの純正パニアケースです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状は一部に深い傷と全体に浅い傷があるので、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった行程で下地を整えてからの上塗りとなります。

また色はボディ同色のALPINWEISS III(カラーコード:300)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様で承りました。

アルピンホワイトで塗った施工例がありますので幾つか紹介しますね。

BMW Side Cases

>BMWパニアケース蓋 2トーン塗装 

BMW M Sport Chrome Badge

BMW M Power engine cover & intake manifold ///M color①

画像だと写り方で色が変わって見えてしまいますが、どれも同じアルピンホワイトです。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMWパニアケース塗装 完成

bmw23 大変お待たせしました!BMW R1200RS用のパニアケースの傷補修塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

bmw 元々ご依頼頂く前に新品状態のグレーメタリックをこちらの色に塗装のご依頼を頂いていたのですが、その後のツーリングで駐車していた車体が横倒し(!)になっていたとの事で今回の修理塗装に至っています。

参考までのその前の状態も紹介致しますね。

bmw346元々はこんな感じのグレーシルバーの艶消しクリアー仕上げで、前回これをブルーメタリックの艶あり塗装でご依頼頂いています。

bmw24 色は前回と同様のBMW Motorrad(二輪車)純正色の「ルパンブルーメタリック」(カラーコード:M25)で、配合データもそのままなので全く同じ色に再現出来ている筈です。

bmw25 クリアーは前回と同様、高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となっています。

bmw28 改めて室内で撮影してみました。

bmw29 bmw30 bmw34 前回も二種類の色見本をご依頼&作成しているのですが、今回はさらにレベルを上げて(?)キーホルダータイプの物でご用命を頂きました。

bmw33キーホルダータイプの物は裏側をスムースに加工してあって、さらにサフェーサーで下地を整えているので仕上がりが格段に良くなっています。

また今まではアルミのカラビナだった物を、今回はテスト的にステンレス製のアンカーシャックルにしてみました。強度はかなり高い筈なので、万が一の時にはそれだけを使って何かの役に立って貰えればと思います(いや立たないかも知れませんが・・・)。この辺の事については後日改めて社外記でも紹介させて頂きますね。尚、こちらの色見本は塗装のご依頼を頂いた方のみの対応となっておりますのでご了承下さいませ(ただリキッドシルバー仕様が最後の一個だけ残っています)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

BMWパニアケース 本塗り

bmw19 少し前にサフェ入れまでを行っていたBMW R1200RS用のパニアケースです。その後サフェーサーを水研ぎし、全体に足付け処理を行って本塗り準備完了です。

bmw20 色は前回と同様、BMW Motorrad(二輪車)純正色の「ルパンブルーメタリック」(カラーコード:M25)で、前回作った塗料は既に使えない状態なので新たに配合して作りました。

ディーラーのように決まった色だけを使う場合は余分に色を作って取り置きをしますが、当店のような町工場の場合は対応する色がかなりの数となりますので、塗料はその時使う分だけを作るというスタイルが基本となります。特に輸入外車は本国に比べてボディカラーのバリエーションは限定されていますし(全色は来ないのが普通です)、また主要となる色(売れ筋の色)もある程度決まっていますから、今思えば本当に楽でした・・・。

bmw21 クリアーは今回も高品位なタイプのクリスタルクリアーで承っています。通常使うクリアー(同社STANDOX旧イージークリアー)に比べるとレベリング性能・耐タレ性が高く、綺麗に塗れるのが特徴です。

bmw22今回はキーホルダータイプの色見本も承っていますので、こちらも一緒に塗装しています。

この後60℃40分程の熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させ、必要に応じて磨き処理を行ったら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMWパニアケース塗装 完成

bmw18 大変お待たせしました!BMW R1200RT純正パニアケースの補修塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

bmw381元々はケース下側周りに無数の小傷があって、こちらを「研磨→プラスチックプライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で修正し、新たに色を塗り直しました。

bmw14色はBMW MOTORRAD純正色の「バリアリッツブルー:BIARRITZ BLUE」で、カラーコードは「363」となります。

bmw15今回は「「できるだけきれいに修理していただきたいので」との事ですので、作業のコースは【標準コース】となりまして、塗装後には全体をポリッシュしてあります。

bmw16BMWのエンブレムプレートは元の通り両面テープで貼っておきました。この程度ならサービスで対応していますので取り外さずそのままでOKです(ヘラが無いと本体を傷つける可能性がありますのでむしろそのままの方が良いかと思います)。

bmw17それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!