LOTUS用樹脂製エンジンカバー 結晶塗装&凸文字製作承ってます

lotus40 紹介が遅れて失礼致しました。ロータスエリーゼ用のトヨタエンジンの樹脂製エンジンカバーです。今回はこれに結晶塗装を、そして凸文字を新たに製作~取り付けで承っております。この度のご依頼、誠に有難う御座います!(遂に来ましたか・・・!笑)。

lotus41ロータスエリーゼなる車種はオーナー様の好みでエンジンが選べると言うちょっと珍しいカスタムメイドな車で、今回のオーナー様の車体にはこのトヨタエンジンが積まれているみたいなのですが、エンジンカバーがこのままだとちょっと残念ですので、今回はこれをLOTUS仕様に変えよう!と言う内容です。以前施工例がありますのでそちらを紹介しますね。

lotus43元々あった凸文字を削り落とし、そこにアルミパネルを張ってしっかり固定し、さらにステンレスの切り文字を接着しています。以前の作業内容はこちらのページで紹介していますので宜しければどうぞ。

lotus44全体に結晶塗装を施し、最後に凸文字の上面を研磨して光らせています。この時の切り文字はオーナー様が自ら発注しての持ち込みだったのですが、今回はこの凸文字も当店で(と言うか私的に)作ってしまおう!と言う算段です。まあ社外記を見ている人は判りますよね。NDロードスターの凸文字化計画が止まっているのはこういう事でして・・・。

road87 (1)事の始まりは、のっぺりした新型ロードスターのヘッドカバーがちょっと寂しいので、空いたスペースに凸文字を付けよう!と言うことで(仕事外で)作業をしていました。詳しくは社外記に出ていますので宜しければこちらをどうぞ(一応仕事外の事ですので念の為・・・)。

凸文字作成の流れとしては以下の通りで、

・ロゴデータの作成
・レーザー加工機を使って型を作成
・鋳造
・切削加工(切り出し)

とまではほぼ完成していて、後はいつご依頼が来るのかと首を長くして待っていた状態です(笑)。NDロードスターではありませんでしたが、汎用性が出来る利点を活かして今回はLOTUSで何とかしてみたいと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース クッション貼り付け

viola50先日付属品をネジとナットで固定する作業まで終わっていますので、次はいよいよ最後の工程としてそれらを取り付けた箇所を塞ぎます。

元々はリベットの上にスポンジマットが張られていて、その部分だけカットして切り抜いているので、既存のシートに似たスポンジマットを新たに用意し上から貼り付けます。

viola53 穴ごとに丸くカットする事も考えたのですが多分その方が違和感が強い気がするので普通に四角くカットし、また連続して穴の開いた部分は繋げた状態で貼り付けます。

viola54 画面の中央部分が張った場所です。全然違和感が無いですよね。

viola55そして穴の開いた全ての部分にスポンジマットを貼り付けました。また最初からリベット剥き出しの部分もあったのでそこも序に貼っておいています。

接着剤の臭いが中に残るとマズイので数日開けたままの状態で保管し、最後にもう一度磨いたら完成です。今週辺りを予定しております。もう少々お待ち下さいませ!

ロボット「Robi」 外装パーツ塗装承ってます

robi かなり前に到着していた「ロビ」なるロボットの外装パーツ一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

見ての通りとにかく量が膨大で、多分全部併せると100個を超えるのでは・・・と思う程です。どうやら二体分ある模様です(怖)。

robi1 オーナー様のご希望としては、それぞれのパーツ毎に生じている「色ぶれ」を補正すべく、現状に近い色を塗り、さらに艶消しクリアーでコートして保護をするといった感じです。ですので見た目の大きな変化は無いと思うのですが、とにかく作業内容は大変ですから、費用面の事も考えて一度他の塗装屋さんにも相談した方が良いのでは?という事になったのですが、結局当店にやって来られたという事です。まあいつものパターンですか(苦笑)。

robi2 色については先に部品一式を送って頂いてからそれに近い色を幾つか選んで発送~お貸し出ししまいた。幸いにして主要の3色(と別に黒)は近似色が見付かったとの事でとにかく色は決まりました。

robi4確かに白いパーツ一つとっても部品毎に色が違って、それをそのまま組み合わせるとチグハグした色のボディが出来上がってしまいます。今回の色はソリッドカラーですから一から作っても難しくはありませんが、今後の事を考えると配合データが存在する既存色を使った方が確実です。恐らくは一生物になるでしょうし・・・(そう伺っている訳では無いのですが当店にご依頼頂く方は皆さんそんな感じですので)。

robi3 しかし全てのパーツを一度に塗るとなるとさすがに大変ですから(軽自動車なら多分新車で買えますよ・・・)、まずは必要な部品を少しずつに分けて徐々に塗って納めていくと言う方向で打ち合わせをしています。

robi5 そして今回最初にご依頼頂いたのがこの「マフラー」の部分で、装着されると裏表共に見える部品ですから全体に塗装が必要です。今回はオーナー様に固定用のM2の長いネジを用意して頂きましたので、何とかこれで上手い事固定して全体を一度に塗れるようにしたいと思います。

自動車部品の場合は大抵は塗るのはどちらか片方だけなので実はそんなに面倒では無いのでして(と言いつつ前日塗ったアテンザのパドルシフトとか大変でした・・・苦笑)、逆にこういった部品の方が結構厄介なのです。ぶら下げて塗れる程塗装は簡単では無いですしね。

という事でまずはこのブルーのパーツを二点作業承らせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

(いやー、今回は本当に先が流そうです。笑)

MV Agusta ロアカウルパネル塗装承ってます

mv 先日お預かりしておりましたMVアグスタなるイタリアのバイクのロアーカウルパネルです。確か以前はマフラーステーをご依頼頂きましたよね。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼内容としては現状未塗装のザラザラとしたプラスチック素地を、一緒にお預かりしたフロントフェンダーのホワイトパールに同色塗装で承っています。

梨地の処理としては基本的には「研磨→プラスチックプライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですが、この部品は車体に装着すると殆ど見えない(!)という事ですので今回の下地処理は変則的(簡易的)な方法の「二度塗り」で行います。

サフェーサーを塗った場合はそれ自体でかなり肌が荒れるので(2液はラッカーサフェとはまるで違います)その後の処理としてかなりしっかり研がないと駄目なのですが、今回のように形が複雑な場合はかなり手間が掛かり下地処理費が塗装費を上回ってしまう!と言うことになってしまうのです。

なのでサフェーサーの代わりにクリアーなどの上塗り塗料を使うことで研ぎの作業を無くし時間を短縮させようと言う方法です。ただし本来必要な研ぎの作業が無い訳ですから、デメリットとしてはシャープ感が損なわれます。ただ先に紹介したようにこのパーツは着いてしまえば殆ど見えないので気にならないですし、何もしないで塗っただけの艶が引けた物を着けるよりは全然マシだと思います。

mv1 そして色なのですが、どうもマニアックなメーカーらしく(私も知りませんでした・・・)、持っていたPPGの見本帳にはそのメーカーすら存在していませんでした・・・。STANDOXのサイトではメーカーは確認出来ましたがやはりと言うか3コートホワイトパールの存在など微塵もありませんでして(まあどちらも期待はしていませんでしたが)。

mv2という事ですが何度も紹介しているように車体に着いてしまえば殆ど見えない部品なので今回は近似色という事で既存の色見本帳から似たような色を探すことにしました。ただそれにしても随分と青赤白いホワイトパールで、既存のホワイトパールではどれも色が着きすぎているような感じです。まあバイクの白って全般的に白いですよね(RZの白とかSTANDOX原色の白よりも白いんじゃと思うくらいでして・・・)。

で、色に関しては一応似たような色で、画像にあるトヨタの049を使う事にしました。ただこれでも色が濃いので、実際に色を作る時に(目見当で)色味を抜いてみようと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

メルセデスC63テールランプ スモーク塗装承ってます

benz263先日到着しておりますメルセデスC63の純正テールランプです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

御依頼内容はスモーク塗装で、濃度は「極薄目と薄目の中間」、クリアーはクリスタルクリアーへの変更で承っております。また濃度に関しては参考画像も頂いていますのでそちらも確認しながら調整したいと思います。一応イメージ画像を紹介しますね。

cls3 こちらは以前施工したメルセデスCLSの純正テールランプで、一応こんな感じになる予定です。

cls2最初の状態と比べると明らかに黒くなっていますが、多分これだけを見ても塗られているかどうかは判らないと思います。まあディーラーではバレバレでしょうけどね(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!