タワーバー台座 本塗り

tower5 こちらもお待たせしました!スチール製のタワーザーの台座も無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

tower6 平面は耐水ペーパーで、穴の中や溶接ビード部分は布状の研磨副資材(アシレックススカイ)やナイロンブラシ&ウォッシュコンパウンドで研ぎ付けます。

tower7 直ぐに水気を飛ばし、清掃を行います。

tower8 こういったパーツは角がとても立っているので、気を付けてはいてもサフェーサーを研いでいる時点で素地が露出してしまったりします(ただし濃いグレー色は素地では無く下に塗ってあるエポキシプライマーです)。

tower9 なので本塗りの前に、もう一度全体に薄くプライマーを塗っておきます。

tower10 サフェーサーも入れると下地塗料だけで3種類を使っています。お陰でいつまで経っても中々利益が出ません(苦)。

tower11 その後全体を軽くサンディングし、台にセットして本塗り準備完了です。尚、今回台座の裏側には色は入れません。

tower12ベースコートにはスバル純正色の「クリスタルホワイトパール(カラーコード:K1X)を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

ちなみに段ボールに穴が開いているのは、ベースコートを塗り始めた時点で台座の一部にある穴の裏側が塗れない事に気づいたのでサービスホール的に開けました。本塗り時は左手で被塗物を持って右手でスプレーし、段ボールに開けた穴から表からは塗れない部分を狙い打っています。

tower13 新品だった物をわざわざ塗装を剥がして塗り直していて、さらにオーナー様のご要望としては「錆びるのは嫌」と言う事なので今回は下地にも色々手を掛けています。

tower14それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ルーフアンテナ 本塗り

antena4 先日素地調整を行いサフェーサーを塗っておいたビートソニック (Beat-Sonic) FM/AMドルフィンアンテナです。熱を掛けた後、ガイドコートを塗っています。

antena5ある程度のラインはABS樹脂素地の状態で研ぎ出してあるので、サフェーサーは固い当て板と#600の水研ぎでライン出し、その後#800~#1200でペーパー目を均しています。

antena6 よく脱脂洗浄し、台にセットしたら本塗り開始です。

antena7 色はホンダ純正色の「アラバスターシルバーメタリック」(カラーコード:NH700M)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。画像は既に本塗りが完了した状態です。

antena8色はほぼシルバーで、メタリックの原色は比較的粗い物が2種類、その他「青」「黒」「白」とMetallic Additiv(MIX008)が入っています。これはメタリックのギラギラ感を強くするような添加材で、結構色々な色に使われています。色は半透明で、パッと見は艶消し剤に見え(実際艶消し効果があります)、透かしが白くなって表面が黒くなると言うちょっと変わった特徴があります。DUPONTだと4530Sなる原色で、若い頃はこれの使い方で何度も煮え湯を飲まされました。ただ調色は難しい反面、面白い作業でもあるんですけどね(しかしながら小物の塗装にその費用は計上出来なく、今は別料金で対応しているので中々機会が無いのですが)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。尚今回は一緒にタワーバーの土台部分を塗っていますのでそちらも後程紹介出来ると思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!