こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダシビック用MUGENのテールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
また以前施工したインプレッサのテールランプの濃さを参考にしています。
画像で見ると真っ黒に見えますが、これはこのテールランプの内部に反射板(メッキ)が無い構造だからで、
実際のスモークはそこまで濃くありません。本塗り時の画像を見ると、その差が良く判るかと思います。
光が入ると透明感があるのが判ると思います。
こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダシビック用MUGENのテールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
また以前施工したインプレッサのテールランプの濃さを参考にしています。
画像で見ると真っ黒に見えますが、これはこのテールランプの内部に反射板(メッキ)が無い構造だからで、
実際のスモークはそこまで濃くありません。本塗り時の画像を見ると、その差が良く判るかと思います。
光が入ると透明感があるのが判ると思います。
2019年から2020年に掛けて納期指定でご依頼を頂いていたゼンハイザーE935のマイクロフォンです。
ご依頼内容はかなり複雑で、最終的にこちらのイメージイラストの通りの作業を承りました。
ロゴはエメラルドグリーンをご指定で、また 「グリルとロゴの色味を合わせて欲しい」との事で、まずはデカールでそれらしい色味に印刷した物を用意しました。
下地にシルバーを敷き、その上にイエローとシアンを重ねて印刷しています。印刷に使用しているのはアルプス社のドライプリンターMD5000です(ご協力頂いた塗装屋さん有難うございました!)。
ALPSのドライプリンターについてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。
塗装と同じく下地を透過したキャンディーカラーとなりますので、塗装もこれに倣い同じように行います。
グリルは3色に塗り分けで、無用に膜厚はつけたくないので(強度が落ちる為)中央のリング部をマスキングします。
まずは下色にシルバーを塗ります。STANDOX原色で一番粗いMIX598となります。
以前作成しておいたキャンディーカラーの色見本を基に色を作成します。
予め作製した色をシルバーの上に重ねます。画像は印刷したエメラルドグリーンと、塗装したグリーンを見比べているところです。
色の作成についてはこちらのページでも紹介していますので宜しければご参照くださいませ。
こちらはキャンディーオレンジで承っていますので、以前作成した色見本に倣って塗装を行います。オレンジ:イエロー=1:1を選びました。
ここからは黒の塗装で、マイク本体(グリップ部)も一緒に塗装します。
今回は「キラキラさせたい」との事ですので、先日導入した新原色のガラスフレーク(PP304)を使う事にしました。
黒の上にガラスフレークを含有したベースコートクリアーを塗布します。
デカールに印刷したグリーンとグリルーに塗ったグリーン、それぞれ近い色味に出来たと思います。
キャンディーグリーン、キャンディーオレンジ、ブラック+ガラスフレークの組み合わせとなります。
光に当たるとガラスフレークがキラキラしているのが判ると思います(ただしこの画像だと蛍光灯なのでまだ地味です)。
その後熱を掛けて塗膜を硬化させ、磨き処理も行って数日寝かしたら完成となります。
各画像はサイズの縮小以外は未加工・未編集(撮ったそのまま)となります。
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります(別途オプションにて変更可能です)。
ガラスフレークは二種類あり、今回は左側の青い方を使っています。
先日の続きで組付けを行っているKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riです。
こちらは旧塗膜を剥離する際、溶剤槽に浸け置きして溶かしてしまった部品ですね。
固定されていたアルミのカシメはニッパーでカットして外してしまっていたので、これを再利用は出来ませんから、
穴にエポキシ接着剤を充填し、少し緩いサイズのネジ(M1.2)を挿した状態で硬化させます。
翌日接着剤が固まったらネジを回して取り外します。引き抜くことは難しいのですが、回して外すことは出来ます。
穴の中に残ったエポキシ接着剤にはネジ山が残っているので、それを利用して新たなネジで付属品を固定します。
その他に外してあったパーツを組付けます。ネジは心配無いのですが、怖いのはシャフトの打ち込みです。
自動車の板金塗装だとそれぞれ作業者が分かれている事が多く、私も当時ディーラー務めだった頃、塗装した車体の部品を他の担当の方に組み付けて貰っている時、「おーいタカハタすまん!うっかりドア傷つけちゃったよ。これ、チャチャッと直るかな?、デヘヘ」とか言われて殺意を覚えた事が何度もあります(もちろん目上の方なので何事も無かったように、そして要求通り最速で塗り直して再び渡します)。
なので通常塗った本人が組付ける場合、塗膜に素手で触る(擦る)事すら避けようと思うくらいですから、そう簡単にミスる事はありません。保険に保険を掛けて、さらに仮想組付け(練習)をしてから挑むのが普通です。
という訳で、遂にクレーンアームが架台に装着されました。冬なのに汗だくです。
内部に装着されていた伸縮3段アームも組付けます。これもシャフト打ち込みです。
クレーンの伸縮アームを取り付け、フレームにシャーシを組付けました。
バンパーを取り付け、最後に触っただけで折れてしまいそうな左右バンパーミラーをエポキシ接着剤で固定します。穴がスカスカなので位置を決めてマスキングテープで支えています。
あとは先日塗ったジャッキベースと、クレーンのフックを取り付けたら完成予定です。ようやく最後が見えて来ました・・・!
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたスズキのハイマウントストップランプです。こちらの方は先日スズキK12B樹脂製ヘッドカバーの結晶塗装をご依頼頂いた型で、今回はこちらを透過性の赤=レッドキャンディーで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承りました。この度もご贔屓頂きまして誠に有難うございます!
今回はスモーク無しですので、型は違いますが以前施工したフリードのハイマウントストップランプがやはりレッドのみでしたので、参考までにそちらの画像を紹介します。
その他の画像はこちらの記事から見れますよで宜しければご参照くださいませ。
尚前回ご依頼頂いたヘッドカバーに関しては、「結晶塗装には、大変満足しており、ボンネットを開けるたびにニヤニヤしております。」とのお言葉も頂戴しました。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!