スズキGSX-R750 タンクカウル サフェ入れ

 先日お預かりしておりましたたSUZUKI GSX-R750のタンクカウルです。

「S」のシールの上にはクリアーが塗られていますが、このままペーパーを当てると糊が伸びて面倒な事になるので、先にドライヤーで温めて剥がしておきます。

 シールを剥がした箇所は一段低くなっているので、当て板を使って段差が緩やかになるよう研磨します。番手は#120→#180です。

 その後全体を#240で研磨して均し、フチは#320で足付け処理を行います。

脱脂清掃→台にセット→脱脂→エアーブローをし、プラスチック素地が露出した部分(白い部分)にプラスチックプライマーを塗布します。

シールを剥がした箇所をメインにサフェを塗り、その後全体に3コート程重ねます。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダインサイト 内装パーツ サフェ入れ

先日お預かりしておりましたホンダインサイトのウィンドウスイッチパネル4点です。

 表面はザラザラとした梨地なので、まずはダブルアクションサンダー#120~#180で研磨します。

 その後入り組んだ箇所を#240で空研ぎし、フチを#320で足付け処理をします。

 さらに全体を足付け処理用研磨副資材(アシレックススカイ)で研磨し、脱脂清掃したら爪の部分をマスキングして台にセットします。

 さらに脱脂清掃し、エアーブローで埃を飛ばします。

 足付けがし難い谷ラインの部分を重点的にガスプライマーを塗布します。

ガスプライマーについてはこちらのマツダフューエルキャップ塗装の記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

 プラスチックプライマーを塗布し、続けてサーフェサーを塗布します。

梨地の目はそんなに粗くなかったのですが、ペーパーを当ててみるとヒケで凹んだ部分などがあったので、サフェは多めにウェットで6コート塗っています。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

尚、今回はSUZUKI GSX-R750も一緒にサフェを塗っています。そちらも後ほど改めて紹介いたします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!