TELEFUNKEN M81マイク塗装承ってます

先日到着しておりましたTELEFUNKEN M81マイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はマイク全体をVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)の艶あり仕上げベタ塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。尚、マイク本体にある四角いアルミプレートはマスキングをしてここは塗らないようにします。

グリルはメッキが施されていて、この場合そのまま上塗りを行っても塗料は密着しませんので、一旦サンドブラストを行い、プライマーを塗ってからの上塗りとします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

トヨタマークXテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタマークX130前期純正テールランプ一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装ベタ塗りで、

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

以前同型パーツの施工事例がありますので、そちらも紹介させて頂きます。

この時はクリアーレンズ部をスモークを、赤いレンズ部より薄くするよう塗り分けています。

濃度に関しては、

この時のエクシーガのテールランプや、

こちらの画像を参考にと承っています(今回はスモークベタ塗りなのでクリアーレンズ部もスモークになります)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルサイドオーナメント 本塗り

先日艶あり黒で下塗りを行っておいたスバルGRFインプレッサの左右フェンダーサイドオーナメントです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

今回の御依頼ではこちらのSTIの凹んだ文字部分をスズキ「ミディアムグレー」(カラーコード:ZVL)で承っていて、普通の方からすると「ここに塗料を流し込めば良いのでは?」と思うかも知れませんが、それで純正状態のように綺麗な仕上がりにはなりませんし、そもそも艶々の状態の上に塗装を行っても密着せず剥がれてしまいますから、

ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って、一旦全体に細かい傷をつけます(足付け処理)。

グレーに塗るのはSTIの部分だけですが、クリアーは全体に塗るので足付け処理が必要という訳です。勿論STIの部分だけを塗って綺麗に仕上がるのであれば(そして経年で剥がれなければ)こういった事をする必要はありません。

よく脱脂清掃し、エアーブローで埃を飛ばしたら、

大まかな感じでSTIの周りをマスキングします。

ここでベースコートのグレーを塗り、

マスキングを剥がして余分を除去する方法でやったのですが、凹み文字のエッジが緩いせいか輪郭が綺麗に仕上がらなかったので、

改めて違う方法=マスキングで行う事にしました。以前作っておいたデータがあって、こういう事もあるのではと一応は想定していました。

マスキングを剥がし、改めてグレーを塗りなおしたら、

カットしたマスキングシートを貼ります。

続けて最初に下塗りで使った黒=STANDOX原色MIX571を塗布します。

マスキングを剥がすと、今度はシャープな輪郭の塗り分けが出来ました。

塗装の技術は年数に比例して上がるとは言えない所があって、それは体力面だったり動体視力だったり色々な理由がありますが、少なくとも車体の塗装においては今より30代の頃の方が上手く塗れていたと思います(そのまま続けていたとしても)。

ただ作業方法(手段)においては色々な引き出しが多くなったと思うので、今回のように作業途中での方向転換も比較的冷静に対処が出来るようにはなったと思います。昔だったらパニックになって発狂していたかも知れません(実際仕事中に上手くいかなくて泣いた事は何度もあります)。

よくエアーブローし、タッククロスで拭いて埃を飛ばしたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

平面で塗り分けるのであればマスキングシートを貼ってロゴを塗るだけで済みますが、今回のように元々ある形状に合わせて塗り分けるというのはやはり大変ですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

残るはスバルエンブレムで、そちらの塗り分けはエッジがシャープですから、今回想定していた通りでいけると思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダシビックZCエンジンヘッドカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダシビックのZCエンジンヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状は黒の結晶塗装が施してあって、

ただ一部に腐食が見られる為、一旦塗膜を全部剥がし、サンドブラスト処理を行った上で、現状と同じ様な結晶塗装の黒塗装を施すよう承っております。ホンダの凸文字部も同様に削り出し、こちらは腐食の進行を遅らせられるようクリアーで筆塗りをしておくようにします。金属素地が露出したところから腐食が進行していく典型的な一例みたいな感じですね。

ボルト固定部とプラグキャップ周りは塗装がされていなくアルミ素地が露出した状態ですが、こちらはプライマーと、ベースコートの黒のみにして薄い塗膜にするように(結晶塗装は塗らないように)します。

参考に以前施工した時の画像で紹介しますね。

この時のような感じで、ボルト当たり面とプラグホール周り・ホースパイプ取り付け部はプライマーを塗った上でベースコートの黒を塗っておくようにします。その他スターレットのヘッドカバーの本塗り時の記事も参考になるかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム メッキ枠 下準備

先日お預かりしておりましたスバルGRFインプレッサのエンブレムのメッキ枠です。その後素地調整を行い、プライマーを塗布しました。

中央に嵌るアクリルプレートについては、先日既存の被膜の剥離が無事完了しています。

裏側まで回り込むようにしっかり塗っておきます。

続けてサーフェサーを塗布します。

この後熱を入れて完全硬化させた後、サフェ研ぎ→艶あり黒の塗装を行う予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!