TELEFUNKEN M81マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたTELEFUNKEN M81マイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

VW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

グリルはメッキが施されていた為そのまま塗装を行っても十分に密着しませんから、サンドブラスト処理→プライマーを塗ってからの上塗りとしています。

自然光でも撮影しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

エンブレムは本体から飛び出たような形状になっていて、この場合マスキングの対応だとどうしても色がはみ出てしまいますから、最後にエンブレムのフチを艶消し黒で修正しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

TELEFUNKEN M81マイク 本塗り

先日お預かりしておりましたTELEFUNKEN M81マイクです。

グリル部分はブラックメッキが施されていて、このまま上塗りを行っても塗装は十分に密着しませんから、

サンドブラストを行って表面を荒らします。ツルツルとして硬い表面を凸凹にする事で塗料の食いつきを良くするような処理でアンカー効果を期待しています(身近にある物ではマジックテープのような感じです)。

よく脱脂清掃後、

プライマーを塗布します。

マイク本体の方はグレーメタリックの塗装が施されていますので、これを#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨して足付け処理をしてあります。

まずはベースコートを塗布します。

VW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)となります。

この後よく乾かしたら、

トップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

マスキングした箇所の仕上りが悪くならないよう、2回目のクリアーを塗ったら直ぐにマスキングテープを剥がしておきます。少々リスクが高いですがそのまま固まってガタガタになってしまうのは避けたいのです。

ちなみに少し前までマイクは40本程度お預かりしておりまして、現在ようやく30本程にまで減らせた状態です。これから御依頼頂く場合は半年くらい掛かってしまいますのでご注意くださいませ。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

TELEFUNKEN M81マイク塗装承ってます

先日到着しておりましたTELEFUNKEN M81マイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はマイク全体をVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)の艶あり仕上げベタ塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。尚、マイク本体にある四角いアルミプレートはマスキングをしてここは塗らないようにします。

グリルはメッキが施されていて、この場合そのまま上塗りを行っても塗料は密着しませんので、一旦サンドブラストを行い、プライマーを塗ってからの上塗りとします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

TELEFUNKEN M80マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたTELEFUNKEN M80ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は朱色っぽい塗装が施されていた物に、

紫系パールの色味で塗装を施しました。

色の構成は単純で、バイオレットの原色(MIX855)に、同じくバイオレット系のパール(アメジストPE821)の二種類のみとしています。ただし隠ぺい力が激しく低い為、下色に似たような紫系メタリックを塗っています。

こちらは自然光で撮影した画像です。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

TELEFUNKENのマイクは施工事例が少ない為、ウェブページ掲載用にカラフルな感じの撮影も行っておきました。パステルカラーでは無くても映えますね。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

TELEFUNKEN M80マイク 本塗り

先日お預かりしておりましたTELEFUNKEN M80ボーカルマイクです。既存の塗膜がデロデロしていたのでいつもの布状研磨副資材(アシレックスレモン)の前に、もう少しコシの強い同社研磨副資材(トレカットレモン)で肌を均しておきます。既存の塗装はクリアーが塗っていない1コートソリッドなので、軽い研磨でも色が移ります(当店の塗装は2コート~塗装が基本なのでこうはなりません)。

足付け処理後、各マスキングをやり直し、よく脱脂清掃をしたら本塗り準備完了です。 今回の色はこちらの画像を参考にと承っておりますので、

バイオレットとアメジストパールを混ぜて近似色を作成しました。尚、今回のように色板にスプレーしない5分程度の作業であれば無料で対応しています。

または「本塗りの前に色を見てみたい」という事であれば色板の作成も可能です。こちらは調色費と、また色板の枚数によってそちらの作成費が必要となります。

まずは下色を塗布します。特に今回の為に作った色という訳では無く、保管してあった余った塗料を使用しています。

そして先ほど作成した色を塗布します。無機顔料が入っていない分色は鮮やかで、ただし有機色は隠ぺい力が弱いので下色を塗る必要があります。

ちなみに奥に映っているベアブリックは保存用の色見本で、しっかり配合データを記録した場合はいつもの平板と車型の2種類を残していますが、今回のようにデータは無いけれどまた使うかも知れなそうな色はベアブリックに塗って残しています。

今回見本にした画像のマイクは恐らくアルミ素地に直接カラークリアーを塗ったキャンディーカラーと思われ、ただ当店ではこれに対応していない為(密着性が悪い為)、今回は「似たような色」という事でパールカラーで表現しています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

紫系の原色は彩度が高いので、ぱっと見キャンディーカラーに見えなくもないくらいの色味が表現出来ます(他の色相ではこうはなりません)。

プレート部は2回目のクリアーが塗り終わった直後に剥がしてフチが馴染むようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!