先日2度目の本塗りを終えていたゼンハイザーMD445ダイナミックマイクです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させました。
通常であればこの後デカールの段差を#1500→#2000で研磨して均し、磨き処理(コンパウンド掛け)を行なえば完成なのですが、今回はデカールの範囲が大きいので、磨きでは無く、もう一度クリアー塗装を行う事にします。
デカールの段差を#800→#1500で均し、全体を#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)で足付け処理を行いました。
脱脂清掃ご、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプのスタンドックスK9600エクストリームプラスクリアーとなります。
少し前に導入した常温1時間程で硬化するタイプのクリアーで、クラス的にはクリスタルクリアーより上位になります(ただ溶剤ベースコート仕様だと使い勝手が悪いので、今回のようにクリアー単体の場合のみの使用が基本となります)。
エクストリームプラスクリアーは常温一時間で磨き処理も出来る程に反応速度の速いクリアーですが、一応そのまま恒温器(乾燥炉)の中に保管し、数日寝かしておくようにします。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!