日産ノートブレーキローターハット塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産ノート用のブレーキディスクローターハット塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様なホワイトゴールドカラーにアルマイトされた状態に、

サンドブラストとプライマー塗装を行い、

前回と同じニスモレッド(カラーコード:LA10)の艶消し仕上げで塗装を施しました。

ホイール当たり面はクリアーは塗らず、プライマーとベースコートのみを薄膜で塗装しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

艶消しクリアーを塗っているのはフチの部分だけですね。

天面「山」のプレスライン位置でクリアーを暈しています。

尚、裏側は塗装はせず、また元々施されているアルマイト被膜も傷が付かないようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとう御座いました!

【2024年~2025年】年末年始休業日のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

年末年始の休業期間について、以下にお知らせいたします。

2024年12月31日~1月5日(日曜日)

(本日29日は日曜日ですが通常営業となります。)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

本年も当店をご愛顧いただき誠にありがとうございました。また来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます!

ルーフアンテナ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたビートソニック社製ドルフィンアンテナ(TYPE-10)の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。
元々は黒に塗装済みだった物に、

ホンダ純正色の「アッシュグリーンメタリック」(カラーコード:G545M)で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

比較的細かい目のメタリックとイエローパールが使われた塗色となります。

肌が悪かったオーバーハングの箇所も艶々にしておきました。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

調色作業

年明け早々に行われるライブイベントで使われるマイク塗装のご依頼が入っているのですが、肝心の被塗物であるマイクが諸々の事情で届かず、なので事前に出来る事を最大限やっておく事にしました(画像は本件とは関係無くイメージです)。

色は以前ご依頼頂いた時と同じもので、その時はそれぞれパントンカラーを参考にしたので塗装用の配合データは存在しなく(パントン色見本帳は印刷物です)、それぞれの塗色については色見本帳を参考にして作成していました(画像は本件とは関係無くイメージです)。

ただ配合データが無いという事は同じ色を作る事はほぼ不可能という事なので、見本としてその時に塗装したマイクを送って頂けるよう算段をつけたのですが、そちらも現在ライブで使っているので届くのは後日という事に・・・(時間が読めない作業は胃が痛くなるので避けたいところです)。

と言う訳ですが、幸いな事にその時見本として塗っておいた色板が手元にあったので、マイクが届く前に色を作っておく事に!

しかも今回は色板が平面で十分なサイズ(5cm四方)があった為、測色機を使ってそれぞれの配合データを入手する事が可能に!

ただパントン色見本帳を参考にして作った色は濁りの無い色味=隠蔽力が激しく弱く、実用的な自動車車体への塗装には使われていないような色が殆どなので、出来上がった色を見てみると使い物になるのは2色くらいのみでした。車のボディに使う色としてはコストやVOC対策の観点から塗料の使用量を抑える必要があり、ある程度の隠蔽力が得られるよう黒や白が入っているのが一般的なんですよね。そもそもこれらの色が車体程の面積になると派手過ぎて不人気になってしまうという事もありますし(インドとかのメーカーならありそうですけどね)。

尚うっかりしていたのですが、今年の春頃に工場のパソコンを買い替えていて、その際に測色機を使う為のソフトを移行していなかったので今の環境では使えない事が発覚しました。

対策としては家に持ち帰って使っていた元々のPCを工場に持って来て測色データを出力して事なきを得たのですが、

折角なので工場外にも持ち出せるようノートパソコンの方にインストールをしておくう事に。

ちなみに測色機を使えるようにするにはスタンドックスのデモマンに来てやって貰う必要があったのですが、その為にわざわざ呼ぶのも申し訳ないと思い、更新版を購入した時に付属していた説明書やドライバを使って色々試してみたところ、無事インストールする事が出来ました。これなら今後「出張測色」も仕事に出来るかも知れませんね(そんな事をやる時間は全くありませんが…)。

スバルWRX STI シフトパネル塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバル WRX STIの純正シフトパネルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきましたので、最後にトレー部分を艶消し黒で塗装します。元々ザラザラだったからか艶引けが凄いですよね。

ここはゴムマットが敷かれて見えなくなる箇所なので、新車時(新品時)の状態では塗料ミストでザラザラとした仕上がりになっているのですが、そのままだとタオルの繊維が引っ掛かって気持ち悪いので一旦一緒にクリアーを塗ってそれを抑え、新たにベースコートのみの艶消し黒=【激安コース】の仕様で塗り直すようにしています(ちなみにゴムマットは別売りのようです)。

艶消しクリアーを塗る2コート塗装とは違い、ベースコート(黒)に直接ハードナーを添加して塗っています。

塗り分けの箇所の仕上がりも気になったのでこちらも塗っておく事にしました。

ベースコートの黒単体だと半艶のような仕上がりになりますが、艶消し効果のあるベースコート原色(STANDOX MIX008)を添加する事で周りのシボ模様の箇所と同じくらいの艶消し黒になって境界線の仕上がりが良くなります。

マスキングを剥がして最後にもう一度熱を入れておきます。

そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はシルバーの艶消し仕上げ(艶消しクリアー塗装無し)の状態だった箇所に、

艶あり黒の塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各完成画像はサイズの縮小以外は未加工となります(作業時の画像の何枚かは明るさを上げています)。

艶あり黒と、

艶消し黒のコントラストで、

重厚感のある見た目に変わったと思います。

最初の状態でもこの谷の部分で塗り分けがされていて、

再塗装の際に同じ箇所で塗り分けをしようとすると仕上がりが悪くなるので、一旦クリアーで覆ってしまい、再度艶消し黒を塗り直す事でラインを整えています。

マスク型の不良(メーカーとしては規定範囲内)で食み出ていたシルバーも、

虱潰しにしっかり黒で覆うようにしています。

ただ今回はその食み出方が酷かったので一度の塗装ではちょっと違和感があり、

最後にもう一度ベースコートの艶消し黒のみで仕上がりを整えたという訳です。

よく見てもシルバーが食み出ていた事は判らなくなったと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!