先日サフェ研ぎを行っていたトヨタカローラTE27レビンのフロントグリルロアモールと左右サイドガーニッシュです。裏側はウェットオンでクリアーまで塗ってあるのでここを塗らないようマスキングを行います。
フチから0.5mmくらい内側をマスキングし、2回目のクリアーを塗り終わったら直ぐに剥がせるようにしておきます。
裏側のマスキングは面倒なのでぶっちゃけ足付け処理して一緒に塗ってしまった方が楽なのですが、表面のみの方が集中して塗れるのでこうしました。
樹脂素地が露出している箇所にはプラスチックプライマーを塗布します。
最初は似たような色を塗って下地を隠蔽させます。2コート程を塗りました。
その後調色した塗料を2.5コート塗りました。1コート目はしっかりウェットで塗って乾燥させ、2コート目もウェットで塗ってそのまま続けてセミウェットで追いかけてムラ取りをするような感じですね。
ドライコートで塗ると肌が荒れてそのまま残ってしまいますから、各コートはしっかりウェットに塗り込んでツルンとした肌に仕上げます。
ベースコートをウェットで塗るとゴミが付いた時にそれが塗料に埋まって凸が大きくなるので、
それは各コート毎にチェックして見つけたら#1300程度の布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)で研磨して取り除いておきます。表面についた毛埃ならタッククロス(不織布に粘着剤が塗布された塗装専用の物)で拭き取ります。
最終確認を行ってOKならクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
サイドガーニッシュのカバーパネルは調色のみ行っている以外はまだ未着手で、そちらの方がかなり複雑な作業になるので完成までにはまだ時間が掛かると思います。
凸凹していたラインも自然な感じに仕上がっているかと思います。
一部垂れさがっているのは裏のフチに貼っていたマスキングテープです。そのままだとクリアーの段差が出来てしまうので、2コート目のクリアーを塗ったら直ぐに剥がして馴染むようにしています。
裏吹きの時は片手で持って塗りましたが、今回は台に挿したままクルクル回してスプレーしています。
古い車 
成型時のプレスで波々だった箇所も、サフェの塗装~研ぎで自然なラインになっていると思います。
50年前の車の部品としては綺麗にし過ぎてしまっている感もありますが、前回ご依頼頂いたフェンダーミラーの仕上がりを喜んで頂けているので、今回も細部まで艶々の仕上がりを目指しています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。サイドガーニッシュのカバーパネルですね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!






