先日本塗りを終えていたスバルエンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておいたので、最後に予め作成しておいた両面テープを貼って組付けます。
最初の状態も紹介します。
元々はこの様な状態だった物に、
メッキの枠(土台)を艶あり黒に塗装し、
一旦透明な樹脂状態にしてからさらに全体(表と裏)を包むようにクリアーで下塗りを行い、
まずはアクリルプレートの裏側から六連星の部分を粗目のシルバーメタリック(MIX598)で塗装、その後周り(背面)黒メタリックで塗装しています。
そして最後に表側から透過性の赤=レッドキャンディー塗装を施しています。
この状態だと判り難いのですが、六連星がメッキの状態で同じく上に透過性の赤=レッドキャンディーを塗った物と見比べると違いが判り易いかと思います。メッキでは無くなった事でしっとりと落ち着いた感じになっています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
スバルエンブレムの中でもサイズは小さい方になるのですが、今回はかなり手間を掛けた内容となっています。
ちなみに撮影したのが夕方近く(午後4時頃)だったので太陽光は強く無く、ぱっと見は背面は単なる黒に見えますが、
改めて工場内のスポットライト下で撮影してみると、背面のメタリック粒子が輝いて見えるのが判るかと思います。こちらも画像はサイズの縮小以外は未加工となります。
なお、背面に塗った黒メタリックはメルセデス「マグノナイトブラック」(カラーコード:056)で、これには六連星の所に使った物と同じ粗目のメタリック顔料(MIX598)が採用されています。