S-WORKSステム塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたS-WORKSのアルミ製ステムの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は黒アルマイト仕上で、表面は極細かいザラザラの状態になっていました。

 全体を研磨してサンドブラスト処理を行い、プライマーを塗ってから上塗りを行っています。

 色は事前に色見本帳をお貸出しし、その中からトヨタ「ホワイトパールクリスタルシャインパール」(カラーコード:070)を選んで頂きました。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

 フォークが入る部分は塗装せず、黒アルマイト素地をそのまま残した仕上がりとなります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 ネジを締める際、油もそうですが間にワッシャーを入れて頂くと塗装を傷付け難くなります(プレッシャーワッシャーを入れても良いのですが、それが被塗物側に当たると余計深く傷が入るので、塗装面側には平ワッシャーをお勧めいたします)。

 画像だと判りにくいのですが、遠目からでもホワイトパールの煌めきが判ります。

 明度が高すぎると自然光ではクリアーの艶具合が判りにくいので、

 改めてストロボを使っての撮影もしてみました。

 実物は画像で見るよりも艶々・テロテロに感じられるかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

S-WORKSステム 本塗り

 先日下準備をしていたS-WORKSのアルミ製ステムです。

 表面を軽く研磨し、よく脱脂清掃したら本塗り開始です。

 まずはカラーベースの白を塗ります。白は隠ぺい力が弱いので、しっかりウェットに4コート程塗りました。今回ご指定頂いた色はトヨタ ホワイトパールクリスタルシャインパール(カラーコード:070)となります。

 その後パールベースを塗布します。こちらもドライコートにならないよう注意して、2.5コートで仕上げました(2.5コート=1コート目をウェット塗り終わったらフラッシュオフタイム=乾燥時間を10分程設け、2コート目もウェットに塗って、続けてミッドコートしています)。

 さらにしっかりと乾燥させたら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

 今回の塗色に使われているホワイトパールは4種類あるうちで一番粗いタイプ(MIX826)となります。昔のホワイトパールのように黄ばみが出にくく、すっきりとした白味が特徴です。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

S-WORKSステム 下準備

 先日お預かりしておりましたS-WORKSのアルミ製ステムです。

現状は黒アルマイト処理が施されていて、このままだと塗装(プライマーも)密着しませんから、まずは足付け処理を行います。

 足付け処理の方法は色々ありますが、今回のような形状だとペーパーがしっかり当てられない箇所があるのでサンドブラスト処理を行います。

ただしサンドブラストだと元々ある凸凹がそのまま残ってしまうので、まず最初にそういった部分を削っておきます。上面にあったS-WORKSのロゴ周りを#120のダブルアクションサンダーで平らにし、目立つ平面部分の梨地を#180で均しました。仕上がった時に艶が出るようにですね。

 ネジ穴にボルトを挿し、フォークが入る穴の内側をマスキングします。

 マスキングテープを貼るだけだとブラストのエアーで飛んでいってしまうかも知れないので、マスキングテープの芯に切れ込みを入れてC型にし、穴に差し込んでいます。

 サンドブラストを行いました。

 酸化アルミニウム被膜が取れて、これでようやく塗装が出来る状態となります。

ボルトが入るフランジ部分(の谷ライン)もしっかり足付け処理が出来ました。

 その後リン酸処理と洗浄を行い、マスキングを行いました。

 そしてプライマーを塗布します。今回は一緒にWRX STIのエンブレムメッキ枠を一緒に塗っています(ただし使っている材料は全く違います)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

S-WORKSステム塗装承ってます

 先日お預かりしておりましたS-WORKSのアルミ製ステムです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 表面は細かい梨地に黒アルマイト処理が施されているので、下地処理にはサンドブラスト処理を行ってからの上塗りとします。

色はこちらのトヨタ ホワイトパールクリスタルシャインパール(カラーコード:070)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。

同じ様な内容としては以前3Tのステムを塗装していますので、参考までにそちらを紹介させて頂きます。

 こちらも元々は黒アルマイト処理が施されていました。作業内容を纏めて施工例の記事を作製していますので宜しければご参照くださいませ。

3T Aluminum Stems

 一部にはブラインドナットが打ち込まれていますが、こちらも一緒にサンドブラストを当てて塗装します。

 フォークが入る内側は塗らずにこのままにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

3T Aluminum Stems

 3T(スリーティー)のアルミ製自転車用ステムです。

 ステムの場合は製品価格よりも塗装費の方が高くなるといったケースが多く、お問い合わせはあってもご依頼に至るケースは稀なのが現状でもあります。大量生産と違い、一品のみを手作業で行うとどうしてもコストが高くなってしまう事はどうかご理解下さいませ。

 色についてはフレームカラーの白に近い色をご希望されましたので、予めそれらしい色が含まれた色見本帳を何冊か送り、その中からご希望の色を選んで頂きました。

 ロゴが残ったまま塗装するとその段差が見えてしまうので、最初はサンダーを使って研磨します。

 ネジ穴などをペーパー掛けするのは困難な為、全体にサンドブラスト処理を行います。

 元々あった黒い被膜はアルマイト被膜の為、そのまま塗装を施しても密着しません。密着剤などを使えばある程度くっ付きますが、経年でその性能が落ちた時に塗装がペリペリと剥がれて来る為、塗装前の下地処理は必須です。

 サンドブラスト後、よく脱脂清掃をし、

 まずは裏側にプライマーを塗り、

 表面にも。

 本体はフォークと接する面は塗装はしないようにします。またそこはアルマイト被膜も残しておきます。

 軽くサンディング後、裏側にベースコートの白を塗ります。

 ベースコートがテープフリーな状態になったら台に固定し、

同じようにベースコートの白→クリアーを塗って本塗り完了です。

 本体も同様に行います。

 その後60℃40分程の熱を掛け、さらに数日寝かしたら完成となります。

 ボルトを着けて仮組みを行いました。

 フォーク取り付け面には塗装を行わないようにしているので、フォークに挿し込む時に塗膜がグニューっとなったり、取り付けた後に固着したりしないようになっています。

他にはfi’zi:k(フィジーク)のロゴを入れたステムの塗装例などもあります。宜しければご参照下さいませ。

Fizik bicycle parts