大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダNDロードスター純正テールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
この時の濃さを参考にスモーク塗装を施しました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
先日下準備を行っていたマツダロードスターNDの純正テールランプです。
被塗面は#800~#1300で足付け処理された状態で、よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗って本塗り開始です。
ご指定の濃さは「薄目」で、先ほどのNCロードスターのテールランプと同様、この時の画像を参考に濃度を調整しています。
黒くさせ過ぎないように、それでいてノーマルとの違いが判る程度の濃さとしています。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
この型のテールランプを塗るのは今回が初めてで、面責的にはNCロードスターより小さそうですが、塗り難さ(あと足付け処理の手間)はこちらの方が大きいですかね。
並べて撮影はしていませんが、今回一緒に塗ったNCロードスターとほぼ同じ感じの濃さになっているかと思います。
先日から作業を始めている、次の透過性塗装のターンで本塗りを行う予定のテールランプ等レンズ一式です。
ローバーミニのテールレンズは反射板が無いので、そのまま養生を行ってしまうと光が透過しなくなってスモークの濃さが判らなくなってしまいますから、透明なフィルムやビニールを使ってマスキングを行います。
また他のレンズには反射フィルムを使い、仮想反射板としてこれも塗りながらスモークの濃さが確認出来るようにしておきます。
今回は2セット8個を塗るので、それぞれ4個ずつ「光が通るマスキング」と「光を反射するマスキング」にしておきました。
コシの強い(毛が固い)ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。
その他、バリが残っている箇所は#120~で研磨して均しておき、フチは#500、被塗面は#800で足付け処理、最後に全体を#1300で均しておきます。
次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツ一式です。
画像上段は現行型NDロードスターの純正テールランプで、下段はNCロードスターの純正テールランプです。NCロードスターの方が少し黒いですが、こちらは以前「極薄めと薄目の中間」の濃さでスモークをご依頼頂いたからで、今回これらをこの時の「薄目」の濃さに承っています。こうやって並べて見ると、NDロードスターのテールランプはクリアーレンズ部が既にスモークっぽくになっているのが判るかと思います。
電球の穴をマスキングし、泥汚れを清掃します。ブラシが入らないところは筆を使い、隅まで綺麗にしておきます。
この後は被塗面以外をマスキングし、レンズに足付け処理を行います。来週中には本塗りを行う予定です。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたマツダDBA-ND5RC ロードスター純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。
恐らくその理由の一つとしては、純正の状態で既に若干のスモークが入っているという事だからかと思います。赤も朱色では無く比較的引き締まった深い赤味なので、ノーマルのままでも十分と感じる方が殆どなのではないでしょうか。
濃度の参考となる画像も紹介します。
スモーク濃度は「薄目」で、この時の画像を参考に調整を行おうと思います。
また現在別件でお預かりしていますNCロードスターのテールランプもこちらと同じ濃さで承っていますので、それぞれどのように見え方が違うようになるのかを比較してみたいと思っています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!