DUCATIテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたドゥカティ用のテールランプです。こちらのオーナー様は以前XJR1200のクリアーテールランプをレッド&スモーク塗装でご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き有難うございます!

製品は恐らく社外品で、

既に比較的濃い感じのスモークになっています。塗装では無く樹脂自体が透過性の黒くなっている感じですね。

恐らく車体に接触しているであろう部分で深い傷などが出来ています。

また左右の窪みのフチ周りがザラザラとした梨地になっていて、このまま塗るとデロデロとした仕上がりになりますから、

この部分は研磨して平滑にしてから塗ろうと思います。尚ご依頼内容は透過性の赤=レッドキャンディー塗装で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

袋状に窪んだ部分はかなり深く、スプレーガンによる塗装ではエアーの吹き返しでかなり難しそうな感じになっています。通常のスプレーガンだけでは無く、エアーブラシを併用して行う必要がありそうですね。

尚、既にスモークになっているので、この上にレッドキャンディーを塗っても鮮やかな赤にはならないかも知れませんが、とにかくご希望に沿えるよう尽力したいと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

GSX-S1000GTテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたGSX-S1000GT純正テールランプの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様なクリアーレンズだった物に、

この時の濃さを参考にしてスモーク塗装を行いました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(編集などせず撮ったそのままといった意味です)。

画像だとゴムが貼っていませんが、新しく両面テープを貼り直して元の通りに戻してありますのでご安心くださいませ。

  それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

GSX-S1000GTテールランプ 本塗り

先日下準備を行っていたGSX-S1000GT純正テールランプです。

被塗面(レンズ)は#800~#1300で足付け処理がしてあって、これによりこれから塗装する塗料が十分に密着する事が出来ます。逆を言うとこれを行わないでツルツルの状態で塗ると、最初は良いのですが経年で塗膜はペリペリと剥がれてきます。ネットが普及してからは悪評が広がり易くなったからかそういった事例は少なくなりましたが、昔はこの足付け処理無しで塗る塗装が意外と横行していて(特に販売前の中古車)、それの尻拭いをする事が何度もありました。これをやられると部分的な修理でも結局全部剥がさないといけないので本当に大変な事になるんですよね。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。最初はムラにならないよう含有量を控えめにした極薄いスモーク(ベースコート)から始めます。

画像はスモークを1コート塗った状態で、ここから徐々に含有量を増やして塗り重ねていきます。

レンズ系塗装の場合は、内部に透過した光が反射して戻ってくるので、見え方としては(濃さとしては)コート数の倍になります。3コート塗ったら6コート分の濃さになって見える訳ですね。

なのでコート数を増やすとあっという間に黒くなりますから、それを想定して塗料中のスモーク含有量を調整しながら塗り重ねていきます。

画像では5コート塗り重ねた状態で、全てのコートでスモークの濃さを変えています。

 今回はこちらの濃さを参考にと承っていますので、その時の画像を見ながら濃さを調整しています。

スモークの濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ等透過性塗装 下準備

次回の透過性塗装のターンで本塗り予定のレンズ系パーツです。

GSX-S1000GTテールランプ塗装承ってます

NDロードスターサイドマーカー塗装承ってます

今回はまだ数が集まっていないのでタイミングとしては早いのですが、別途私個人で趣味的に作っている色見本キーホルダーのパーツで塗りたい物があるので、そちらとタイミングを合わせようと思った次第です。

この様な感じで、レーザーカットしたアクリル板に透過色=キャンディーカラーを塗装しています。本当は新色=キャンディーカラーの艶消し仕様を作りたかったのですが、11月のデザインフェスタまで時間的に厳しいので、足りないパーツのみ補填して間に合わせようといった感じです(最近は企業様案件が増えてさらに忙しくなってしまいまして…)。

被塗面(レンズ)以外の箇所をマスキングします。

GSXのテールランプは干渉防止のゴムが貼ってあったので、位置確認の為に撮影をし、

それを剥がして足付け処理を行いました。

本塗りのタイミングはまだ先になりそうですが、塗れる状態にしておけば同系色(キャンディーカラー)で一緒に塗れるので効率良く出来るという訳ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スーパーカブウィンカーレンズ2セット塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスーパーカブ2台分の純正ウィンカーレンズ一式塗装、本日完成となります。

最初の状態を紹介します。

元々はこのように、

クリアーレンズだった物に、

透過性の橙=オレンジキャンディーカラーで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

いつものイエロー:オレンジ=5:1だと赤味が少なかったので、10年前にご依頼頂いた時の画像を参考に途中からイエロー=オレンジ:1:1の配合率に変えて塗装を行いました。

こちらのレンズは前回と同じく一部をクリアー抜きとしています。

塗り分けのラインは内部反射板の壁の位置を参考にしています。

 

またこちらのC125リヤウィンカーは、

後ろ側を艶あり黒に塗装しています。

最初にレンズ全体をオレンジキャンディーで塗装し、

その後熱を入れて完全硬化後に黒い部分と、全体にクリアーコートしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!