大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアプリリアの純正テールランプ塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
またテールランプ下側のナンバー灯になる箇所はマスキングをして赤くせず、クリアー塗装のみ行っています。
こちらも最初の状態を紹介しますね。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアプリリアの純正テールランプ塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
またテールランプ下側のナンバー灯になる箇所はマスキングをして赤くせず、クリアー塗装のみ行っています。
こちらも最初の状態を紹介しますね。
先日下準備を行っておいたアプリリリア(バイク)の純正テールランプです。
赤くしたくない部分=ナンバー灯の窓に予め作成しておいたマスキングシートを貼り付け、プラスチックプライマーを塗布します。
ちなみに先にプラスチックプライマーを塗ってからマスキングシートを貼ると、シートについている糊がレンズ側に残ってしまい大変な事になるのでこの順番としています。
レッドキャンディーは全部で4コート程で、コート毎に15分~30分くらいのフラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)を設けています。一度に塗ると塗膜の中に溶剤が籠ってしまい、後で艶引けやブリスター・硬化不良等の原因になる為ですね。
内部が黒いプレートになっているのでレンズも黒く見えますが、
この部分にプラスチックプライマーを塗布し、
通常だと三カ月程掛かる所でしたが、レンズ系は一度に纏めて塗るようにしているので、今回はギリギリ最後に入ったこちらが予定よりもかなり早く塗れることになりました。
逆に別件でお問合せを頂いていたメルセデスGクラスのフロントウィンカーの方は今回のターンに入れなかったので納期が3か月以上、ただしそれもある程度の数が纏まらなければさらに伸びてしまいますので、短縮をご希望の場合には別途納期指定のオプションをつけていただく事をお勧めしています。
ただしこの納期指定(短縮)のオプションは施行事例のある物に限り、実際にやってみないとどうなるのか判らないような時間の読めない物には対応が出来ませんのでご了承くださいませ。そういった点でマイクはある程度のメーカー、製品が決まっていて新品のみの限っている為に時間が読み易く、「次のライブで使いたい」や「誕生日に間に合わせたい」といった点でご利用が多くなっています。
ただ仕上がりが上がらないのに金額が上がるというのは私的には望んでいませんので、出来れば代替品等を用意して頂き、時間に余裕を持ってゆっくりお待ち頂ければと思っています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツです。
テールランプのレンズ部分は主にアクリル樹脂=PMMAで、PP(ポリプロピレン)程密着性は悪くはないですが、それでもプラスチックプライマー無しではエポキシ接着剤ですらくっつきません。またプラスチックプライマーもツルツルとした面ではしっかり食いつきませんから、被塗面を研磨して細かい傷を作り、アンカー効果を期待して塗料の密着性を高めるようにします。今回の場合だとフチ(レンズ断面)を#500相当で、平面を#800→#1300相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ→レモン→オレンジ)で足付け処理を行っています。
マークXのテールランプは塗り分けで承っていまして、オーナー様に貼って頂いた目印(上部テールランプ)を参考に、先に足付け処理を終えた方のテールランプにラインテープを貼ります。
同じようにトランクリッド側のテールランプも元の印(右側)は剥がさず、それを参考にして先に足付け処理を終わらせた逆側(左側)にラインテープを貼ります。
最後にそれぞれ隣り合うテールランプを合わせ、ラインにズレが無いかを確認しておきます。
その後残りのレンズも足付け処理を行い脱脂清掃を行っておきます。
BRZのテールランプは、以前作成したデータを利用してクリアー抜き部分のマスキングシートを作成しておきます。
アプリリアのテールランプはナンバー灯の部分をクリアー抜きで承っていますので、
マスキングシートを作成しておきました。剥がし易いよう2分割方式にしています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
次の透過性塗装のターンで本塗り予定の、テールランプ等レンズ系パーツです。
テールランプの場合はどうしても掃除がし難い箇所があるので、中古品の場合はある程度クリーニングされている物でもまず最初に清掃を行います。
湿度の高い日本だと、ちょっとした砂埃でも放置すると簡単には取れない泥状の汚れになってしまうので、この場合は水とブラシで洗い流すようにして清掃します。ちなみに砂は「非常に細かい硬い石(硝子)」といった感じの物なので、このままいきなり濡れ雑巾とかでごしごしすると傷らだけにしてしまいますから、擦るというよりは「水の膜で洗い流す感じ」を意識して汚れを落とします。
テールランプ内部には水を入れないよう少しずつ洗い流していくような感じに、また途中でエアーブローなども行います。
外国車のテールランプは穴だらけの構造の物が多いのでジャブジャブ洗う訳にはいきませんが、日本製のテールランプはソケット部と水抜き穴以外は密封されているので、意外と水洗いはし易いようになっています。
先日到着しておりましたアプリリリア(バイク)の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。
またテールランプ下部にあるナンバー灯の箇所は赤くしないクリアー抜きで承っています。
イメージとしてはこのような感じで、四角い部分以外を透過性の赤に、ただし最後のクリアーコート自体はここを含め全体に行うようにします。
以前似たような感じの施工事例がありますのでそちらを紹介します。
この時のヤマハマグザムのテールランプも元々はクリアーレンズ一体式で、下地処理はレンズ全体に、レッドキャンディー塗装時にナンバー灯部分をマスキングし、最後に全体にクリアーコートを行っています。
またこの時のBMW R1200GSの純正テールランプも同じようにナンバー灯部分をクリアー抜きに、さらにこちらは全体に薄くスモーク塗装も行っています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!