大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産Y51フーガ用のステアリングスイッチパネル塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
そちらに輝度感の高いシルバー=STANDOX JLM-906 SPFシルバーで塗装を施しました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
通常のシルバーメタリックに比べて粒子が細かく、正面が明るくて透かしが黒い顔料となります。かなりデリケートなので車体のような広い面積に使うのは難しいかと思います(激しいムラが生じます)。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産Y51フーガ用のステアリングスイッチパネル塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
そちらに輝度感の高いシルバー=STANDOX JLM-906 SPFシルバーで塗装を施しました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
通常のシルバーメタリックに比べて粒子が細かく、正面が明るくて透かしが黒い顔料となります。かなりデリケートなので車体のような広い面積に使うのは難しいかと思います(激しいムラが生じます)。
先日お預かりしておりました日産Y51フーガ用のステアリングスイッチパネルです。
こちらのパーツは元々黒い樹脂に艶消し黒の塗装が施されていて、表面を#800→#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン→オレンジ)で足付け処理を行っています。
フチまでしっかり塗れるよう、裏側は広くスペースを空けて固定しています。
ここで肌を荒らすとこの後の高輝度シルバーメタリックに影響が出てしまうので、ウェットコートでツルンとした肌にしておきます。
続けて輝度感の高いシルバー=STANDOX JLM-906 SPFシルバーを塗布します。
SPFシルバーはベースコート用の樹脂(MIX599)で4倍程に薄めています。
手前手に持っている物が見本としてお預かりしたドアインナーハンドルです。
ドアインナーハンドルは本物のメッキ(装飾クロムメッキ)に艶消しクリアーを塗った物で、今回の塗装ではそれとは全く違う物ですが、それでも通常のシルバーメタリックに比べると輝度感(金属感)があるので一応は近い雰囲気に出来ているかと思います。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
塗装屋さんなら判ると思いますが、こういった輝度感の高いシルバーはクリアーを塗ってしまうと輝度感が弱まるので、見た目重視であればベースコートのみで終わらせる方が良いのですが、そうすると塗膜の強度が無いので使っている内に摩擦で塗膜が擦り切れて下地が露出してしまいますから(純正部品あるあるですね)、なので基本的にトップコートを行う事は必須となります。またそのトップコートが艶消し・半艶の場合はさらに輝度感が弱まってしまうので、今回は見本の半艶とは変えて艶あり仕上げとしています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりました日産Y51フーガ用のステアリングスイッチパネルです。こちらのオーナー様は前回同車のテールランプ塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!
状態としては黒い樹脂に艶消し黒の塗装(恐らくはクリアー塗装無し)が施されています。
状態としては良く、梨地やシボ模様も無いので(平滑な状態なので)、下地処理は足付け処理のみを予定しています。
色につきましては見本としてこちらのパーツを一緒にお預かりしているのですが、これは塗装では無く「メッキ」となりますので通常の塗装ではここまでの表現は出来なく、ですので当店規定のSPFシルバーに、艶あり仕上げ、クリスタルクリアーの仕様で承っています。
ちなみにこういった半光沢の落ち着いたメッキ仕上げは、近年の自動車内装部品に多く採用されていて、メッキなのか塗装なのか判り難い所があります。簡単な見分け方としては、塗装の場合は塗り難い箇所(穴の内部)などは入らなく、メッキの場合はドブ漬けなので入り組んだ細かい所も比較的ムラなく仕上がっているのが特徴です。ただしそのままだとメッキの光沢が強いので、それを落ち着かせるよう表面に艶消しクリアーなどを塗って敢えて輝きを鈍らせるといった方法が採用されています(下地をサンドブラスト等で荒してその後メッキを掛けて半光沢にする方法もありますが、自動車内装部品の場合は前者が多いように見受けられます。
参考までに、ネットで販売されている部品の画像を一例として紹介します。
こちらはトヨタ30系ヴェルファイアのスイッチパネルに被せる社外品のカバーですが、見た感じ今回の見本と同じように見受けられます。
表面から見ると半光沢で落ち着いた感じに見えますが、
裏側を見ると装飾クロムメッキ特有の輝きがあるのが判るかと思います。これだとちょっとクドいので、この上に艶消しクリアーを塗る事で輝きを抑え、丁度良い具合に仕上げているといった感じです。
もしくは、近年はメッキ調塗装も比較的やり易くなったので、これを行った後に艶消しクリアーを塗れば似たような質感にはなるのですが、このメッキ調塗装は「完全硬化した艶あり黒塗装の上に、足付け処理無しでそのまま上塗り」という塗り方となる為、密着性が著しく低く、ですので当店ではお受付していません。出来ない訳では無くやらないという感じでして、何卒ご理解頂ければ幸いです。
尚、今回艶あり仕上げなのは、ただでさえメッキ感の無いSPFシルバーを艶消し仕上げにするとさらに金属感が目減りし、ただのシルバーにしか見えなくなってしまうからです。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!