SHURE BETA58Aマイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE BETA58ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 元々はいつものグレーメタリックのつや消し(クリアー塗装無し)だった物を、

入稿して頂いたデータを基にデカールでロゴ入れを行いました。

 ベースカラーはVW社のキャンディーホワイト(カラーコード:LB9A)で、

 ロゴはシルバーとなります。

 こちらは自然光で撮影した画像です(先ほどはフラッシュを使っています)。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 使っているカメラはNIKONのD200、レンズは同社マクロの40mmです。操作はマニュアルなのでその都度違いますが、ISOは250で固定、露出は5.0くらい、シャッタースピードは1/50くらいです。ストロボを使って撮影する場合は、シャッタースピードを1/125、絞りをF16に出来るので、三脚を遣わずとも被写体全体にピントが合わせられるというのが便利です。

BETA58についているアルミ製のエンブレムは接着剤で固定されていて、これを破損させずに取り外すのは難しい為、マスキングで行っています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE BETA58Aマイク 本塗り

先日お預かりしておりましたSHURE BETA58Aボーカルマイクです。

ボディは#800相当で空研ぎし、グリルボールはナイロンブラシをウォッシュコンパウンド(リキッドタイプの研磨剤)を使ってそれぞれ足付け処理を行っています。

 まずはベースコートを塗布します。色はVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)となります。

 今回はオリジナルのロゴ入れを承っていますので、入稿して頂いたデータからデカールを作成します。

ちなみに最初にマスキングシートのカットを試みてみましたが、やはり文字の部分が細かすぎて綺麗に切れませんでした。ですのでそのままデカールの作成へ移行しています。

 デカールの印刷だとどうしても細部に粗が目立ってしまう場合があるので、多めに印刷してその中から一番出来の良い物を使用するようにしています。もちろんこの時点でどれも綺麗に刷れていなかったらもう一度印刷をします。

 余分をカットし、

 デカール用の接着剤と、水性エマルジョン系の接着剤を併用してデカールを貼りつけます。

 最初に作成したイメージイラストを参考に位置を決めます。

 その後恒温器(乾燥炉)に入れて40℃60分程の熱を掛けてデカールを定着させ、

 続けてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 デカールの場合はその厚みの段差が出来ますが、完全硬化後に#1500→#2000→#3000と研いで滑らかにして磨き処理を行う事で、塗装で行った場合と遜色無く仕上げる事が出来ます。どうぞご安心くださいませ。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE BETA58Aマイク塗装承ってます

先日お預かりしておりましたSHURE BETA58Aボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)で、オリジナルのロゴをシルバーで承りました。

イメージイラストも作成しましたのでそちらを紹介いたします。

ロゴは横幅40mmと比較的大きめですが、文字の部分が細かいのでマスキングシートによる塗装では対応が難しいかも知れず、その場合はデカールでの対応とする予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE BETA58Aマイク ピンクゴールド塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたたSHURE BETA58Aボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

最初からグリルボールにある水色の部分はリング状のゴムが着いているだけなので、塗装時にはこちらを外しています。

マイク本体とグリルのメッシュ部分は「ピンクゴールド」となります。

下色に目(粒子)の細かい高輝度メタリック(STX SPFシルバー)を塗装し、その上に桃色っぽい薄ピンクの透過性塗料(キャンディーカラー)を重ねています。

リング部分の色は、当ウェブサイトにあるWeb色見本より、「S594 1のb、2のb、3のa辺り」で承りました。「僅かに紫味を感じる紫陽花色」といった感じとなります。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

こちらは自然光で撮影した画像となります。

色の深みを強調させる一般的なキャンディーカラーとは違い、淡くて上品な色味に出来ているかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE BETA58Aマイク レッドアルマイト風塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたシュアーのBETA 58Aボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつものグレーメタリックつや消し(クリアー無し)の状態でしたが、

キャンディーレッドに塗装し、デカールを貼り、一旦艶ありのクリアーで塗ってから、もう一度下地処理をしてつや消しクリアーで仕上げています。

 画像だとキャンディーレッドっぽく見えないのですが、これはマイクに対して全方向から光源が当たっているからです。後に紹介する画像では、キャンディーカラー特有の色の深みが感じられるかと思います。

 今回は前後では無く左右側面に「SHURE」のロゴを入れています。

 デカールの段差は下塗りクリアーを研いで均してあるので、現状でよく見てもそれを感じられないかと思います。

 こちらは自然光下で撮影しました。先ほどの画像よりアルマイト感が出ているのが判るかと思います(実物はもっと凄いです)。

ストロボを使った撮影も行いました。さらにこちらの方が金属感が出ていますが、これでも実物の方がさらに金属感を強く感じられます。そもそもの素材がアルミで重量があるので、言われなければ本物のアルマイトだと信じてしまうかと思います。

 ロゴの黒い部分は塗装で行う事も考えたのですが、ロゴと文字の配置が難しそうだったのですべて印刷&デカールで行いました。データはオーナー様ご自身で作成された物を入稿していただいています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!