G-SHOCK エヴァカラー作成

eva_1 こちらもお待たせしました!G-SHOCKの腕時計カバーの塗装も作業着手しておりますのでご安心下さい。

塗色はエヴァンゲリオン初号機の紫で承っていますので、以前その為に取り寄せたエヴァのフィギアを参考に色を作成します。

eva_2色々並んでいますが実際には白とバイオレットとパープルの3色のみで構成されています。

ちなみに画像に写っている小ボトルは市販されている物では無く自分で空ボトルに入れてシールを貼った物です。実際の原色(ベースコート)は全て自宅にあって、以前は使う予定の色をわざわざ工場まで持ってきて調色を行っていましたが、やはりと言うか「あああ!あれがあれば・・・(終)」なんて事がよくあったのでこういう物を作りました。中にはパチンコ球が入っているので容器を振れば攪拌出来るようになっています。といってもそれでは攪拌は不十分なところがありますので、基本的には自宅でちゃんとミキシングマシンにセットされた原色を使って色を作成し(計量調色です)、簡易的な使用はこういった形で対応するようになっています。海外の人がこれを見ても文章は判りませんから「日本だとこんなパッケージがあるのか・・・」と勘違いするでしょうね。

リカンベントカウルパネル サフェ入れ

cover12 他に何か一緒にサフェーサーを塗れる物があればと考えていましたが、そもそもこちらはちょっと特殊なので(とても柔らかいです)、サフェーサーもかなりの軟化仕様にしなければならないですから結局単体で塗る事にしました。

よく脱脂をしてホコリを飛ばし、プラスチックプライマーを塗布したら少し乾燥させてサフェーサーを塗布します。

cover13 ここまでのサイズでサフェーサーを塗るのはちょっと久しぶりかも知れません。補強は入れていますが素材自体柔らかい事には変わり無いのでサフェーサーにも軟化剤をタップリ(といっても15%)添加しておきます。

cover14車体に固定する為のステーが付く部分がその形通りに盛り上がっていますが、こればかりは仕方無いのですのでそのまま進行しています。新しい部品もあるとの事ですが、それを付けても同じ様に変形する筈ですのでどうせなら傷の多いこちらの部品を塗る事で正解かと思います。

いよいよ本塗りの日も近いですね・・・。どうぞもう少々お待ち下さい!(でも裏側の塗装もあるので完成はまだ先ですが)。

メガネフレーム(テンプルのみ)塗装承ってます

zoff1 先日到着しましたメガネフレームです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

zoff2 フロントフレームは艶有りの黒で、サイドフレーム(テンプル)は透過性の斜め格子柄になっています。今回はこのテンプル部のみをフロントと同じく「艶有り黒」で塗装承っています。

zoff3蝶番部分はテンプルの一部として装飾を兼ねているところもありますが、今回はこちらも一緒に艶有りの黒で塗ってしまいます。塗らない箇所はネジ穴だけで、それ以外は真っ黒にしてしまう予定です。フロントは塗らないので今回はレンズの取り外しは必要なく、蝶番を止めているネジだけを外します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

SENNHEISERマイク塗装承ってます

zen 何故かここの所マイクの塗装の御依頼が続いています。それも全て「キャンディーレッド」との事ですので、もしかしたら以前御依頼頂いた方の影響かも知れませんね。TwitterやYoutube等の動画サイトでも紹介されているようですので。

zen1今回の御依頼内容としてはマイク外装は全てキャンディーレッドで、この「[s]SENNHEISER」のロゴを白で承っています。こちらはサイズはもう少し大きくしても大丈夫との事で、細かい文字の「MADE IN GERMANY」や「e935」については省く事になっていますので、今回はデカールでは無く塗装で行う予定です。位置と向きについては現状と同じ様なデザインに致します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。尚こちらの作業は現在お預かり中のSHUREと並行して作業をする予定です。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SUBARUフロントグリル補修塗装承ってます

subaru2 先日到着しておりましたスバルのフロントグリルです。車種は不明ですが純正のグリルを加工した物かと見受けられます。恐らくオーナー様ご自身で一度塗装を試みたのだと思われますが、素地がメッキだったので充分に密着せず相当困ったのでは・・・と思います。

subaru3 エンブレム周りにはパテとクリアーの樹脂?を使って加工されているようです。ただちょっと懸念されるのはメッキ素地の上にパテが被さっているようで、これだと塗装と同様に密着していませんので、今は大丈夫でも後で必ず問題がおきます。と言うか完成と同時にエッジマッピング(チヂレの一種)が出来てどうにもならないかと・・・

subaru5元々どういった形だったのかは判りませんが、現在付いているアルミのネットは上側は表面から、それ以外は裏側からタッピングビスで固定されています。

subaru4ただネジを打ち込んだ箇所の肉厚はそんなにありませんから、ネジは表側に飛び出しているので現状はそれをカットしてちょっとだけ飛び出た状態になっています。

subaru6とにかくこれをまともな形に直すには結構な労力(とお金)が必要になりますが、「とにかく剥がれないようにして欲しい」と言うことですので、それも含めて綺麗な姿に蘇るよう尽力したいと思います。大変なのは判っていますが、こういった内容の仕事は意外と嫌いでは無いんですよね(お陰でいつまで経っても楽が出来ませんが・・・苦笑)。