リカンベントカウルパネル 壁掛け仕様

cover11 ちょっと前に完成していたリカンベント用カウルパネルですが、使わない時の保管用としてロープを付けておく事にしました。テントやタープを張る時に使うアレです。

cover12 カウルパネルの両サイドには補強用にプラスチック製のアングルを固定していて、そこに3箇所ずつ穴を開けてあるのでそれを利用してロープを張ります。途中に長さを簡単に変えられる様に自在金具を取り付けてあるので位置の調整も簡単に出来るようにしています。S字フックは適当な物が無かったので番線を切って曲げて塗って造りました。

cover13出来れば白い壁に飾りたかったのですが・・・。まあいつまでもこのまま出しておく訳には行きませんのでとにかく撮影しました。重量自体そんなに無いので壁にフック一つあればこんな感じで掛けておけます。フチにはゴムモールが付いているので本体に傷が付く事も無いですからその辺に置いておくよりかは断然安全かと思います。飾っておくだけでも断然格好良いですしね!

リカンベントカウルパネル塗装 完成

cover24 先日裏側の艶消し黒を塗り終わったリカンベントのカウルパネルです。先日購入しておいたゴムモールを両面テープでフチに取り付けます。モールは汎用品で、自動車のドアエッジに取り付ける物ですが、多分元々付いていた物も同じだと思います。

cover19そして完成です!室内で撮影するにはちょっとサイズが大きいので今回は外で撮影してみました。ちなみにここは日陰です。

cover20 こちらが日向です。色がグラデーションしているような効果はキャンディー塗装によるもので、全体に散らばった白っぽい点はガラスフレークの輝きです。

cover21画像で見るよりもさらに迫力があると言うかアピール度は高いと思います(これを見た人は皆驚いてますので・・・)。

ちなみに保管方法としては、裏側に補強の為に貼り付けたアングル部分に穴を開けていてそこに紐を通して壁に掛けられるようになっているのですが、ちょっとそちらの画像は間に合いませんでした(オーナー様よりリクエストを頂いていましたので)。こちらは後日改めて紹介したいと思いますのでもう少々お待ち下さいませ。製品自体はもう少しお預かりする事になっていますので発送はまだ先なのです。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

リカンベントカウルパネル 裏塗り

cover22 表側の塗装は終わっていますので後は裏側の塗装となります。これを見た瞬間「あれれ?元々白かったっけ・・・」と思いましたがこれはサフェーサーの色ですね。素材自体は透明なので表面に最初に塗ったサフェーサーが裏から透き通って見えるのです(当たり前ですか・・・)。。

マジックテープが貼ってある箇所はマスキングし、全体に足付け処理してあります。プラスチックプライマーを塗って本塗り開始です。

cover23裏側はクリアーは塗らない仕様ですので、ベースコートに直接硬化剤を入れて塗ったら完成となります。

裏側の両サイドに補強の為に取り付けたアングルには穴が開けてあって、使わないで保管する場合はここに紐などを通せば壁に掛けられるようになっています。フチにはモールを取り付けるので床に直接置いても大丈夫ですがこのサイズがその辺に置いてあるとなると結構邪魔だと思いますから壁に空きスペースがあれば掛けてしまった方が安全且つ邪魔にならないと思います。そちらも後日撮影して紹介したいと思います。

リカンベントカウルパネル 磨き

cover10先日塗り終わっていたリカンベントのカウルパネルです。まだ裏側の塗装も残っていますが先に磨き処理をしておきます。一応紹介しておきますが元々はクリアー(透明)なカバーパネルで、それをキャンディーレッド+ガラスフレークで塗装しています。この形でこの色が自転車の先頭に着く訳ですから相当目立つのでは・・・と思う次第です。

近々裏側の塗装も行いますが先にフラッグポールを近日中に完成~紹介出来ると思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!(もしかしたらこちらも海外に行かれるまでに間に合うかも知れませんね)。

リカンベントカウルパネル 本塗り

cover9大変お待たせしました!リカンベント用カウルパネルは無事本塗り完了しております。裏側は艶消し黒での塗装を承っていますがまずは表側からです。

cover15下色としてシルバーを塗ります。先日紹介したTHUREのマイクと同じく、最初に隠蔽力の高い細かい目のメタリックを塗り、その後粗目のメタリックを塗ります。ちなみにシルバーの原色は大体10種類ぐらいありまして、これはどのメーカーも大体同じです。

cover16 そして透過性のレッドを塗布します。クリアーテールをレッドに塗る時と同じ塗装ですね。ただ今回は前回御依頼頂いたフラッグポール同様、これの上にさらにガラスフレークを塗ります。

flag21ガラスフレークはDOPONT社の原色で、見た目はメタリックに似ていますが、実際はその名の通り原材料はガラス鉱物です。アルミがこんな感じで粉末の状態は普通有り得ませんからね(あっという間に酸化してしまいます)。

このガラスフレークの目(粒子のサイズ)は比較的細かいので通常のストレーナー(濾紙)でも普通に通るのでカスタムペイント用のラメのような煩わしさもありません(塗装屋さんなら判りますよね・・・)。使い勝手が良いのです。

使い方としては直接ベースコートに入れても良いですし、クリアーに入れても大丈夫です。パウダー顔料はその辺の自由度がメリットで、今回はベースクリアーに添加して3コート塗装っぽくします(実際には4コート塗装といった感じですが)。

cover17 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

色はキャンディー塗装らしい鮮やかな発色で(画像では伝わりませんが)、これが自転車の前に付いているとなるとちょっと引きそうです(笑)。

cover18一応この状態でもガラスフレークの目は見えますが、外に出て光に当たるとさらに凄い事になります。余りやり過ぎるとクドくなりますが、今回は下地自体の発色が良いのでその辺は気にせず塗っておきました。これなら周りからの視認性も良く安全面も確保出来ると思います(多分ですが・・・笑)。

一緒に御依頼いただいているフラッグポール(二本目)も同時に塗っていますので後ほど紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!