AUDIX OM11マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたAUDIX OM11マイク塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様につや消し黒だったマイクに、

ファイアーパターン柄に青紫のキャンディーカラーをグラデーションさせて塗装を施しました。

ファイアーパターンは粗目のシルバーメタリック(STANDOX MIX598)で、2層の内の一層には薄く黒を重ねています。

青紫は「KK-13 BURPLE」にマゼンタ系のキャンディーカラーを混ぜています。色相環キーホルダーだと10時に該当する色ですね(KK-22 VOODOO VIOLETTEは9時に該当します)。

自然光でも撮影しました。

クリアーは一回目の本塗りではクリスタルクリアー、二回目はVOCエクストリームプラスを採用しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

ゼンハイザーMD445マイク塗装承ってます

先日到着しておりましたゼンハイザーダイナミックマイクMD445です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は紫と青の2色を使ったレース柄塗装で、その他ロゴ入れも承りました。事前にお打ち合わせをしてイメージイラストを作成していますのでそちらを紹介します。

マイク本体(グリップ部)は青と紫のレース塗装で、グリル部分は紫単色、ロゴは黒メタリック、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで承っています。

各ロゴはオーナー様のオリジナル、ウェブサイトもご紹介いただきました!→Girmm Noir

また以前同型のマイクの塗装事例がありましたのでそちらも紹介します。

こちらも元々はつや消し黒だった物に、蛍光顔料を混ぜたピンクで塗装を施しています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

エアフィルター用遮熱板 下準備

先日お預かりしておりましたヤリス用のアルミ製エアフィルター用遮熱板2枚です。

まずは表面に塗ってあった艶消し黒を削ろうと#120のダブルアクションサンダーを当てたのですが、中々下地が出て来なく、どうもおかしいと思ったらこちらの製品は黒アルマイト(恐らく硬質タイプ)が施されている物でした。通常アルマイト処理をしたらそのままだと思うのですが、恐らくは質感の向上の為に黒く染めた上にさらに艶消し黒を塗っているのだと思います。かなりしっかりした製品のようですね。

尚、無理にアルマイト被膜を削り落とす必要は無く、全体を#120で研磨してしっかり足付け処理をしておきました。

塗装する前に念のためそれぞれの部品が組み合わさる状態を確認しておきました。

つばが外側になるようです。なのでこの部分もしっかり結晶目を出すようにしないとですね。この後リン酸処理を行います。

尚、今回右側の部品は片面のみ結晶塗装の予定でしたが、固定方法を工夫する事で、当初オーナー様がご希望されていたように両面塗れるようにしました。以前セドリックのグリルメッシュネットを塗った時と同じ方法で、被塗物より一回り大きいフレームを作ってそこに細い針金で全方向から固定して宙に浮かせたような感じですね。

通常であれば被塗物の穴をS字フックで引っかけてそのまま塗るのが一般的ですが、それだとスプレーガンからのエアーでふらついたり、しっかり手で持って位置を固定出来ないので私的に好きではありません。特に結晶塗装の場合は膜厚でちぢみ具合が変わりますから、通常の艶あり仕上げ以上に本塗りには神経を使います。

そういった事もあって結晶塗装は比較的早い段階で受付が出来なくなる(細かい点を気にすると採算が到底合わない)と思っていた事もあって、そしてつい先日オートサプライヤーさん(塗料屋さん)からこの結晶塗装用の塗料=リンターが廃盤になったとの報告があり、それであればという事で今回を機に結晶塗装の受付を停止させて頂く事としました。

尚、同メーカーから代替品は出るようなのですが、「各樹脂メーカーの代替品を検討してまいりましたが全く同様の模様を出す樹脂は見つかりませんでした」との事なので、メーカーさんがそう言うのであればエンドユーザー(私のような塗装屋)も納得のいく仕上がりには出来なさそうなので、今ご依頼頂いている案件を持って一旦停止とさせて頂こうと思った次第です。ご不便をお掛けして申し訳御座いませんが、何卒ご理解を頂けますようお願い申し上げます。

尚、新しい結晶塗装用の塗料(ニュー焼付リンター)が思いの他良い物という事が判れば(もしくは既存と変わらない代替品が入手できるようであれば)復活する可能性もあるかも知れません。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(表スモーク/枠艶黒)本塗り

先日下準備を行っておいたスバルSKフォレスターエンブレムです。

今回は同じ黒系=ソリッドブラック・スモークなので同時に行う事にしました。

枠の部品はABS樹脂に装飾クロムメッキが施されている物で、密着剤(スプレー糊のような物)を使えば非常に簡単に塗れるのですが、それだと経年で塗膜がペリペリと剥がれてしまったりするので、通常の塗装と同様の密着性が保持できる下地を作ってからの上塗りとしています。

アクリルプレートもそのままでは無く、一旦クリアー(2液ウレタン)で下塗りを行っています。自賠責保険だけでは不安なので任意保険もしっかり掛けるような感じですね(というか自動車で任意保険入らない人が存在するというのが私的に信じられないです…)。

裏側まで塗れるよう広いスペースを確保して固定しています。

よく脱脂清掃後、まずはスモークのベースコートを塗布します。既に下塗りしてあるのでこの時点でプラスチックプライマーは不要です。

今回参考として送って頂いた画像を見ながら濃度を調整していきます。この時点でスモークは3コート、まだ薄い感じですね。

その後スモーク含有量を少なくして2コート追加しました。

背面の青味が目立たなくなる感じで、丁度良い濃さになったと思います。

その後スモーク塗装で使ったスプレーガンを洗い、続けて土台部品に黒=STANDOX原色MIX571を塗布しました。

黒系ソリッドカラーはデリケートな色になりますのでそれ専用のスプレーガンを設定していて、なので今回はそれぞれ並行してでは無く順番に行っています。

その後十分にセッティングタイム=乾燥時間を設けたら、

最後にトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみにメッキ素地を活かした(透かした)スモーク塗装で「ブラックメッキ風」に出来れば今回の作業もかなり楽に出来たのですが、それだと前記したように上塗り(スモーク塗装)の密着性が保持出来ないので、当店ではお受付しておりません。何卒ご理解頂ければ幸いです。

クリアーは2コート、コート間のフラッシュオフタイム(乾燥時間)は5分程となっています。

昔アルバイトに行っていた町工場では、塗装する環境がとてもよく無かったので(ただの部屋だったので)塗っている最中にゴミが降ってきますから、今回のようなソリッドカラーではクリアーを塗らない「1コートソリッド」が必須でした。関ペのPG80ですね。

1コートソリッドの良い所は、塗装中にゴミや虫が着いても上から塗り重ねてしまえばOK,塗り終わった後でも筆挿しで修正出来たりするので、ゴミが着くような劣悪な環境では非常に重宝されました。

当店でもSTANDOXの1コートソリッド用塗装システム(VOC 2Kエナメル)があるので同じように対応は出来るのですが、デメリットも多いので通常使う事はありません。ただ何かしらの理由でそれを使う場合もあるので、【お任せ仕上げコース】でそれを避けられたいのであればオプションの高品位クリアー(現在だとクリスタルクリアーまたはVOCエクストリームプラスまたはVOCエクストラクリアー)をご指定頂くか、【標準コース】以上でご依頼を頂ければと思います。

実物を見て頂くと判ると思うのですが、元々貼ってあったスモークフィルムとは質感・透明感において今回の塗装の方が優れているのが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ポルシェカイエンテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたポルシェカイエンの純正テールランプです。こちらのオーナー様は同車ブレンボキャリパー一式をご依頼頂いている方で、その時テールランプも一緒に送って頂いたのですが、輸送中にレンズの一部が破損していた為、この度代替品をご用意頂く事となりました。色々とお手配、お手数を頂きまして誠にありがとうございます!

サイズは一般のテールランプより大きいです。

ご依頼内容は「標準濃度」のスモーク塗装べた塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承ってます。

参考画像を紹介しますね。

スモークの濃さはこの時のBRZテールランプや、

この時のラクティスのテールランプを参考にしようと思います。

ちなみに今回新たにご用意頂いた代替品は車体に着いていた物で、画像のようにスモークフィルムが貼ってあった状態でした(最初の画像はこれを剥がした物となります)。

フィルムだと経年で剥がれ&浮きが生じてしまったり、

そもそも肌が悪く透明度も低い(濁りが強い)ので、そういった点を考えて今回塗装をご検討されたのでは、と思う次第です。全然違いますよね・・・!

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!