先日お預かりしておりましたKPGC10型スカイラインGT-R、所謂ハコスカのS20ヘッドカバーです。
その後アルカリ槽に浸け置きをして油分を落とし、そこから次は溶剤槽に入れて旧塗膜を剥離していました。
2カ月程溶剤槽に浸けておいたヘッドカバーです。溶剤槽は元々廃棄するシンナーを溜めて再利用した物ですが、剥離剤程の威力が無いのでここまでの期間浸けておいても完全には剥離されません。
ただ塗膜自体は柔らかくなっているので、ワイヤーブラシやスクレーパーを当てると比較的簡単に剥がれてくれます(とは言っても結構な時間と重労働ですが)。
時間は掛かりますが剥離剤のようにその後の処理に困らないので私的に気に入ったシステムです(手放しでも作業が進行してくれている事も助かります)。
旧塗膜を剥がしてみると腐食が出ている部分が判ります。黒く染みになった箇所ですね。
今回の元々の塗膜はオリジナルなのか再塗装されているのか不明でしたが、綺麗な塗膜の下に今回のような腐食が残っていたり、
パテの補修跡などを見ると、新車時の塗装では無くその後に再塗装されていたのが判ります。
今回は裏側のバッフルプレートが着いたままなので、その中に砂が入らないようマスキングを行っておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

