1/18VWビートルミニカー 本塗り

先日下準備を行っておいた1/18のVW空冷ビートルミニカーです。

フチまでしっかり塗れるよう、極力隙間を空けた状態で固定しています。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばします。

フチまでは足付け処理を行っていますが裏側全体にそれを行っている訳では無いので、こういった場合にのみ密着剤を併用しています。自動車のバンパーを塗る際に、念のためフチの裏側にプライマーを塗っておくのと同じような感じですね(見えない部分だとしても飛んだ塗膜が後でペリペリと剥がれるのを防ぐ為)。

それぞれのパーツは持って塗れるよう芯棒に固定しています。

ドアミラーが付いていた箇所に食み出た接着剤を除去する際、既存の塗膜も一緒に剥がしているので、その部分にはプライマーを塗っておきます(画像は金属素地が露出した状態です)。

同じ様に突起した箇所は足付け処理の際に金属素地が露出しているので、こういった箇所にもプライマーを塗っておきます。

こちらはテールランプの土台部分ですね。こちらもしっかり足付け処理してあります。

ドアの内側はフチがボディカラーなので、こちらはまず一旦全体にそれを塗装し、後で合皮の部分=内張りを当時の実車と同じように艶消し黒で塗り直します。

ボディ本体もアルミ素地が露出している箇所があるのでプライマーを塗布します。

プライマーも塗り過ぎないよう、スプレーガンの口径は小さめの0.6mmを使用しています。

プライマーが乾いたら、

続けてベースコートを塗布します。

色は当時オーナー様が乗られていた車体と同色の、VW純正色「パステルホワイト」(カラーコード:L90D)となります。

ベースコートも同じく口径0.6mmを使用しています。塗り過ぎて細部のディテールを埋めないようにですね。

ドアトリムは内側は塗らず、フチのみに留めておきます。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

通常小物にクリアーを塗る際は口径1.2mmのスプレーガンを使っていますが、今回ミニカーの為にこちらの口径0.5mmタイプを導入しました。家庭用のコンプレッサーでも使える、スプレーガンタイプのエアーブラシですね。

口径0.5mmとその前後のスプレーガンやエアーブラシはいくつか持っていますが、平吹きのパターンが出来て且つ微粒子化の優れたタイプが欲しく、今回の購入に至りました。

塗り肌で艶を出そうとするとどうしてもある程度の膜厚を着ける必要があり、ただそうなると表面張力でクリアーのフチが盛り上がる傾向にありますから、今回それを抑える為、エアーブラシ並みの微粒子で吐出出来るスプレーガンを使いたかったのです。

ちなみに以前塗った1/43のミニカーであれば通常のエアーブラシ(丸吹き)で問題ありませんが、今回程のサイズだとそれでは厳しいと思ったんですよね。

そういったエアーブラシの中でスプレーパターンを平たく出来る物が今回のスプレーガン=IWATAエクリプス(HP-G5)という訳で、

予想通り塗り肌が少ない仕上がりと、フチの盛り上がりも極力抑えられたと思います。

クリアーはいつもと同じくスタンドックスの高品位なタイプ=クリスタルクリアーで、ただ希釈率を通常の15%から20%としています。15%のままだと粘度が高過ぎて塗り難いからですね(ただ事前のテストでは塗れない事はありませんでした)。

ボディ以外の部品であれば丸パターンのエアーブラシでも可能ですが、今回のボディ程となると厳しかったと思います。

ドア内側のパーツは、塗装が完全硬化後に改めてトリム部分を艶消し黒で塗り直すようにします。

前回塗装しておいたナンバープレートは、クリアー層を砥石で研いで均し、

こちらも改めてクリアーだけを塗り直しておきました。

この後はボディ内装も含め、艶消し黒での塗装を行う予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

1/18VWビートルミニカー 下準備

先日1/18のVW空冷ビートルミニカー用として作成しておいたナンバープレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

VW純正色「パステルホワイト」(カラーコード:L90D)に塗装するのはこれらのパーツで、

全体を#800~#1300相当で研磨して肌目を均し、

ペーパーが入らない箇所はナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)で足付け処理を行います。尚、事前に既存と塗膜がシンナーで溶けない事は確認しています(もし溶ける場合はそれらを除去する必要があります)。

よく洗い流して乾燥させておきます。

こちらはオーナー様から頂いた参考画像で、

部品取り用としてお預かりしたもう一台の同型ミニカーに、先日塗装しておいたナンバープレートを仮付けしてみました。

当時の写真だとナンバーの位置がもっと上なのですが、バンパーの下側にナンバープレートを固定する為の穴とその台座が残っているので、それが見えないギリギリの位置(画像の状態)にしようかと思っています。

リヤはこのような感じですね。曲がって見えるのは元々着いているナンバープレートが傾いているからです。

ナンバープレートは一旦研磨して平滑にし、この後本体を塗る際に一緒にもう一度クリアーを塗ろうと思います。ちなみに今回はミニカー塗装の為に新しいスプレーガン(IWATA エクリプス HP-G5)を用意しまして、そちらが届きましたら本塗りを行おうと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

1/18VWビートルミニカー ナンバー作成

先日お預かりしておりました1/18フォルクスワーゲン空冷ビートルのミニカーです。

その後分解作業と右ドアミラーの取り付けも完了しましたので、

まずはナンバープレートを作成する事にしました。

日本基準のナンバープレートを1/18に縮小し、レーザーカットする際に焼失すると想定される分=アウトラインを0.2mm大きくしたデータを使い、

0.5mm厚のABS樹脂板をレーザーカットします。

続けてデカール用紙に、ALPS社のドライプリンター=MD5500を使って印刷を行います。緑色は特色ブルーとイエローを重ねて表現しました。

ドライプリンターについてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

念のため、カットしたABS板を車体(部品取り用)に合わせてみます。

良い感じになりそうですね。

カットしたABS板を研磨して足付け処理し、

プラスチックプライマーを塗布し、適当な白(具体的にはVWキャンディホワイト)を塗って下地を隠ぺいさせ、最後に白の原色(MIX570)をそのまま塗ります。ナンバープレートの白は混じりっけが無く、VWキャンディホワイトだとちょっと色味(色相+暗めの明度)が強すぎている為ですね。

ベースコートの白が乾いたら、

デカールをカットして木工用ボンドを溶かした水に浸け、

デカール専用の接着剤を使って貼り付けます。多めに作っているのはワンオブサウザント方式ですね。

その後エアコン吹き出し口の下に置いて2時間程乾燥させたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

ただこれだとフチにクリアーが溜まってしまっているので、後日完全硬化後に表面を研磨して均し、もう一度今度はシンナーで希釈率を上げたクリアーを薄く塗ろうと思います。ABS板のフチとデカールのフチが丁度重なって(デカールが少し内側にオフセットする事で)表面張力が強く働き、どうしても周りが盛り上がってしまうんですよね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW1/18ミニカー塗装承ってます

先日到着しておりました。NOREV社のBMW1/18のミニカー2台です。

こちらのオーナー様は先日同じく1/18のVWビートルミニカーを御依頼頂いている方で、当初の予定通りこちらのBMWの塗装も承りました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

塗装するのは一台のみで、もう一台は部品取り用となります。

勿論無事に部品が分解出来れば1台で大丈夫なのですが、壊れた時にそれしか無いとどうにもならない状況になってしまう恐れがありますので、ミニカー塗装をお受付する場合は部品取り用も用意して頂くようにしております。

御依頼内容としては、現状のボディカラーから同社純正色の「カーボンブラック」(カラーコード:416)への塗り替えで承っております。

またルーフについては、実車がカーボンルーフの仕様になっていますので、

こちらはオーナー様自らカーボンデカールを用意して頂きましたので、

これを使ってカーボン柄に仕上げる予定です。

ミラーは現状高輝度メタリックシルバーになっていますが、こちらも実車と同じくボディ同色にする予定です。

■オプション:前後ナンバープレートの再現・左右ドアミラー塗装・左右フロントフェンダーダクト・ルーフカーボン柄

フェンダーサイドにあるダクトパネルは艶消し黒への塗装で承っています。

またVWビートルと同じく、前後のナンバープレートは実車と同じ様にと承っております。

バンパー下部は現状艶消し黒になっていますが、実車はグレーメタリックの艶あり仕上げになっているようですので、その様にするかも知れません。どちらにしてもオレンジが食み出ているので塗り直しは必要ですね。

そしてエンブレムについてですが、今回幸いなことにサイズが近い市販品キットが売られていましたので、そちらを取り寄せてみました。

1/18に比べると若干小さいですが、違和感無さそうな感じです(そもそも着いている物も本当に1/18なのか怪しいですし)。

左右フェンダーにある「///M」のエンブレムも若干サイズが違いますが使えそうです。

リヤのエンブレムも一部は使えそうですが、

「850i」については全然サイズが違うので、

既存の物をカッターで切り取りました。

メッキの箇所は本物の金属で作られているようで、再利用が出来そうです。

ただ左側にあった「Xdrive」の黒い部分は単なるインク(印刷)なので2個とも(2台分とも)剥がれてしまい、こちらは改めてデカールを作成し直そうかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。まずはVWビートルの方を作業し、そちらの目処がある程度ついたら(もしくは終わったら)こちらに着手といった感じになるかと思います。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

1/18VWビートルミニカー塗装承ってます

先日到着しておりました1/18フォルクスワーゲン空冷ビートルのミニカーと、部品取り用に用意していただいた2台の合計3台です。 この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状はシルバーのこちらのミニカーを、

当時オーナー様が所有されていたボディーカラー=パステルホワイト(カラーコード:L90D)への塗装で承っております。

尚、こちらのミニカーは右ミラーが存在していない設定で、

ただオーナー様が当時乗られていた車体にはちゃんと右ミラーがありましたので、こちらのカブリオレのタイプをご用意頂き、こちらにある右ミラーを移植するようにします。

また追加の御依頼としては、前後のナンバープレートを当時の物に作り直します。

他にはサイドステップ上の艶消し黒を元と同じように、また現状グレーの内装シートを艶消し黒への変更で承っています。

フェンダーとボディの継ぎ目やガラスモールは現状黒に塗られていますが、

今回これらは再現せず、ボディカラー(白)そのままにする予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!