ハーレートライクテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたハーレーダビッドソントライクの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

テールランプが二つあるのはそれぞれ左右に着くからで、ハーレートライクは通常の2輪車と違って後ろのタイヤが左右に二個ある3輪タイプだからですね。

御依頼内容はスモーク塗装べた塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

濃度としては、こちらの画像と、

こちらの画像を参考にと承っています。結構濃いめのスモークですね。

状態としては中古品で、

レンズ表面には深い傷もありますので、

これらは研磨で削り落としてから上塗りを行うようにします。

また裏側を見てみるとプラスのネジが3本着いているので、

もしかしてレンズのみ単体に出来るのでは?と思ってネジを外してみましたが、全くビクともしません。確かにこの構造でネジ3本だけだと水漏れしてしまいそうですから、接合部にはしっかりシーラーが塗られているのだと思います。

メッキの枠とレンズとの隙間は殆ど無いですが、なんとかマスキングで綺麗に仕上がるようにしてみます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

GRヤリスレンズ類6点塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタGRヤリスのレンズ類一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装べた塗りで、

こちらのリヤフォグと、

こちらのハイマウントランプと、

こちらのミラーウィンカーについては、以前施工したトヨタウィッシュのテールランプのスモーク濃度を参考にと承っています。画像を紹介しますね。

ウィッシュのテールランプは内部にメッキの反射板があり、それ故に比較的濃いスモーク(この時は「標準濃度」)でも見方によっては薄く見える傾向にありましたが、今回のヤリスのレンズ類は内部にそういったメッキが無い為、同じように塗ると真っ黒になってしまいますから、それに気をつけながらイメージを近づけるようにします。

リフレクターレンズにつきましては、「以前施工した同型リフレクターレンズよりも少し濃く」と承っています。こちらも画像を紹介しますね。

いずれもクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

ミラーウィンカーレンズには防汚や風切り音防止の為にEPDMのクッションテープが貼ってあるので、塗装前にこちらを剥がしておきます。

糊が剥がれたり切れてしまった場合には在庫している同じ厚みのエプトシーラーをカットして新たに作りますが、

今回のように新品部品は綺麗に剥がせる場合があるので、糊面を素手で触らないよう細かくカットした剥離紙を貼りながら丁寧に剥がしていきます。

無事剥がせたら剥離紙に貼って保管し、塗装後に元の通りに戻しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

DUCATIテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたドゥカティ用のテールランプです。こちらのオーナー様は以前XJR1200のクリアーテールランプをレッド&スモーク塗装でご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き有難うございます!

製品は恐らく社外品で、

既に比較的濃い感じのスモークになっています。塗装では無く樹脂自体が透過性の黒くなっている感じですね。

恐らく車体に接触しているであろう部分で深い傷などが出来ています。

また左右の窪みのフチ周りがザラザラとした梨地になっていて、このまま塗るとデロデロとした仕上がりになりますから、

この部分は研磨して平滑にしてから塗ろうと思います。尚ご依頼内容は透過性の赤=レッドキャンディー塗装で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

袋状に窪んだ部分はかなり深く、スプレーガンによる塗装ではエアーの吹き返しでかなり難しそうな感じになっています。通常のスプレーガンだけでは無く、エアーブラシを併用して行う必要がありそうですね。

尚、既にスモークになっているので、この上にレッドキャンディーを塗っても鮮やかな赤にはならないかも知れませんが、とにかくご希望に沿えるよう尽力したいと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ドゥカティブレンボキャリパー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたドゥカティ純正のリヤブレンボキャリパー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な未塗装アルマイト仕上げだった物に、

見本として一緒にお預かりしたこちらのフロントキャリパーと同じような配色でと承りました。

素地はザラザラとした梨地だったので、

エポキシプライマーサーフェサーと下塗りを行って平滑な仕上がりにしています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

凸部はフロントキャリパーのロゴを参考にして似たような赤色(近似色)を作りました。

分かり易いよう並べてみました。

一般的な赤に比べると朱色寄り(黄色寄り)の色味となっています。

裏表のパーツを仮合わせしてみました。

今回は分解した状態で塗っていて、それぞれを組み付けるとこのような感じになります。

それぞれの合わせ面には塗装・サンドブラストは行わず、既存のアルマイト被膜を残してあります。

その他塗膜を厚くしたくない箇所=ボルト取り付け部やパッド固定ピンを差し込む穴の内側などはプライマーとベースコートの黒のみで薄膜に仕上げています(特にこの穴の内側にクリアーが入るとシャフトが入らなくなるので)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度の御依頼、誠にありがとうございました!

ドゥカティブレンボキャリパー 本塗り

先日下塗りを行っておいたドゥカティ純正のリヤブレンボキャリパーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

塗装を行いたくない箇所は元にアルマイトを残すようにしています。

表面を研磨し、ペーパーが入らない箇所はナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。完全硬化した塗膜に塗装を行う場合はこれを行わないと密着せず剥がれてしまう為ですね。

よく脱脂清掃し、再度マスキングを行います。

下塗りを行った時はボルト取り付け部を塗らないようにしましたが、今回はこの部分はプライマーとベースコートの黒を薄膜で塗るようにします(クリアーは塗りません)。

最終脱脂処理を行い、

エアーブローで埃を飛ばしたら、

アルミ素地が露出している箇所にプライマーを塗布します。

パッドを固定するシャフトピンを差し込む内側にも塗ります。

ブレンボロゴ部分を大まかな感じでマスキングし、全体にベースコートの黒を塗布します。

ベースコートが乾いたらクリアーを塗りたくない箇所(塗膜を厚くしたくない部分)をマスキングします。ボルト取り付け部とシャフトを通す穴の内側ですね。

最後にブレンボロゴ凸部にもベースコートの黒を塗布します。途中大まかにマスキングをしたのはここで無用に塗膜の厚みをつけたくなかったからですね(別にマスキングしなくても大丈夫なのですが多少の手間で仕上がりが良くなるならやらない手は無いです)。

凸部周りをマスキングし、

シンナーとペーパー掛けで凸部の黒を取り除き、下地の赤を露出させます。

ちなみにプラモデルなどではそれぞれ違うタイプの塗料を使ってこれを行ったりしますが(ラッカー+エナメル(フタル酸)など)、常に屋外で雨・風・熱・紫外線を数年~数十年浴び続ける環境での使用=自動車部品でそういった塗装では持ちませんから、今回行っている物も含め自動車ボディの塗装と同様の内容となっています。

その後細かい箇所を修正したら、

マスキングを剥がし、タッククロス(粘着剤が塗布された不織布)で拭きあげ、エアーブローで埃を飛ばします。

こちらの裏面のロゴはそのまま黒で塗ります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

2コート目のクリアーを塗ったらマスキングを剥がしておきます。フチに溜まったクリアーがそのまま固まって段差にならないようにですね。

ちなみにブレンボのキャリパーの場合、今回のような2輪車用よりも、サイズの大きい4輪車用の方が費用は低かったりします。普段はメンチカツしか作らないお店でコロッケを作るとすると、同じ揚げ物なので出来ない事は無いですがいつもとやり方が全然違うのと同じような感じですね。しかも4新車用のキャリパーは今回のように分割して塗るような事はまず無いですし。

裏側のブレンボロゴは出っ張りが浅いのでこちらを塗り分けるのは物理的に難しいかと思います。どうしてもという場合は削り落としてしまい、新たにマスキングで塗装する方法になるかと思います。

アルマイトは塗装とは比べ物にならないくらい強い被膜ですが、逆にそのままでは塗装は密着しないので、それを部分的に残しつつ塗装をするのは手間は掛かりますね。この時などは地獄のような作業でした…。

この後は一晩自然乾燥させ、後日再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!