ホンダGL1800ウィンドスクリーン塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダGL用ナショナルサイクル(NATIONAL CYCLE) VSTREAMウィンドスクリーンのスモーク塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はクリアーなスクリーンパネルを、

「極薄めと薄目の中間」の濃度で、

  またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを採用しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

通常のテールランプと違い反射板が無く、また下に敷いている布がグレーと黒っぽいので少し濃く見えますが、

実際はオーナ様がご希望される、『GLはまるでオープンカーと同じくスクリーン越しにライディングするので「少し入っているな」程度』になっていますのでご安心くださいませ。

オーナー様はプロ用の塗料を使って自家塗装も嗜まれているとの事ですので、きっと出来上がったこれを色々チェックされるのでは、と思う次第です(自分でやるようになるとどうしても目が肥えますよね)。

ちなみに車を塗っていた以前のprofitでは、出来上がってお車を渡す際に「実はトヨタで整備士やっていまして」とか、「うちの協力工場に出せば割引あるんだけどこちらにやって貰いたくて。BMWのディーラー勤務です」とか言われる方が時々いらっしゃいました(恐)。

  他に日産で整備士をされている方で、同じ内製工場で働いている塗装屋さんに「僕の車STANDOXで塗って貰ったんですよ!」といったら「あんなの固くて磨けねぇよ!」と言われたそうです(脚色無しです。笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ホンダGL1800ウィンドスクリーン 本塗り

 先日下準備を行っておりました、ホンダGL用ナショナルサイクル(NATIONAL CYCLE) VSTREAMのウィンドスクリーンです。裏に透明なシートを貼り、そのフチをマスキングテープで固定して養生しています。また直接台に接触しないよう、マスキングテープの芯を固定して少し浮いた状態にしています。

スモーク濃度は「極薄めと薄目の中間」で、またオーナー様からは『GLはまるでオープンカーと同じくスクリーン越しにライディングするので「少し入っているな」程度』とも伺っておりますので、濃くなり過ぎないよう慎重にスモークを塗り重ねています。

参考にしているのは以前施工したホンダCR-Zのテールランプのスモークです。

濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

マスキングはボンネットを塗る時と同様、裏のプレスラインの内側ぎりぎりのところでブツ切りに、また二回目のクリアーを塗り終わった後に直ぐに剥がす事で段差が滑らかになるようにしています。またフチ(断面)はしっかりクリアーを塗っています。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

最近は極小さい物に限っていますので、このサイズは久しぶりに大きく感じました。

画像だと判り難いのですが、BMW K1200GTのアンダーカウルくらいあるのではないでしょうか。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めてご連絡を差し上げます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ヤマハ マジェスティS テールカウル塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたヤマハマジェスティSの社外品テールカウルの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介させていただきます。

元々は未塗装の黒い着色樹脂だった物で、

 素地葉面はザラザラでは無くツルツルとしていたのでそのまま塗装しても良かったのですが(殆どの場合はそうするかと思います)、

歪やバリなどを整える為に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってから、

 上塗りを行いました。

色はソリッドカラー(パールでもメタリックでも無い)黒で、

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

 塗装後の磨き処理も行っております。

 この辺もパーティングラインをカットしてバリが残っていたりしましたが、

 滑らかで自然な感じに仕上がっているかと思います。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ホンダGL1800ウィンドスクリーン塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダGL用のウィンドスクリーンです。ナショナルサイクル(NATIONAL CYCLE) VSTREAMなる製品との事です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はこちらを「極薄めと薄目の中間」のスモークベタ塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承りました。またオーナー様からは『GLはまるでオープンカーと同じくスクリーン越しにライディングするので「少し入っているな」程度』とも伺っておりますので、ご希望に沿えるよう調整したいと思います。

その他参考となる画像もご指定頂いておりますのでそちらも紹介させて頂きます。

こちらは以前施工しましたホンダCR-Zの純正テールランプで、その他の画像はこちらの記事からご覧いただけます。

ちなみに今回のオーナー様は、以前当ウェブサイトにあった「相談掲示板」で何度かご質問頂いた方との事で、以前乗られていたCBではパナロックを使った自家塗装もされていたとの事です。ガチの方じゃないですか・・・(笑)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ヤマハ マジェスティS テールカウル 本塗り

 先日サーフェサーを塗っておいたヤマハマジェスティSの社外品テールカウル(カバー)です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

 力を掛けるとポキっと折れてしまいそうなので慎重に研ぎ作業を行います。

 そもそもサフェ研ぎはペーパーを押し付けるのではなく「切る」ような感覚で行うもので、切れの悪くなった古いペーパーで力いっぱい研ぐような事はしません。バンバン新しいのに取り換えていきます。

 最初は固い当て板で面出しを行い、その後鋭角なラインを整えていきます。

 こういった箇所もペーパーだけを使うのではなく、最初は必ず当て板を使って研いでいきます。

 塗装屋さんなら判ると思うのですが、上塗りを行うと綺麗に見える反面、どうしても本来のラインを崩してしまうところがあるので、とにかくこの時点できっちり仕上げておく必要があります。

 よく脱脂清掃し、エアーブローをして本塗り開始です。

 まずはベースコートの黒を塗ります。

 一般的にはトップコート=クリアーが難しいと思われがちですが、実はベースコートの方が重要で、如何にここで肌を荒らさないで塗るかで仕上がりが(そして耐久性も)変わってきます。ドライコートで肌を荒らしてしまうと幾ら艶々に仕上げても艶が引けた状態になってしまいますし、また密着性も悪くなってしまいます。車の塗装なら当然の事ですが、ガムテープをバンバン貼って剥がしてを繰り返しても塗膜は剥がれたりしないのが普通です(この状態でもクリアー塗装後でもどちらでも)。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみにこちらの画像の方が綺麗な仕上がりに見えますが、これは単にピントが蛍光灯の位置になっているだけなので塗装面(クリアー肌)は全く見えません。かなり汚い肌でも綺麗に見えてしまうので誤魔化すには良い方法ですが、本来の仕上がりが判らないのでNGです。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!