以前ご依頼頂いて紹介していなかった案件なのですが、意外とお問合せが多い為、施工事例として作業内容を紹介します。
SHUREのマイクに装着するグリル部分のパーツで、現状シルバーメタリックに塗装されているのですが、元々の塗膜は非常に薄く(クリアー塗装は無し)、金属アレルギーをお持ちの方だとその影響を受けてしまうとの事でご相談を受けました。
「見た目的には純正と同じように」との事で、STANDOX原色のMIX595を採用します。
作業中の撮影していなかったので、こちらを含む一部の画像は別の案件の物を使わせて頂きます。
塗膜の厚みをつけるだけならクリアー塗装のみでも良さそうですが、塗装を行うにはまず素地調整=足付け処理が必要で、その際に被塗面には傷が付いてしまいますから、今回の場合にもベースコート(シルバー)の塗装は必須となります。
尚、グリルの場合はその構造上(メッシュ形状)ペーパーが隙間の奥に当たらない為、
またはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行うようにしています。これらは新たに塗装する塗膜が簡単に剥がれないようにする為の下地処理となります。
その後プライマーを塗り、シルバーメタリック(ベースコート)→艶消しクリアー(トップコート)の塗装を行って、60℃40分程の熱を掛けたら完成です。
クリアーまでしっかり塗って膜厚を確保する事で金属アレルギーでも問題無く使えるように出来たと思います。
その後オーナー様から使用上のご感想とご報告を頂いたのでこちらも紹介をさせて頂きます。
「マイクのグリル塗装をして頂いてからは唇の荒れは1度も発症しておりません。唇の荒れが金属アレルギーからきていたものなのかは正直なところ検査などをしたわけでは無い為断定は出来ませんが……。
グリルを交換してからは不調になることは無くなったため、おそらく私自身金属アレルギーが原因だったのだと思われます。
塗装して頂いてから週1のペースで3時間~4時間ほど現在まで使い続けていますが、アレルギーは今のところでておらずとても助かっております。」































