フェラーリ430リモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたフェラーリ430純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は現状と同じように裏表カバーパネルを赤=フェラーリ純正色のロッソコルサ(カラーコード:300)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

現状塗装が剥がれているのは何かしら固い物などに当たって塗膜が剥がれたという事が理由ですが、それの他に塗膜の密着性も関係しています。なので既存の塗膜は全部剥がし、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってからの上塗りとします。

鍵本体は黒い樹脂(プラスチック)素材の上にラバーコートのような被膜が施されていて、

こちらも経年劣化で剥がれてしまっていますので、こちらは艶消し黒への塗装で承っています。同じく「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行います。

参考までに以前施工した時の画像を紹介します。

この時は元々状態が良かったので鍵本体の艶消し黒は塗っていませんでした。

この時のブランクキーは裏表カバーパネルと鍵本体も塗装しています。

カバーパネルと中の基盤を取り外しました。

跳ね馬のエンブレムは窪んだ箇所に嵌め込まれたような状態で、表側から外そうとするとカバーパネルかエンブレムに傷が付いてしまうので、

裏側からピンバイスを使って小さい穴を開け、

ドライヤーで温めて両面テープの粘着力を弱くし、空けた穴からポンチを押し込んで跳ね馬プレートを持ち上げます。開けた穴は塗装後に埋めておきますのでご安心くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

R33ブレンボキャリパー 下準備

昨年にお預かりしておりました日産スカイラインR33GT-Rの純正ブレンボキャリパー一式です。順番的にはランエボのブレンボキャリパーの方が先なのですが、そちらオーバーホールを行う際にブリーダーバルブ取り付け部が腐食の固着でトラブルが生じておりまして、ブレーキ屋さんが先にこちらのオーバーホールとサンドブラスト作業を行なって送り戻してくれました。

アルミはそれ自体で不動態被膜(酸化皮膜)を作って腐食し難くする性質がありますが、厚みは数ナノメートルと極薄で、しかも素地が凸凹として表面積が広くとてもデリケートな状態ですので、早めに防錆処理=プライマーの塗装を行うようにします。

ブレーキ屋さんの方でマスキング&脱脂清掃もして貰っているのでこのままの塗れる状態でもあるのですが、表面が凸凹としたままだと艶引けの原因になりますし、また現状だと判り難いですが中古品の場合は打痕や深い傷などがありますので、

目立つロゴ面を、まずはシングルアクションサンダー#120で研磨します。

続けて#120→#180のダブルアクションサンダーでペーパー目を均します。またサンダーが入らない箇所は#180→#240の手研ぎを行います。

全体をシリコンオフでスプレーして洗い流すようにして脱脂清掃を行います。

通常の脱脂作業はウェスで拭き取るのですが、今回のような形だと穴の中など手が届かない箇所があるので、その場合はシリコンオフをスプレーしてブラッシング→エアーブローで掃き出して余分を拭き取るといった事を数回繰り返して脱脂します。

脱脂清掃が終わったらエアーブローで埃を飛ばし、

全体にプライマーを塗布します。

ここまで行えば腐食(錆)を防げますので安心です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スイフトテールランプ&ハイマウント&バックフォグ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスイフトスポーツの純正テールランプと、その後本塗りを行ったハイマウントストップランプとバックフォグの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

テールランプは元々はこの様な状態で、

バックフォグとハイマウントストップランプはこの様な状態でした。

テールランプはこの時の濃さを参考にスモーク塗装を施しました。

尚、赤いレンズ部とクリアーレンズ部とではスモークの濃さを変えていて、

赤いレンズ部に対して、

クリアーレンズ部を薄いスモークにしています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

バックフォグは「極薄スモーク」で、

ハイマウントストップランプは「透過性の赤=レッドキャンディー+極薄のスモーク」(テールランプより薄めのスモーク)としています。装着される箇所がスポイラーの下で陰になる為、それを考慮してスモークを薄めにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルWRX S4テールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたスバルWRX S4(VBH)の純正テールランプです。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

スモーク塗装はベースコートクリアー(透明なベースコート)にスモーク専用の顔料を添加し、それの含有量とコート数で濃度を調整していきます。

最初の1コート目は控えめに、2~3コートで目標とする濃さの少し手前まで持って行き、

残りの1~2コートで微調整を行ってご指定の濃さに合わせます。濃くし過ぎるとNGで、ただ今回のように見本としている画像と実際に塗るテールランプはそれぞれ違う型の物ですから、仕上がった時のイメージも含めて微調整を行うようにしています。

濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

明るすぎる感じの赤味はシットリと落ち着いた感じになっているかと思います。

コントラストが効いたお陰で内部反射板の形状が際立って格好よく見えるようになったかと思います。

クリアーレンズ部も黒くなり過ぎない感じで丁度良い濃さになっているかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

カローラⅡフロントウィンカーレンズ 本塗り

先日下準備を行っておいたトヨタカローラⅡのフロントウィンカーレンズです。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

マスキングは、フチの黒い枠とレンズの隙間に差し込むような感じで貼っておきます。

まずは1コート目です。

御依頼は透過性の橙=オレンジキャンディーカラーとなりますが、オレンジ単体の原色を使うと赤味が強すぎる為、イエローキャンディー:オレンジキャンディーを5:1に配合して使用しています。なので最初の1コート目ではオレンジ味は殆ど感じられません。

ただ赤味は強いので、コート数を重ねていくと徐々にオレンジ味に近づいていきます。

「だったらオレンジを薄く塗れば良いのでは?」と思うかも知れませんが、それだと「単に薄いオレンジ」が出来上がるだけなのでNGです。レッドキャンディーを単体で塗って色が薄いと褪色したピンクに見えないのと同じような感じですね。あと塗りムラやダマを目立たなくする為にコート数を多くするという理由もあります。

こちらが3コート目で、

4コート塗って丁度良い色味のオレンジになりました。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

しっかりオレンジ味になり、しかも純正と同じような自然な色味(赤味)になっているのが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!