ホンダフィット内装パーツ 下準備③

 先日2回目のサーフェサーを塗っておいたホンダフィットの内装コンソールパネルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

ある程度のライン出しは最初のサフェの空研ぎで済ませておいたので、今回は水研ぎから始めます。より細かいラインの形成ですね。

コントロールパネルに合わせて作ったアクリル板を嵌めて開口部のラインを整えます。

良い感じに出来たので一旦ここで作業を止め、本物のコントロールパネルの到着を待ちます。

そして後日、お願いしていたコントローラーが届きました。

実際に合わせてみましたが、嵌りません(笑)。

というのも、外のパネルは問題無いのですが、内側にある本体がどこかに当たっているようです。

裏側を見ると、加工された箇所のバリが引っ掛かっているようです。

他の箇所もサフェが塗られた事でその分窮屈になっているので、それらをカッターで削り落とします。

パネルが嵌るようになったらさらにフチのラインを削って形を整えます。ここでは空研ぎ#400を使いました。

その他の付属品も仮合わせをして確認しておきます。シガーソケットは完全に嵌め込むと外すのが大変なので(爪が8箇所もあるので)、最後まで押し込まないようにしておきます。

この画像だとコントローラーパネルが固定されていないので隙間がズレていますが、最終的には裏側にスチール製のプレートが着いてそこにコントローラーの磁石がくっ付く構造になっているので問題ありません。重要なのはコントローラーパネルとコンソールパネルの穴の隙間の幅と平行が出ているかどうかですね。

各辺とも良い感じに仕上がったと思います。

元々どのようになっていたのか判りませんが、恐らくは上下の幅は同じで、左側に10~20ミリくらい幅を広げているのでは、と思う次第です。

ラインの確認が済んだら最終#800~#1500の水研ぎでペーパー目を均し、よく清掃しておき本塗りのタイミングを待ちます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ワイヤレススイッチ塗装承ってます

先日到着しておりましたワイヤレス押しボタン送信機です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は周りの白い部分=カバーパネルを艶あり黒への塗装で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。中央のボタン部分は塗装せずそのままとします。

カバーパネルは上下二分割の構造になっていて、

重なる部分と内側は塗らないようマスキングをしておきます。

分解も出来なくは無さそうな構造だったのですが、防水型と言う事なので塗料ミストが内部に入り込む可能性も低いですからボタンはマスキングでの対応としました。また裏側のシールは残すようこちらもマスキングしておきます。

今回は「漆のように」との事なので、以前同じような御依頼で施工した事例を紹介します。

こちらも元々は白い樹脂素地だった物に、ご指定の柄で金色のドライレタリングを、ベースコートの黒とトップコートクリアーの間に貼り付けています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム(枠無:背面赤)下準備

先日お預かりしておりましたスバル純正エンブレムです。

今回は背面の青をキャンディーレッドへの変更で承っていますので、まずは#120のダブルアクションサンダーで被膜を削り落とします。

尚、この時点では表面にマスキングテープを貼っていたのですが、

それだと青い被膜が残っていないか確認出来ないので、透明な粘着シート(塩ビの透明カッティグシート)に張り替えました。

その後#180→#240→#320→#400と番手を上げていって(細かくしていって)ペーパー目を均します。ここまでは空研ぎとなります。

その後さらに#600→#800→#1000の水研ぎでペーパー目を均します。この後に塗る塗料が食いつくようある程度の傷=足付け処理は必要ですが、それが深すぎると残って見えてしまうので最終#1000~#2000の間で都度適正な番手にしておきます。

六連星の部分はペーパーが当たらないのでナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理をしておきます。

表面に貼っておいた透明のビニールシールを剥がし、問題無いかを確認します。

表面は塗らないので塗料が飛ばないようマスキングをしておきます。

プラスチックプライマーを塗布し、

クリアーを塗って下塗り完了です。

以前は直接本塗りをしていたのですが、数%程の割合でひび割れが起こる事があったので、任意保険的に一旦クリアーを塗る事にしています。

2回目のクリアーを塗ったらマスキングテープのフチをある程度剥がしておき、クリアーが溜まるのを防いでおきます。

この後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、後日本塗りを行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダフィット内装パーツ 下準備②

先日サーフェサーを塗っておいたホンダフィットの内装コンソールパネルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

今回は単なる塗装では無く、社外品のコントローラーを取り付ける為にオーナー様が広げた穴の部分の修正も承っていますので、

全体のラインを整えつつ、開口部を修正します。

コントローラーは日常使う物と言う事で一旦ご返却していて、現在再びそちらをご用意頂くよう手配をしています。ただ最初にお預かりした時にコントローラーパネルの形状をデータ化→アクリル板で作っておいたので、とりあえずはそれを参考にして形を整えています。

パテを使おうと思っていたのですが、サフェの筆挿しである程度まで良い感じになっていたので、もう一度全体にサーフェサーを塗る事にしました。まあまあ手間が掛かりますがこれならペーパー目を均さなくても良いですし、同じ色で統一されていた方がラインも見易いかと思いましたので(パテは暗い色なのでサフェと色が違うとラインが判り難いのです)。

よく脱脂清掃し、樹脂素地が露出している箇所にはプラスチックプライマーを塗布します。

そして再びサーフェサーと塗布します。模型などで使うラッカー(1液型)と違って2液タイプは主剤と硬化剤の混合→スプレーガンの洗浄などでその分手間が掛かりますが、元々車体を塗っていた時もサフェの二度打ちは基本にしていたので特別面倒くさい事をしているという感じは無いです。ただ雇われの身でこれをやっていたら会社としては赤字でしかないので(普通2回も塗りません)、小さい会社なら社長から嫌がらせを受けるか、大きい会社でも周りから変な目で見られると思います(「あの野郎またサフェ塗ってるよ」みたいな)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ステップワゴンメッキエンブレム 本塗り

 先日下地処理~下塗りをしておいたホンダステップワゴンスパーダの純正メッキエンブレムの「S」2個です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化っせておきました。

まずは水研ぎ#800→#1500で肌目を整えます。

素地が露出しそうな箇所は当たりの柔らかい布状研磨副資材 (アシレックスレモン)を使って足付け処理しています。こちらは目視し易い様空研ぎとしています。

裏側のフチはフランジ状になって一段高くなっている為、研磨すると直ぐにメッキ素地が露出してしまいそうですから、ここはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。

手で持って塗れるよう芯棒に固定します。

細い隙間は表からだと塗り難いので、裏側からアクセス=スプレーできるよう広くスペースを空けています。

よく脱脂清掃し、

エアーブローをして埃を飛ばしたら本塗り開始です。

まずはベースコートを塗布します。

色はホンダ純正ミラノレッド(カラーコード:R81)で承っています。

隙間が塗り難いので今回は通常のスプレーガン(IWATA LPH-50)では無く口径0.5mmのエアーブラシを使いました。

4コート程塗って下地を完全隠蔽させたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

クリアーも同じく口径0.5mmのエアーブラシを使用しています。

シンメトリーっぽい形状なので判り難いですが逆側です。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!