ボルボコーナーレンズ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたボルボ240用社外品フロントコーナーレンズ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は画像のように色の付いていないクリアーレンズでした。

 下に白い紙を敷いたので、最初の画像と見た目が違っているのが判るかと思います。

 色は透過性のオレンジで、キャンディーカラーのイエローとオレンジを混ぜて調整しています。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

背景を白い紙から、

 黒い紙に変えると、レンズの色味も変わって見えるのが判ると思います。

対して左側のダッジ用コーナーレンズは土台の反射板が一体なので背景には影響されません。当然と言えば当然なのですが、反射板の無いタイプのレンズ(ブラックアウト化されたテールランプなど)に鮮やかな赤を塗っても鮮やかな色は表現されません。

 と言う訳で、さらに光が反射するようステンレス皿を下に敷いてみました。

反射板と同じように作用され、色が鮮やかになっているのが判るかと思います。色味も赤から黄色寄りに変わっています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ポルシェ987 テールランプ塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたポルシェ987ボクスターの純正テールランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 濃度は「極薄目と薄めの中間」で、ここまでの画像だとかなり濃く見えますが、実際はもっと薄いスモークですのでご安心くださいませ。このテールランプは床に置いた時にレンズ面が傾斜するので、逆光になるこの位置だとどうしても実際より黒く見えてしまうのです。

 これでも少し浮かして撮影していますが、

 さらにレンズを上面にするとスモークが薄いのが判るかと思います。

完成画像はサイズの縮小以外編集加工しないようにしているので、最初の置き方だとどうしても黒く見えてしまいます。

さらに日が傾いていくと同じ撮影の仕方でも黒さが増していき、さらに今の時期(冬至)は太陽の位置が低いので、夏場の同じ時間に比べても黒くなりがちです。

 この置き方(画像)が一番実際の見た目に近いと思います。説明の通り「言わないとスモークにしたとは分からない程度」の濃さになっていますのでご安心くださいませ。またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

それでは後ほど完成おお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ヘッドライトインナーレンズ塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたヘッドライトインナーレンズ4点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は透明のレンズで、

 それに「極薄目と薄目の中間」の濃度でスモーク塗装を施しました。

最初の画像です。

コントラストが増して、表面にあるカットガラス調の模様がはっきりと判るようになったのが判るかと思います。

 裏側に反射フィルムを貼るのは難しかったので、今回は何もマスキングをせず裏表全面を塗装しています。もちろん下地処理も全て行っています。

 リング状の部品は表面はツルツルしていて、裏側にカットガラス調の模様が入っています。

 裏側はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行っています。

 裏側の肌を悪くすると透明感が損なわれてしまうので、全面ツルンと塗るようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルWRX STIテールランプ塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたたSUBARU WRX STIの純正テールランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は明る過ぎるような赤&クリアーレンズでしたが、

「薄目より若干濃いくらい」の濃度でスモーク塗装を施し、大分落ち着いた雰囲気になっているかと思います。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 今回一緒に塗ったホンダフィットのテールランプが「薄目」の濃度で、今回のSTIテールランプはそれより若干濃いスモークとなります。そちらと並べて撮影した画像もありますので、後ほどフィットのテールランプの記事で紹介したいと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE QLXD24 Wireless Microphone

 SHUREのワイヤレスマイク、QLX-Dの送受信セットです。販売店から直送されて来ました。

 塗装するのはこちらのマイク本体のみとなります。

色はゴールドで、以前施工したマイクの色味よりも赤味を減らして「純金っぽく」といった内容でご指定を頂きました。

色の確認の為、配合率を変えた色見本を作成します。

 下色のメタリックの粒子を細かくする事で金属っぽい質感にし、その上に重ねるオレンジ+イエローのキャンディーカラーを調整しました。

色見本の作成についてはこちらのページで紹介をしておりますので宜しければご参照くださいませ。

内部の分解はしない為、液晶パネルはマスキングでの対応となります。

またキャンディーカラーの為、各パーツをバラバラにして塗ると色が変わってしまう為、内側をマスキングした上で仮組みをし、本塗りを行います。

 下色に粒子の細かい金属感のあるシルバー(STANDOX SPFシルバー)を塗り、その上に透過性のオレンジ+イエローを重ねました。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、磨き処理を行って完成となります。

画像はストロボを使った撮影となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工・未編集となります(撮影した画像に対して色の調整などは行っておりません)。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。高美観、耐擦り傷性、耐UV性、耐薬品性などに優れたクリアーで、直接塗膜に触れるマイクにはお勧めとなります(オプションにて変更可能で、艶ありのみの対応となります)。

 こちらは自然光で撮影した画像です。

 単にメタリックの粒子を細かくするだけだと(例えばDUPONTだとAM10、STANDOXだとMIX595)透かしの黒さが無くてコントラストが弱くなってしまいますが、今回使ったSPFシルバーのような高輝度メタリックであればメタリックの粒子を細かくしつつ金属のような輝きを表現出来ます。

 製品は既に完成・発送済みで、オーナー様にも喜んでいただけました。

 組んだ状態で塗装する場合は、ネジを一回転緩めた状態で行います(例えば半回転だと厳密には色が合わなくなります)。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!