レンジローバー1/18ミニカー塗装承ってます

 先日到着しておりましたAUTO ART社製のレンジローバースポーツ1/18のミニカー2台です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

塗装をするのは1台分だけですが、ドアの蝶番が破損していたり、

 また分解の際に破損してしまう部品も想定される為、部品取り用として2台をご用意を頂きました。

 蝶番の部分はボディ側の金具が破損してしまっているので(穴が開いている箇所から先が欠けて無くなっています)、これの対応方法としては、使わない方の車体から部品を外して移植するようにします。

 レンジローバーはリヤゲートが二段になっているので、その分少し割り増しになっています。

 今回の塗装に御指定頂いているボディカラーは、ランドローバー純正のナラブロンズ(カラーコード:825)で、ホイールはご用意頂いた画像を参考にしてつや消しのガンメタで塗装するよう承っております。

頂いた参考画像ではミラーカバーの一部がボディ同色(ナラブロンズ)になっているので、今回はこれもそれと同様に塗装します。実車でもミラーの塗装はよくやりました(レンジローバーでは定番です)。

 ボンネットバッジの「RANGE ROVER」はシールで、再利用は難しそうなのでデカールで作り直す事を想定しております。以前施工した1/43のポルシェミニカーのリヤエンブレムと同じようなやり方ですね。

 リヤゲートに貼ってある「SPORT SUPERCHARGED」のバッジは、再利用が出来るようであれば、頂いた参考画像のように場所を変えて貼るようにします(左の楕円のLAND ROVERは不要とし、「SPORT」をその位置に、「SUPERCHARGED」は現在の位置の少し上に貼ります)。リヤゲートの「RANGE ROVER」のシールはロアモールに貼ってあるので、これはモールごと外してそのまま再利用します。

前後バンパーのロア部分やドア下のモールはつや消し黒になっていて、これは頂いた参考画像の車両も同様となっていましたのでこのままとします(マスキングか、または外します)。

とりあえず既に外れていたドアのトリム(内装)を分解して蝶番の部分を確認してみました。破損せず残っているところは活かしたいので、分解方法としては先にトリムを外してヒンジ部を外し、可動部をボディ側に残す方法が良さそうです。

ドア内側のシルバーは(なんと)トリムと同一部品となっているので、ここはマスキングをしてナラブロンズに塗ります。

尚、ミニカーやメガネフレームなど精密さを必要とする塗装は一つずつでの作業となっておりますので(元々仕事としては採算が合わないところがありまして、ただ将来を見据えてお受付しております)、まずは先にクレーンのミニカーが終わってからの作業となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

YAMAHA VMAXキャブレターサイドカバー サフェ入れ

 先日お預かりしておりましたヤマハVMAXの純正キャブレターサイドカバーです。元々はメッキが施されているパーツですが、予め剥がされた物を送って頂いておりました。

素材はABS樹脂で(メッキされているプラスチックは殆どがこちらとなります)、#400相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付け処理を行います。左が作業前、右が足付け処理後です。

 プラスチックパーツはフチが若干反り返ったようになっていて、またランナー(湯口)の跡などがありますので、研磨して均しておきます。

 よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布します。

 続けてサーフェサーを塗布します。

 この後は一晩以上自然乾燥させ、後日他の製品と一緒に恒温器で熱を入れて硬化させます。

例えば・・・、

色見本の制作は直接の売り上げにならないのでコストが掛けられませんから、こういった時についでに作業をさせて頂いております。画像は先日樹脂を注型して大量生産していた色見本用のマイクです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE SM58マイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE SM58ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

ボディは黒っぽく見えますがメタリックが入っていて、グリルはシルバー、どちらもクリアーは塗ってありません。

 今回の塗装はキャンディーレッドで、

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで承りました。

 こちらは自然光で撮影した画像となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

年末年始は12月31日~3日までの休みとしようとしていましたが、超特急仕上げのご依頼が数件入ってしまっているので、休みは返上になるかも知れません(まあその分割り増しを頂けるので、こういう時こそ働かないといけないのでして・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ホンダフィットテールランプ塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダフィットの純正テールランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はこのように透明なレンズだった物を、

 「薄目」濃度でスモーク塗装を施しました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 元々のレンズは薄い赤茶色をしていて正直変な色味だったのですが、今回の青味のあるスモーク塗装でそれも払しょく出来たかと思います(当店のスモークは茶色系では無く青系です)。

 画像だと黒く見えますが、これはこの日に最初に撮影いた時に比べて日が傾いて来ているからです。梱包作業もあるので完成~撮影する作業委は何時間も掛かります。

さらに今回の様に自立しないテールランプの場合は洗濯機に立て掛けるようにして撮影している為、逆光の向きになる面は真っ黒になってしまいます。

この日、最初の方に撮影したWRX STIのテールランプの方が薄く見えますが、こうやって並べて撮影をするとそっちの方が若干濃いのが判ると思います。上のフィットのテールランプが「薄目」で、下の赤いテールランプが「薄目より若干濃く」のスモークとなります。色もそうですが、スモークも何かしらを基準として比較しなければ濃さが判り難いのです。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ダッジラムコーナーレンズ塗装 完成

 大変お待たせしました!先日シリコーンシーラーを塗っておいたダッジラムの社外品コーナーレンズの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は画像のようにクリアーレンズだった物を、

 透過性のオレンジに塗装しました。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 キャンディーイエローとオレンジを混ぜて色を表現しています。

 キャンディーオレンジ単体で使うとかなり赤味が強いのですが、それでもこちらはかなりオレンジ寄りの色味となっております。

 立てて撮影してみましたが、背景の洗濯機がちょっと目立ちすぎるような気がしたので、

 黒の画用紙を敷いてみました。

 オレンジ自体は何ら変わりありませんが、全然雰囲気が違っているのが判ると思います。ただそれだけですが・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!