RAV4内装パーツ サフェ入れ

先日下準備を行っていたトヨタRAV4のピラーカバーと内装パーツ一式です。

自動車の補修塗装を行っていた以前では、こういった小物製品はあくまでも車の塗装の付帯的な作業と考えていましたから、大抵の場合は台の上に直置きで塗っていましたが、

今はこちらがメインになったので、本塗り時はもちろんの事、サーフェサー塗装でも一つ一つ固定して塗るようになりました。装着してしまえば目立たなくなるかも知れませんが、置いて塗るとどうしてもフチの塗装が甘くなり、手に取って見た時にガッカリしてしまう事があるんですよね。口に入ってしまえば同じでも、見た目が美味しそうな方が、気分的に良いのと同じような感じでしょうか。

プラスチックプライマーを塗布し、続けてサーフェサーを塗布します。

サフェは合計で4~5コート程を塗っています。

ただし一度に塗ると塗膜中に溶剤が籠ってトラブルの原因になる為(ブリスターやワキ・艶引け・クラック等)、コート毎に10分くらいの乾燥時間=フラッシュオフタイムを設けています。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マセラティリモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたマセラティの純正リモコンキーです。こちらのオーナー様は先日完成した同リモコンキーと同じ方で、今回入れ替えで2個目のご依頼となります。この度も当店をご利用頂き誠に有難うございます!

現状は前回以上に小傷が多く、ただどの道表面にある歪を修正する為に全体を削りますから問題ありません。

色は前回と同様で、参考までにその時の画像を紹介します。

 色はボディカラー同色のマセラティ「アルジェントルナ」(カラーコード:226688)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

レザー(剃刀) 塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたたステンレス製のレザー(剃刀)の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々ステンレス製だった物に、

スマート「COSMOS BLACK」(カラーコード:191)の色で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

艶々のステンレスにそのまま塗装を行っても十分に密着しませんので、素地調整(足付け処理)としてサンドブラストを行っています。またプライマーの塗装も行っています(ステンレスは錆びないからといっても金属素地に直接上塗りは出来ません)。

替え刃を取り付ける部分にMade in Japanの刻印があったのですが、そちらは埋まって多少残った状態となっています(事前に問題無いとご了承いただいております)。

今回は事前に色見本帳をお貸出ししてその中からお好みの色を選んで頂きましたが、それ以外にも自動車のボディカラー(四輪車)であれば殆どの色で施工が可能です。

替え刃が入る部分はサンドブラストも塗装も行っていませんので、使用上は問題無く使って頂けるかと思います。

ご依頼頂いた案件をその後SNSで紹介したりする事があるので、見栄えが良いような画像も撮っておくようにしていたりします(毎回セットするのは面倒なので色見本帳を広げた物をそのままの状態で保管しています)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

VMAXヘッドカバー 本塗り

先日下準備を行っていたVMAXヘッドカバーです。その後リン酸処理を行い、洗浄~乾燥させておきました。

まずは全体にプライマーを塗布し、

ボルト穴周りにベースコートの黒を塗布して十分に乾燥させます。

その後予め作成しておいたマスキングシートを、ボルト取り付け部に貼り付けます。

色は濃いめのグレーで、以前施工した画像を参考に作成しています。

それを全体に均一になるよう6コート程塗ります。

ちなみに今回は先に私物をテスト塗装していて、それを参考にして塗り方を調整しています(そちらは塗り足りなくて結晶目が弱く、ただその失敗のお陰でこちらは上手く塗れました)。

その後140℃~170℃程の熱を掛けて塗膜を硬化(熱重合)させます。

そして結晶塗装完了です。お待たせしました!

いつもならこの後凸部を削ってアルミ地を光らせますが、

今回は耐蝕性に重きをおく感じで、このままで完成となります(ただし後日もう一度120℃で二度焼きを行います)。

前回は最初に塗った塗装を全て塗り直すという事態になりましたが、今回は先に自分の物を二個塗ったお陰でこちらは一度で綺麗な結晶目が出せたと思います(詳しくは社外記で紹介出来ると思います)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

RAV4内装パーツ 下準備

先日お預かりしておりましたトヨタRAV4の内装パーツ一式です。

未塗装のパーツは大抵表面がザラザラとした梨地になっていて、それはツルツルよりこの方が見た目が良い事と、また成型時に出来ている歪(ヒケ)を隠す為でもあります。

なのでまずは#120のダブルアクションサンダーで表面を研磨し、

その後#180のダブルアクションサンダーでペーパー目を均し、#240の手研ぎで角を、

また入り組んだ箇所を研磨します。

リヤワイパーの穴に取り付けるパーツはアルミ製で、こちらは黒アルマイト処理が施されているので、同じ様に表面を#120~#180で研摩して足付け処理をしておきます。

その後フチを#320相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付け処理し、脱脂清掃→サフェを塗る為の準備を行います。一気に行きたいところですが、かなり時間が掛かるので数日に別けての作業としています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!