トヨタMR2ヘッドカバー下準備

先日到着しておりましたトヨタMR2 SW20のアルミ製ヘッドカバーです。その後アルカリ槽に浸け置きして洗浄し、よく乾かしておきました。

この後サンドブラストを行いますので、裏側バッフルプレートの穴をマスキングし、

さらに全体を覆うようにマスキングします。

サンドブラストは他の案件と一緒に行いますので、この状態で保管しておきタイミングが来るのを待ちます。

こちらはスバルのヘッドカバーで、同じ型の物を三個お預かりしていました。左右が4月頃に業者様からご依頼頂いていた赤の結晶塗装で、中央が先日お預かりしたスバルサンバーで青い結晶塗装でご依頼頂いている物となります。

3つとも新品ですが、左右のヘッドカバーはリン酸処理を行った物で、中央の物に比べると黒ずんでいるのが判るかと思います。薬品を使った化成処理によってこれから塗る塗料の密着性を高める為で、アルミを化成処理する必要性についてはこちらのサイトが判りやすいかと思いますので宜しければご参照くださいませ。

尚、左右のヘッドカバーは既に完成してお納めしていて、「すばらしい仕上がりですね。お客様に画像見せたところ驚いてました。」とのお言葉も頂戴しています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ボクスターブレンボキャリパー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りをポルシェボクスター用ブレンボキャリパー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物を、

いつものブレーキ屋さんにてサンドブラストを行って貰い、

改めてブレンボ純正の赤の近似色で塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ロゴは元々「PORSCHE」だった物を、

横幅80mmの「brembo」に変更しました。

ロゴの色はVW社のキャンディホワイト(LB9A)を採用しています。

塗膜の厚みをつけたくない箇所は、プライマーとベースコートの黒のみの塗装で薄膜に留めるようにしています。

NDロードスター内装パーツ 下準備

先日お預かりしておりましたマツダNDロードスターの純正内装パーツです。

表面は人工皮革のようなシボ模様になっているので、まずはこちらをダブルアクションサンダー#120で削り落とし、

その後#180→#240で表面を均します。角はラインを崩さないよう手研ぎで、最後にフチと裏側を#320相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付け処理をしておきます。

手で持って塗れるよう芯棒に固定し、

脱脂処理を行います。

また念のためガスプライマーを使った火炎処理も行っておきます。これについてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。ABS等の樹脂に比べて塗料の密着性が悪いPP=ポリプロピレンには有効となります。

プラスチックプライマーを塗り、続けてサーフェサーを塗布します。

左右を繋ぐ中央の部分が細くて曲がるので、塗膜が割れないようサーフェサーには軟化剤を10%程添加しています。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(93033AG043)塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバルエンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておいたので、最後に予め作成しておいた両面テープを貼って組付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

メッキの枠(土台)を艶あり黒に塗装し、

アクリルプレートは裏側の青い被膜と六連星のメッキを剥がし、

一旦透明な樹脂状態にしてからさらに全体(表と裏)を包むようにクリアーで下塗りを行い、

まずはアクリルプレートの裏側から六連星の部分を粗目のシルバーメタリック(MIX598)で塗装、その後周り(背面)黒メタリックで塗装しています。

そして最後に表側から透過性の赤=レッドキャンディー塗装を施しています。

この状態だと判り難いのですが、六連星がメッキの状態で同じく上に透過性の赤=レッドキャンディーを塗った物と見比べると違いが判り易いかと思います。メッキでは無くなった事でしっとりと落ち着いた感じになっています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

スバルエンブレムの中でもサイズは小さい方になるのですが、今回はかなり手間を掛けた内容となっています。

ちなみに撮影したのが夕方近く(午後4時頃)だったので太陽光は強く無く、ぱっと見は背面は単なる黒に見えますが、

改めて工場内のスポットライト下で撮影してみると、背面のメタリック粒子が輝いて見えるのが判るかと思います。こちらも画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

なお、背面に塗った黒メタリックはメルセデス「マグノナイトブラック」(カラーコード:056)で、これには六連星の所に使った物と同じ粗目のメタリック顔料(MIX598)が採用されています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マセラティリモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたマセラティのグラントゥーリズモ純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としてはいつものように未塗装の紺色系着色樹脂素地で、全体に小傷が入って艶があまりないような状態となっています。エンブレムプレートは比較的綺麗な状態なのが幸いでした(劣化して剥がれてしまっている場合もありますので)。

ご依頼内容としてはマセラティ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:137739)で、カラーベース(白)+パールコート+トップコート(クリア)で重ねる3コートホワイトパールとなります。またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

参考までに以前施工した時の画像を紹介しますね。

こちらはフェラーリのリモコンキーですが、同じ色名:カラーコード=「ビアンコフジ」(カラーコード:137739)となります。それぞれの配合データを見てみると微妙に違うので今回はちゃんとマセラティの方を作るようにします(実際には同じ色の扱いだと思います)。

またこちらのリモコンキーは成型時のヒケによって全体のラインが凸凹していますので、上塗りの前には「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行うようにしています。艶が出ると歪はより目立ちますが、この下地処理によりラインを整えてあげると上記の画像のように美しい仕上がりになります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!