先日下準備を行っておいた自転車用ダイナモハブです。
被塗面は#500→#800相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ→レモン)で足付け処理をしてあります。
ただこちらの被膜がアルマイトかもしれないという疑念を拭えない所があるので(異様に硬いのです)、
前回の作業を倣って今回もプライマーを塗っておく事にしました。
アルマイトでは無く普通に塗装だとしてもプライマーを塗る事は被塗物にとって悪い事は無く、ただ「作業的に面倒臭い事になる」という所はあります。ゴミが付着する率が高くなったり、マスキングを剥がしたらプライマーの色が見えてしまったりという可能性が高くなるので、各工程でそれらが起きないよう注意して作業を行ないます。具体的にはプライマーを塗る場合とその後とではスプレーのエアー圧やガン距離、ガン方向などに気を付けるなどですね。
またこちらも前回と同様、念の為に下色として黒を塗っておきます。ベースコート数の塗膜を極力薄くする為ですね。
続けて前回作った調色済みのベースコートを塗布します。
スポークを差し込む箇所の穴のマスキングにビスを入れていますが、その隙間にプライマーの色が残らないよう各方向からスプレーします。ガン距離も最初より近づけます。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは艶消し仕様で、前回はシンナー希釈量を標準の5割増としていましたが、今回は倍の量としています。その後艶消しクリアーを多く使うようになってこの仕様が良いと判断しています。
スプレーガンも前回の作業に倣って口径0.6mm(IWATA LPH-50)を使いました。通常の希釈率(9%)だと塗り難いですが、倍の18%希釈ならこれでも問題なく塗れます。
艶消しは塗装後の磨き処理が出来ないのでゴミが付かないようかなりデリケートに作業を行う必要があって、このサイズの物を塗る場合でも塗装用のスーツに着替えて本塗りに挑んでます(丁度映り込んでいたので)。
この後は時間の経過と共に艶が消えていきますが、ゴミが付くのが嫌なのでそのまま恒温器に入れておきました。ある程度湿度があれば大丈夫なのですが、乾燥する時期だと遠く離れた場所からも埃が寄って来てくっついたりするので非常に気を遣うんですよね。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!