4年くらい前に施工したいすゞベレットGT typeRのエンジンヘッドカバーです。画像を纏めて再編集しました。
ご依頼内容は 「元と同じように」との事で、一番綺麗に残っている塗膜の部分にシリコンオフを塗って艶を出し、オリジナルの色を確認しています。少し青味掛かったグリーンですね。
旧塗膜の下には腐食も出ていたのでサンドブラストにてアルミ素地表面を削ります。
アルミ製のオイルキャップもかなり腐食が出ているのでサンドブラストを行います。
周りはポリッシュ仕上げなのでサンダーで平滑に削っておきます。
調色をして作製した色を塗布し、150℃程度の熱を掛けて焼き付けます。
削ってアルミ素地を露出させた箇所は腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗っておきます。
これに似たような形のいすゞの117クーペのヘッドカバーではグリーンやブルーメタリックなどの施工例があります。オリジナルも良いですし、お好みのカラーでどうぞ。