マツダアテンザ パドルスイッチ分解

atenza115先日紹介していましたマツダアテンザのパドルシフトです。素地がザラザラとした梨地なので一旦「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理をしたいのですが、稼動部があったり端子が付いた状態だと気持ちが悪いので分解する事にしました(勿論オーナー様にご了承頂いております)。

atenza117蝶番部分の構造としてはバネ状になったシャフトが差し込まれているだけですので、それと同サイズのポンチを当ててハンマーで叩けば取れます。怖いのは中からバネがビヨーンとか飛び出てくる場合ですかね(勿論経験が・・・恐)。

atenza119ちなみに端子部分の分解は非常に簡単でした。中からは短絡用の接点端子が出てくるのでほこりを付けない様にして保管します。ただ本体の方に残ったグリスは塗装の作業場マズイので綺麗にふき取り、最後に改めて接点グリスを塗布しておきます。

atenza118こんな感じで無事分解完了です。完成した時には多分記憶が全て消えていますから(本当におかしいくらいで・・・)、一工程ごとに数枚撮影をしておきましたので、組み付ける時はそれを見ながら元通りに戻しておきますのでご安心下さいませ。

次はパドルシフトにプリントされた「-」と「+/OFF」の文字をデータとして作成しておきます。もう少々お待ち下さいませ!

マツダアテンザ パドルシフト&シフトパネル塗装承ってます

atenza113 先日到着しておりましたマツダアテンザ用のパドルシフトとシフトパネルです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

atenza114 ご依頼内容としてはこちらのパドルシフトを艶々のアルティメットグリーン(FORD  ULTIMATE GREEN09 カラーコード:9GFE)で、さらに「+/OFF」と「-」を同じ様に再現で承っております。それぞれの色についてはまだ暫定ですので決定次第改めて紹介させて頂きます。

尚素地はザラザラとした梨地ですので、こちらは一旦「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の下地処理をして平滑にした上で塗装を行います。

atenza116ただネックとなるのが塗装範囲で、実際に装着されると見える部分は先端くらいらしいのですが、かといってこの状態で見た目が良くないですし・・・。単に塗るだけなら付いたままでも構わないのですが、研磨やサフェーサーなど下地処理をするとなると出来れば分解したいですよね。

atenza115という事ですが、どうやら先端のパドル部分はこのシャフトを抜きさえすれば外せそうです。裏側から付いている電気系ソケットも爪を起こせば外せそうなので、まずはこれらをバラバラにしてから作業したいと思います。どうも塗装する付近に稼動するところがあると気持ち悪いんですよね。

尚アクリル樹脂性のシフトパンルについては「標準濃度」のスモーク塗装で承っておりまして、どれもクリアーは「クリスタルクリアー」でご指定頂いています。こちらのオーナー様はもう定番ですよね。ちょっと今までご依頼頂いた案件を紹介したいと思います。

atenza49 こちらは同じくアテンザの純正フロントグリルで、元々梨地だった物をマツダ純正色の「ジェットブラック」(カラーコード:41W)でご依頼いただきました。

atenza63内装のスイッチパネルも同様の内容で、今も気に入って頂けているようで何よりです。

atenza60そして何故か最近はやりのマツダ製のフェーエルキャップは、実はこちらが最初にご依頼頂いていた方で、丁度このタイミングで新たなご依頼が来たという事はいつも日記をチェックして頂いていてまんまと罠に掛かったと言うかなんと言うか・・・(笑。と言うか皆さんそんな感じなような気が)。

atenza82そしてこちらはKawasakiのライムグリーンでご依頼頂いたアテンザ用のエンジンカバーです。その前はアテンザでは無くアクセラのインタークーラーカバーを結晶塗装で(しかも二回・・・)ご依頼頂いていますが、この時は梨地の上にそのままグリーンと艶消しクリアーで仕上げています。一見すると結構派手ですが、これはこれで未来的で良いですよね(他人事みたいなコメントしか出来なくてすいません・・・)。

axela ちなみに今回パドルシフトの色でご検討頂いているアルティメットグリーンですが、そう言えば以前アテンザのサクセションパイプ(アルミ製)を結晶塗装でご依頼頂いた時にそれ風でご依頼を頂いていました。結晶塗装なので普通とは違いますが、イメージ的にはこんな色味かと思います(ただし今回のはちゃんとした塗装なので3コートパールとなっています)。

axela1アクセラの時も内装パーツやら外装やらかなりご依頼頂いています。車を買い替えるのも早いのでちょっと散財し過ぎなのではと心配になりますが(余計なお世話ですか)、何にしてもご贔屓頂けるのは有り難いです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用いただき有難う御座います!