マツダアテンザシフトパネル スモーク塗装 完成

atenza127 一緒にご依頼頂いているパドルシフトの方はまだこれからなのですが、先にスモーク塗装でご依頼頂いているシフトパネルの方が完成しましたので紹介させて頂きますね。

atenza128 パッと見は何をやったのか判らないのですが、こちらは「標準濃度」のスモークで塗装を施してあります。

atenza113こちらが最初の状態ですね。文字の部分が白いのが判ると思います。

atenza129文字の部分はグレーっぽくなりましたが、装着されるとイルミランプか或いは蛍光オレンジのプレート(今時そんなの無いですか・・・)が文字を裏側に来るのでシフトレバーがどこにあるのかは判ると思います(その辺はちゃんと伺っていないので多分、ですが・・・笑)。

それでは引き続きパドルシフトの方も作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

アテンザパドルシフト デカール文字作成

atenza45 先日分解が完了したマツダアテンザの純正パドルシフトです。素地がザラザラとした梨地なのでそれを平滑にする下地処理を行わないといけないのですが、その前に後で再現するプリント文字をデータ化しておきます。

atenza46 プリント文字の位置については画像として何枚も撮影していますが、こんな感じにパドルシフトの形に合わせたマスキングシートに直接位置を記しておく事がとても有効です。画像だと曖昧になってしまう水平もこれなら簡単に出せますからね。

atenza47 そして文字をデータとして作り、とりあえずコピー用紙に印刷して元の物と比べてみました。一見なんて事は無いのですが、これでも結構手を加えています。

一応文字色はまだ保留中で、そちらが決定次第デカール作製専用のドライプリンターで印刷したいと思います。何よりこれでこの文字が消えても大丈夫ですから、これでようやく下地作業が出来るのです。

実は少し前に、新車の自転車フレームを「既存の塗膜は全部剝がし、元のデザインの通りにハイクオリティな状態で元通りに塗装して欲しい」と言う御依頼を承っていまして、ただ実はそういった作業は結構大変な事なのです。

既存の塗膜を剥がしてしまうと元のデザインは目前から消えてしまう訳でして、かといって撮影して画像で残すくらいでは参考程度にしかなりませんから、ロゴの形や位置は勿論、2トーンカラーのデザインや配置まで全てミリ単位で一旦データ化し、実物の無い状態から資料だけで元の通りの実車のカラーリングに戻すような作業なのです。まさに試作車を作るような感じですかね。本当に大変でした・・・。

ちなみに何故そんな事をしたかと言うと、既存の新車塗膜は仕上がりが悪く(・・・)、かといってそれを塗り直してしまうとそこの自転車屋さんに出入りが出来なくなってしまう(!?)と言う理由から、そのフレームを見てそこのお店の人(多分それを塗った方)が見ても、塗りなおした事が判らないようにする必要があったのです。何だか凄い世界ですよね(怖)。

atenza48そしてこちらはスモーク塗装で承っておりますシフトパネルです。素材はテールランプ同様アクリル樹脂で、次のテールランプの塗装のターンと一緒に本塗りをする予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

マツダアテンザ パドルシフト&シフトパネル塗装承ってます

atenza113 先日到着しておりましたマツダアテンザ用のパドルシフトとシフトパネルです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

atenza114 ご依頼内容としてはこちらのパドルシフトを艶々のアルティメットグリーン(FORD  ULTIMATE GREEN09 カラーコード:9GFE)で、さらに「+/OFF」と「-」を同じ様に再現で承っております。それぞれの色についてはまだ暫定ですので決定次第改めて紹介させて頂きます。

尚素地はザラザラとした梨地ですので、こちらは一旦「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の下地処理をして平滑にした上で塗装を行います。

atenza116ただネックとなるのが塗装範囲で、実際に装着されると見える部分は先端くらいらしいのですが、かといってこの状態で見た目が良くないですし・・・。単に塗るだけなら付いたままでも構わないのですが、研磨やサフェーサーなど下地処理をするとなると出来れば分解したいですよね。

atenza115という事ですが、どうやら先端のパドル部分はこのシャフトを抜きさえすれば外せそうです。裏側から付いている電気系ソケットも爪を起こせば外せそうなので、まずはこれらをバラバラにしてから作業したいと思います。どうも塗装する付近に稼動するところがあると気持ち悪いんですよね。

尚アクリル樹脂性のシフトパンルについては「標準濃度」のスモーク塗装で承っておりまして、どれもクリアーは「クリスタルクリアー」でご指定頂いています。こちらのオーナー様はもう定番ですよね。ちょっと今までご依頼頂いた案件を紹介したいと思います。

atenza49 こちらは同じくアテンザの純正フロントグリルで、元々梨地だった物をマツダ純正色の「ジェットブラック」(カラーコード:41W)でご依頼いただきました。

atenza63内装のスイッチパネルも同様の内容で、今も気に入って頂けているようで何よりです。

atenza60そして何故か最近はやりのマツダ製のフェーエルキャップは、実はこちらが最初にご依頼頂いていた方で、丁度このタイミングで新たなご依頼が来たという事はいつも日記をチェックして頂いていてまんまと罠に掛かったと言うかなんと言うか・・・(笑。と言うか皆さんそんな感じなような気が)。

atenza82そしてこちらはKawasakiのライムグリーンでご依頼頂いたアテンザ用のエンジンカバーです。その前はアテンザでは無くアクセラのインタークーラーカバーを結晶塗装で(しかも二回・・・)ご依頼頂いていますが、この時は梨地の上にそのままグリーンと艶消しクリアーで仕上げています。一見すると結構派手ですが、これはこれで未来的で良いですよね(他人事みたいなコメントしか出来なくてすいません・・・)。

axela ちなみに今回パドルシフトの色でご検討頂いているアルティメットグリーンですが、そう言えば以前アテンザのサクセションパイプ(アルミ製)を結晶塗装でご依頼頂いた時にそれ風でご依頼を頂いていました。結晶塗装なので普通とは違いますが、イメージ的にはこんな色味かと思います(ただし今回のはちゃんとした塗装なので3コートパールとなっています)。

axela1アクセラの時も内装パーツやら外装やらかなりご依頼頂いています。車を買い替えるのも早いのでちょっと散財し過ぎなのではと心配になりますが(余計なお世話ですか)、何にしてもご贔屓頂けるのは有り難いです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用いただき有難う御座います!