スチールキャビネット塗装 完成

cabinet10 大変お待たせしました!白かったスチール製3段キャビネットは真っ赤になって本日完成となります。画像だと上手く表現出来ていませんが有り得ない程鮮やかな赤です。

cabinet11 ただ引き出しに関しては内側は元のマットホワイトを残してありますので、これによりクドさが無くなり上品な仕上がりになっていると思います。引き出しは単に閉めた状態で塗っている訳では無くそれぞれ別体でちゃんとマスキングして塗っています。

cabinet12見切り(塗り分け)のラインは内側のプレスラインで行っていますので違和感無く仕上がっていると思います。

尚今回のご依頼は「BISLEYの赤みたいに」といったご依頼ではありますが、ただトータルコストを下げる為に塗装をご依頼頂いた訳では無く、設置を予定している場所に入るのはこの製品しか無いとの事でして今回わざわざ塗装を施したと言う訳です。そもそも今回の塗装費だけで同サイズのBISLEY製品より高くなってしまっていますから、こうなるともう費用云々と言う訳では無いみたいですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!


【備考】

現在は「片手で持てる程度の重さで、比較的小さい物」のみのお受付となっておりますので、こちらのような製品のお受付には対応しておりません。申し訳御座いませんが何卒御理解の程宜しく御願い申し上げます。

スチールキャビネット 本塗り

cabinet5 スチール製の引き出し付きキャビネットは少し前から作業は着手しておりまして、ただ引き出しを外した状態だと結構場所を取るのである程度まで作業が進行したら一気に本塗りまで行いました。

上の画像はキャビネット下部にあった塗装の亀裂で、恐らく運送中の衝撃で出来てしまった物かと思います。無用に塗膜が厚くて柔軟性が無い(=硬い)場合はよくあるケースです。

cabinet6 という事で全体的にチェックしてそういった箇所は塗装を剥がしておきます。ちなみに製品は新品ですが、オーナー様もご確認済みですので問題はありません。多分これでもマシな方だと思いますし・・・。

cabinet3と言う訳でセット完了です。画像だとわかり難いですが本体前面下部の方も塗装を削っています。素地の鉄板が露出した箇所はスポット的にプライマーを塗布しておきます。

cabinet7 既存の塗膜はラウンド(肌)の凹凸が結構大きかったのである程度は#600の空研ぎダブルアクションサンダーで削り、その後同じく空研ぎで足付け処理を行っています。

cabinet4引き出しについては塗る箇所は表面だけですが、実際に作業してみてこの方が面倒な事に気がつきました。塗り分けのラインは内側のプレスライン部分ですが結構マスキングがし難い箇所があり、ただ少しでも色が漏れると「白地の上に赤」ですからかなり悲劇的になります(苦)。なので養生は全て二重になっています。こ

これなら全部塗った方が作業時間的には早かったと思いますが、内側まで赤く塗ってあるとかなりクドイと思いますし、つや消し白と赤の組み合わせはきっと格好良い筈なのでこれで正解だとは思います(私的な好みですが)。

 

cabinet8ご指定頂いた色は先日ヘリコプターのプロペラにも塗ったHYUNDAIの「hiphop red」(カラーコード:HL)で、 ベースコートを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。

cabinet9ちょっとこの角度からだと正面が見えませんが、元々こちらの本体は中まで塗るつもりだったので通常使用で見える部分は全部赤になっています。ちなみにこっちは逆にマスキングして中は塗らない方が楽だったんじゃ・・・と思ったりもしてしまいまして、結局のところ内側は塗っても塗らなくても大変さは同じだった気がします(苦笑)。

それでは完成次第改めて紹介しますね。ただこちらは運送でかなりのストレスが予想されますので、発送までは少し長めにお時間を頂ければと思います。どうぞ今しばらくお待ち下さいませ!

スチールキャビネット塗装承ってます

cabinet 先日到着しておりましたスチール製の新品キャビネットです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

cabinet2御依頼内容はこちらのキャビネットをこちらの赤の艶有りで承っています。ちなみにこちらの赤は少し前に御依頼頂いたドローンのプロペラ部分に塗らせて貰った赤で、偶然ではあるのですが恐らくこれを選ばれた理由としてはお貸し出しした見本の中で一番鮮やかな赤だったからだと思います。

cabinet1ちなみにこれに塗装を施すとなると費用はそれなりの額になりまして、そうなると最初から赤に塗られたBisleyなどを購入した方が安く済むのじゃ・・・と一応進言させていただいたのですがそういった事も既に御承知で、とにかく設置場所にピッタリなのがこの製品しかなかったとの事です。なるほど、ですね。

尚塗装範囲としては底面を除くパネル外側を全面で、引き出しを開けた時に見えるフチまではしっかり塗るようにし、本体の方は中に色を飛ばすように塗ります。引き出し前面パネルの裏側から書庫とその側面はマスキングして白のままに残します。なので引き出しは取り外した状態での塗装になる予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!