トライアンフフロントカウル塗装承ってます

先日到着しておりましたトライアンフのフロントカウルパネルです。こちらのオーナー様は先日RX-7(SA22C)のテールランプ等レンズパーツの塗装をご依頼頂いた方で、この度もご贔屓頂き誠にありがとうございます!

 フロントカウルの素材はプラスチック樹脂で(恐らくはABS)、そこにカーボン柄の水圧転写を施されています。

 こちらは見本としてお預かりしたサイドカウルで、ここに施されたゴールドカラーのストライプラインを、先ほどのフロントカウルに同じような感じに施すといった御依頼内容となります。尚、こちらは水圧転写では無く本物のカーボン素材となります。

それぞれを見比べると左側のフロントカウル水圧転写のカーボン柄は青味があり、右側のサイドカウルは黄色味があって少し黒い(暗い)です。施工の際には一旦クリアーで下塗りを行うので、その際にオレンジキャンディーで色味を加えたスモークで色味を合わせてみようと思います。

似たような作業としては、以前ウッドステアリングをシフトノブの色味に合わせて塗装した事があって、参考までにそちらの記事を紹介します。

元々はこの様な感じで、そもそも木の材質が違う物だったのですが、

ステアリングに透過性の橙とスモークを塗装して色味を合わせました。こちらの記事から他の画像も見れますので宜しければご参照くださいませ。

カウルの裏側は水圧転写をした時の跡が残っていまして、今回こちらをボディカラーのブラックメタリック近似色と、同じ様にゴールドのストライプラインを入れるよう承っています。

尚、ゴールドのストライプラインは模様になっていて、これは2色のゴールドメタリックをマーブル柄にラップ塗装で表現しています。

色は全然違いますが、似たような感じで以前施工した時の画像を紹介します。

色は勿論、柄の感じもこの時の物とは全然違いますが、今回のゴールドは模様が均一で細かいので、ラップを貼るのではなく、予め皺を着けたラップを叩くような感じにすれば似たような表現が出来るかと考えています。

ただいずれにしてもそれぞれの色を作って混ざった状態の具合を確認しなければならないので、事前に何度かのテストは必要かと思います。

また同じように「FACTORY CUSTOM」のロゴ入れと、

こちらの「TFC」の立体的なエンブレムの制作も承っています。

デザインについてはまだこれからとなりますが、イメージとして以下のような方法を考えています。

この時はオーナー様からステッカーをお預かりし、それを基にデータを作成→レーザー加工機でアクリル板をカットして塗装を施しました。今回はこれの応用で、文字の部分と土台を別々に作成→サフェで継ぎ目を無くして一体化させる方法を考えています。

ちなみに「レーザー彫刻で彫ってしまえば?」と思うかも知れませんが、レーザーによる彫刻だと走破線の跡が出て表面の仕上がりが悪くなるので私的にNGです。

また「3Dプリンターで作ってしまえば」とも思うかも知れませんが、当ウェブサイトでもご案内している通り3Dプリントした素材への塗装は当店ではお受付していません。耐久性が無い為ですね。やるならば3Dプリントした製品からシリコン型を作って樹脂(ウレタンorエポキシ)で注型するか、もしくは3Dプリントで型を作って直接樹脂を流し込むかでしょうか(ただ後者はやはり積層跡が残るのが懸念されるのでNGかと)。

その点既に平面が出ているアクリル板を使った方法であれば継ぎ目を消すだけなので完成度も高くなるかと思います。アクリル板とは違いますが、似たような施工事例を紹介します。

この時は「8」をアルミ板で作成し、それを貼り付けています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!