トロフィー土台塗装 完成

trophy6 こちらもお待たせしました!トロフィーの土台部分の塗装も本日完成となります。既に梱包も終えましたがちょっと紹介が遅れてしまいましたので発送は明日以降での対応となります。

trophy7 こちらも御依頼頂いている仕上げコースは【お任せコース】となりますので磨き処理はしていません。私が今の塗装を知る前までにはこういった艶は「磨きで作るもの」と思っていましたが実際はそうでは無かったのです。まあ当然それには良い材料と最低限の設備が必要ではあるのですが・・・(その環境を維持するのにお金が掛かるのです)。

trophy8土台の裏側にも窪みが出来ていて、恐らくは上の穴に挿したトロフィーを裏側からボルトで固定し、その頭が飛び出ないようになっているのだと思います。敢えて樹脂の塊で重くなっているのはトロフィーが安定するようになっているのでしょうね(今気が付きましたが・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

トロフィー土台 本塗り

trophy2 大変お待たせしました!トロフィーの土台部分、無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

画像はサフェーサーを水研ぎしている作業です。予想通り研ぎ難い形をしていたので流し台に陣取ってじっくり腰を据えて作業しました。

trophy3 サフェーサーの研ぎ方としては、形からしてついつい回転方向(水平方向)に研ぎたくなりますが、実はそうやって研ぐと部分的に彫ってしまうのでタブーです。ちょっと研ぎ難いですが元のラインを崩さないように研ぐには垂直方向に研ぐ必要があります。まあこの辺は慣れてしまえば当たり前の事なので特段難しいと感じる事は無いですけどね。ただ最初の頃はこの「ただ研ぐだけ」の作業で毎日怒られていた記憶があります。

trophy4 そして本塗り完了です。素材は樹脂ですが中身まで詰まっている塊なので結構重量がありますから片手で持ってクルクル回すのがちょっと大変でした。落としたらどうなるのか想像しただけで胃が収縮してしまいます。まあそれくらいでなければ本当に落としてしまいますので・・・(ミスの殆どはウッカリです)。

trophy5上のトロフィー本体(綺麗な方)が挿さる箇所はマスキングしてあります。この形で磨き処理は出来そうもありませんから肌を荒らさないようにしつつ垂らさない様にするのは結構緊張しました。

と言うか実はいつも「うおあー塗り過ぎたかも!」なんて感じで塗っていたりはします。もう2歩くらい手前でも良いのだと思うのですが、やはり塗りだけで綺麗に仕上げたい所がありますのでどうしてもギリギリまで行ってしまう傾向にあります。まあそういうものですよね。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

トロフィー土台 サフェーサー塗布

trophy1こちらもホーンリングと一緒にサフェーサーを塗布しておきました。普段こういった形状の物は扱わないのでサフェ研ぎがちょっと難しそうな気がします。いっその事ボール盤に固定して回してしまい、それにペーパーを当てて削った方が早いかも知れませんね(多分しませんが)。

後日熱を入れて完全硬化したら全体を研ぎ、ホーンリングと一緒に本塗り予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

トロフィー土台 素地調整

trophy こちらも作業着手しておりますので御安心下さい。先程紹介したホーンリングと並行して作業をしていますが、この二つは形も作業内容も共通するようなところがあってちょっと不思議な感じがします。

trophy1こちらも素材は不明で、ジュラコン(POM=ポリアセタール)だとするともしかして塗装が難しかったかも知れませんが、現状塗装が施されていて密着性は良いのでその心配も無いかと思われます。ナイロン?でしょうか。

傷の部分は#120で削り、それを#180~#240で均し、全体を#320で足付け処理しています。露出した箇所にはプラスチック用のプライマーを塗布し、サフェーサーは全体を覆うように塗布します。こちらも続きは来週になります。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

トロフィー土台 塗装承ってます

trophtすっかり紹介が遅れて失礼しました。こちらはトロフィーの土台部分で、今回の御依頼は傷部の補修と艶有り黒の塗装で承っております。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

trophy傷としてはそんなに大した事は無いようですが、別件で御依頼頂いている馬の置物のように重要な物に違い無いと思います。そもそも今回の費用で新しいトロフィーが買えるのでは・・・と思うくらいですので(そもそも買う物では無いですね。失礼しました)。

素材は樹脂製で、塗膜自体はしっかりした物ですから全てを剥離する必要は無く、部分的な傷を研磨して均し、全体にサフェーサーを塗って下地を作る事となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!