プジョーミラーカバー塗装 完成

peugeot35 大変お待たせしました!プジョーのドアミラーカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

peugeot22元々は自家塗装されたような状態だったので、既存の塗膜は全て剥がして下地からやり直しています。

peugeot36 色はプジョー純正色の「ノアールオブシディアン」(カラーコード:EXL)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

peugeot37 こちらとは別件で、バンデンプラスのレンズ類も追加でご依頼を頂いておりまして、そちらも既に作業着手しておりますのでご安心下さいませ(紹介できるのはもう少し先になるかも知れません)。

peugeot38それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。まずはこの度のご依頼、誠に有難う御座いました!

プジョーミラーカバー 本塗り

peugeot29 先日サフェーサーを塗布しておいたプジョー純正ドアミラーカバーです。

奥にある方がサフェーサーを研ぐ前の状態で、黒っぽくなっているのは研ぎ忘れを防止する為のガイドコートです。これをやっておくと研いだ時のペーパーの当たり方やラインなども確認出来るので必須の作業です。

手前が研ぎ終わった状態で、ここでは空研ぎで#320と#400のペーパーを使います。

peugeot30 その後は水研ぎで、#600で細かいラインを出し、#800で目消しを行います。さらに必要に応じて当たりの優しい研磨副資材(アシレックスレモン)や#1200~#1500で仕上げる場合もあります。

peugeot31 研ぎ汁を綺麗に清掃し、台にセットして十分に脱脂を行ったら本塗り開始です。

ちなみに今回は超急ぎの仕事で特殊な機械の筐体を塗装しています。納期指定の割り増しの分は体に鞭打って対応致しました。

peugeot32 ベースコートはプジョー純正色の「ノアールオブシディアン」(カラーコード:EXL)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

peugeot33 コース自体は【お任せ仕上げコース】ですのでこの後の磨き処理はしませんが、十分な艶は出ていると思いますのでご安心下さいませ。

peugeot34尚、こちらのオーナー様からは追加でバンデンプラスのレンズ一式も承っておりまして、そちらの作業はもう少し先になるかと存じます。

まずはこちらが完成次第改めてご案内致しますので、どうぞもう少々お待ちくださいませ!

プジョードアミラー&ホンダメッキエンブレム サフェ入れ

peugeot22先日お預かりしておりましたプジョーの純正ドアミラーカバーです。どうもラッカー系缶スプレーで塗装されたような感じでしたのでまずはシンナーで洗い流すことにしました。

peugeot25 軽く洗い流す程度と考えていたのですが、純正の塗装(新車時塗膜)もみるみるチヂレていってしまったので結局全ての塗装を剥がしました。

ただ樹脂素材がABSの為、これは耐溶剤性は余り高くはありませんから、シンナーで樹脂の表面が溶けてデロデロになっています。これは予めある程度は想定していましたし、私的には得体の知れない塗膜が残っている方が問題だったのでこうしていますが、普通は真似をされない事をお勧めします。

peugeot26 と言う訳でデロデロになった表面をダブルアクションサンダーで削って平滑にします。

最初は#120から始めて#180、#240で仕上げ、サンダーの使えないフチやフランジ部分は手研ぎで行っています。

peugeot27 よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったらサフェーサーを塗布します。撮影していない事に途中で気が付きました。

peugeot28 今日は比較的気温も落ち着いていたので硬化剤を反応の早い方(5-25)に変更しました。夏場はこれより一段階反応の遅い方(15-30)を使っています。車体を塗っていた頃はさらに遅い物(25-40)も使っていましたが今は殆ど出番は無いですね。最速では5-15なんて物もありますが私は使ったことがありません(そこのスピードは求めていませんので)。

honda26下地処理の方法とプライマーの種類は違いますが、最後に塗るサフェーサーは同じ物なのでこちらのホンダメッキエンブレムも並行して一緒に作業しています。

後日それぞれ一緒に熱を掛けて完全硬化させ、少し寝かしたらサフェーサーを研いで本塗りの準備をしておきます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

プジョーミラーカバー塗装承ってます

peugeot22 先日到着しておりましたプジョー207の純正ミラーカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

peugeot23 現状は余り宜しく無い状態ですが、こちらの下地をやり直し、色は恐らくはボディ同色のプジョー純正色「ノアールオブシディアン」(カラーコード:EXL)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

peugeot24一部で艶がある個所もあるのですが、軽く爪で押してみるとグニュっと入っていくので、恐らくは缶スプレー等で厚塗りをされてしまった状態に見受けられます。

こういった場合最初からサンダー等のペーパーで研磨すると塗料が絡んで上手く削れないの、最初にシンナーで軽く洗い流すようにして硬化不良(と言うか乾燥揮発不良)の塗膜を除去し、そこからペーパーで削るのが早いと思います。シンナーで既存の塗膜も多少侵されてしまいますが、その後の研磨があるので大丈夫だと思います。ちなみにシンナーを使いすぎると(浸けて放置したりすると)樹脂素材その物が溶けたり変形するのでNGです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!