VW GOLFⅡヘッドカバー 結晶塗装完成

golf9大変お待たせしました!フォルクスワーゲンゴルフⅡのスチール製ヘッドカバー、結晶塗装の赤で本日完成となります。長らくお待たせしました!

golf10 色は日産系のドス黒い赤で、今回これと一緒に塗ったスイフトの樹脂製ヘッドカバーは鮮やかなイタリアンレッドなので後ほど紹介する画像と見比べて頂くと判り易いかと思います(並べて撮れば良かったのですが・・・謝)。

比較の為、最初の状態の画像も紹介したいと思います。 golf2素材が鉄なのでまさに錆びたい放題って感じです。ただ最初から無垢の筈は無く、恐らくは電着プライマー(半艶の黒やベージュ色の塗装)は塗ってあったと思うのですが・・・。

golf3先ほどの状態からサンドブラストを掛けるとこんな感じになります。あそこまで錆びてしまうと私が使っている吸い上げ式のサンドブラストでは力弱いので、今回もサンドブラスト専門のショップさんにお願いして強力な直圧ブラストで処理して貰っています。ただし錆はしつこいですから今回は念のため耐食性の高い浸透型のエポキシプライマーを使っています。

golf11それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

VW GOLFⅡヘッドカバー結晶塗装 本塗り

golf3 先日サンドブラスト屋さんから戻って来ていたゴルフⅡのスチール製ヘッドカバーです。超錆々の状態でしたがこんな感じで生まれ変わって来ました。ただこのままだとまた元に戻ってしまうので、そうならない様に塗装が必要となるのです。「美観・保護・認識」ですよね(塗装の三大要素、でしたっけ)。

golf4 全体をシンナーで洗い流したらよくエアーブローをしてマスキングをし本塗り開始です。

golf5 あそこまで錆びていると錆が再発する可能性は高いので今回は腐食に強い浸透型エポキシプライマーを使います。ただ溶接合わせ面などはスプレーしても全く入らないのでそういった箇所は最初にシャブ目(希釈して薄くした状態)にして筆で中にプライマーを流し込むようにします。エアーガンで勢いよく拭くと奥まで到達するのでお勧めです(ただし周りが大変な事になるのでウェスで覆いながらです)。

余分に食み出たプライマーは拭き取って今度はスプレーします。

golf6 結構しっかり膜厚が付くので一旦ここで強制乾燥させてから続けて結晶塗装を塗ります。

golf8 という事で本塗り完了です。お待たせしました!画像は既に焼きあがって結晶目が出た状態で、塗った直後は撮っていませんでした(謝)。こちらと一緒に塗ったスイフトのヘッドカバーの方は撮影しているのでそちらを御参考にして頂ければと思います(ちなみに色は微妙に違うので同時に塗っている、と言う訳ではありません。それ故に撮り忘れていまして)。

golf7色は日産系のドス黒い赤で、フェラーリなどのヘッドカバーに比べると少し落ち着いた赤になっています。オイルキャップの部分は全部塗ってしまっていますが、後ほどキャップとの接触面は研磨して光らせておきますので御安心下さい。

それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!年内発送も出来る予定です。

VW GOLFⅡヘッドカバー 下準備

golf2こちらもお待たせしております。ゴルフⅡのスチール製ヘッドカバーです。

洗浄が完了しましたがここまで錆が発生していると当店の吸い上げ式サンドブラストではちょっと力足りないのでこちらはサンドブラスト専門のショップさんにて強力な直圧サンドブラストで根こそぎ錆を落として貰うことになります。ちなみにヘッドカバー内部にはフィルター代わりに同じくメッシュ状のスチール製ネットが付いていて、ここに砂が入るとちょっと面倒そうですから表と裏はマスキングした状態でお願いしています。

それでは戻ってきましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

VW GOLFⅡヘッドカバー 結晶塗装承ってます

golf こちらも先日到着しましたフォルクスワーゲンゴルフⅡのヘッドカバーです。今では珍しい鉄製のヘッドカバーです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

見ての通り既に自然の姿(酸化鉄)に還りつつありますが錆が出ているのは表面だけですので、こちらは強力な直圧サンドブラスト&耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーでの重防錆処理を行って対応します。色は結晶塗装の赤で、日産系の「どす黒い赤」で承っております。

golf1裏側も錆が出ているのかと思いきやこちらはオイルが固着しているだけで錆は出ていません。(多分)メッキも残っていますのでこちらはオイルさえ取れれば綺麗になる筈です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!