Y32 VG30サージタンク結晶塗装 完成

大変お待たせしました!先日凸部を研磨してクリアーを塗っておいた日産Y32用VG30のサージタンクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はグレー色だった結晶塗装を剥離し、

日産系のドス黒い赤で結晶塗装を施しました。

ちなみに蓋は一度失敗し(谷の部分でタレが生じました)、一旦全部剥がして塗り直しています(わざわざ紹介する事はありませんが結晶塗装では良くある事です)。

毎回塗った物を、しかもあらゆる角度から撮影して紹介するとなると(さらにPhotoshopなどを使って画像の加工などしないようにするとなると)どうしてお粗は見えてしまいますから、人に見られて恥ずかしくない仕上がりになるようにしています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ネジ穴とガスケット当たり面は塗らないようマスキングをしています。

剥がすと再利用が出来ないシールも何とか活かす事が出来ました。

近くで見ると塗膜の表面が幾何学的な模様になっているのが判ると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用いただきまして誠に有難うございました!

Y32 VG30サージタンク結晶塗装 凸部研磨

先日本塗りを終えていた日産Y32用VG30のサージタンク(コレクトケース)の蓋部分です。その後恒温機で120℃40分程(熱の上昇時間を考えると20℃~120℃に20分、その後120℃を20分程)の熱を掛けておきました。

最初は#120ダブルアクションサンダーで粗研ぎを行います。アルミ素地自体腐食している部分もあるのでそれも一緒に削り落すような感じです。

その後は手研ぎで研磨します。

研ぎ作業に使ったのがこちらの材料で、空研ぎ用ペーパー#120~#400、布状研磨副資材#500~#800、合計7種類です。全て新品を使っています。金属の研磨で中古を使うと一見光っているようで深い傷が取れず残ってしまい最後に絶叫する事になるので、ここは景気よく使うようにしています。作業時間は1時間くらいでしょうか(なのでこれも頚椎に良くない原因かと…)。

マスキングを剥がし、エアーブローして研磨作業が完了です。

最後にアルミ素地が露出した部分に、クリアーを筆で塗っておきます。クリアー自体に防錆効果はありませんが(防錆顔料が入っていないので)、直接空気に触れないという点で腐食の進行を遅らせられる事を期待しています。

この後は60℃40分程の熱を掛けてクリアーを硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Y32 VG30サージタンク結晶塗装 本塗り

先日サンドブラストを行っておいた日産Y32用VG30のサージタンク(コレクトケース)です。その後リン酸処理を行い、マスキングを行いました。

コレクトケースは全面の塗装が必要な為、立てた状態にして棚板に固定します。

まずはプライマーを塗布します。

棚板にはボルトでしっかり固定しているので、塗装する際はひっくり返して塗っています(重たいので大変ですが下から上を見上げて塗るよりもストレス無く確実に塗れます)。

そして結晶塗装用の塗料(リンター)を塗って本塗り完了です。

色は日産純正をイメージしたどす黒い赤となります。

赤外線ヒーターを使って140℃~170℃程の熱を30分程掛けて焼き付けます。

結晶目は100℃を超えたくらいで出てくるのですが、熱硬化型塗料の場合は決められた温度以上の熱を掛けないと硬化しない為、一見固まっているように見えて実は硬化しきっていないという事がありえます。そういった点では2液反応型の方が気楽ではあります(2液も熱は掛けますが掛けなくてもいつか硬化はします)。

何故だか判らないのですが、規定以上の熱と時間を掛けても削る時に半生に感じる事があるので、だったらという事で結晶塗装は毎回2度焼きをするようにしています。

なのでこの後、一日以上置いてから今度は恒温機で120℃40分程の熱を掛けて二度焼きを行うようにしています。

その後は凸部を研磨してアルミ素地を光らせ、腐食の進行を遅らせられるようクリアーを塗っておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Y32 VG30サージタンク結晶塗装 下準備

      先日お預かりしておりました日産Y32用VG30のサージタンク(コレクトケース)です。

外側に貼ってあるアルミシールは剥がすと再利用が出来ない為、そこが浸からないようしっかりマスキングをしてアルカリ洗浄槽に浸け置きをして油分を除去しておきました。

シール付近、アルカリ洗浄槽に浸からなかった部分には、中性洗剤を吹き付けて少しの間放置し、残った油分を除去しておきます。

その後ケルヒャーを使ってスチーム洗浄します。既存の塗膜(新車時の塗装)はプライマーが塗っていない為にしっかり密着しておらず、溶剤やサンドブラストを使わずとも比較的簡単に剥がれてくれます。

ただし完全に除去出来ている訳では無いので、この後マスキングを行い、サンドブラストを行います。エアブローをして水気を飛ばし、よく乾かしておきます。

カバーの方は洗浄後、溶剤槽に浸け置きをして旧塗膜を剥がしておきました。こちらは今後リン酸処理となります。

本体の方はマスキング後、

ブラストボックスの中に入れ、

サンドブラストを行います。

残っていた塗膜も綺麗に剥がせました。

この後はリン酸処理を行い、再び洗浄をしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Y32 VG30サージタンク結晶塗装承ってます

先日到着しておりました日産Y32用VG30のサージタンク(コレクトケース)です。こちらは昨年末にランサーエボリューションXのブレンボキャリパー一式のOHと塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠に有難うございます!

現状は黒に近いグレーの結晶塗装が施されていますが、今回はこれを剥離し、日産FJ系の「どす黒い赤」の結晶塗装でご指定頂きました。以前の施工例があるのでそちらの画像を紹介させて頂きますね。

こちらは以前施工した日産レパードの同型パーツで、この時は純正同様のグレーの結晶塗装に仕上げています。今回はこれを日産系のどす黒い赤とします。

こちらは以前施工したスバルインプレッサのインマニと、ロータスの樹脂製エンジンカバーです。

中央のインマニはフェラーリのヘッドカバーに使用しているイタリアンレッド=「鮮やかな赤」の結晶塗装で、左右のロータスのエンジンカバーが日産系の「どす黒い赤」となります。単品だと画像の写り方で判り難いですが、こうやって並べると一目瞭然です。

今回のパーツは本体と蓋で二分割にされ、通常のサージタンクに比べてマスキング箇所が多く形状も複雑で、その分費用も割高になってしまいます。

また一部に貼られたシールは剥がすと再利用不可ですので溶剤浸け置きが出来ず、なので今回は(今回も)ここをマスキングしてのサンドブラストで塗膜を剥がす方法を予定しています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度も当店をご利用頂き誠に有難うございます!