カワサキZ400FXヘッドカバー結晶塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたKawasaki Z400FXの純正ヘッドカバーの結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介させて頂きます。

元々「青」の結晶塗装で依頼した物との事でしたが、オーナー様的にはそう見えないとの事で、

 新たに当店にご依頼を頂きました。

 塗装してからは一度も使われていなかったようですが、一旦剥離し、サンドブラスト処理も行ってからの施工となっております。

 青のイメージとしては「一方通行の標識のような」とご指定頂いておりましたので、

 青に白と、パウダータイプのブルーパールも使っています。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(画像加工ソフトを使えば結晶目を変える事も出来てしまうのでわざわざそう紹介しています)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

カワサキZ400FXヘッドカバー 本塗り

 先日サンドブラスト処理を行っておいたKawasaki Z400FXの純正ヘッドカバーです。

その後リン酸処理を行い、よく洗浄して乾かしておきました。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

 穴の内側は結晶塗装を塗っても問題無いと思ったのですが、一応艶消し黒にしておく事にしました。

 穴の内側をマスキングし本塗り準備完了です。

 色は青で、「一方通行の看板のような」とご指定を頂いていますので、青と白の他にパウダータイプのブルーパールを入れました。

 全体にしっかり塗り込み、140℃~170℃程の熱を掛けて硬化させます。

 その後結晶目が出てきたら本塗り完了です。

 お預かりした時も既に青の結晶塗装が施されていましたが、オーナー様のご希望されている色味では無かったとの事で、まだ一度も使われていない状態でしたが一旦全部剥離して塗り直しています。

  この後はもう一度恒温機(乾燥炉)で140℃20分程の熱を掛け、数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

カワサキZ400FXヘッドカバー 下地処理

先日お預かりしておりましたKawasaki Z400FXの純正ヘッドカバーです。その後アルカリ洗浄槽→溶剤槽に浸け置きし、既存の塗膜を剥離しておきました。

 旧塗膜を剥離した状態としては、腐食等は見られなかったのですがアルミ無垢の状態だったので、一応サンドブラスト処理をしておく事にしました。細部にまだ塗膜が残っていますがそれも一緒に落としてしまいます。

 ブラストボックスに入れ、

サンドブラスト完了です。

この後はリン酸処理~洗浄を行い、タイミングが来たら本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

カワサキZ400FXヘッドカバー結晶塗装承ってます

 先日到着しておりましたKawasaki Z400FXの純正ヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状は結晶塗装の紺(黒に近いどす黒い青)に塗られていて、使用した跡も無いのですが、「青で頼んだらこんな風になってしまっていて・・・」との事で、この度当店のインスタグラムから施工例を見て当店にご依頼頂いたとの事です。確かにこれではちょっと日陰に入ると黒にしか見えません・・・。

ご希望頂いたのは「一方通行の標識みたいな青」との事で、ただ白が入り過ぎると色が濁ってしまうので、以前施工したトヨタ1ZZのヘッドカバーに採用したような、パールを使った青で表現をしたいと思います。画像を紹介しますね。

その他の完成画像はこちらのページからご覧いただけます。また装着後の画像とレビューもオーナー様から頂いておりますので宜しければこちらの記事もどうぞ。

こちらはメルセデスベンツのW124ヘッドカバーで、パールは使っていませんが似たような感じとなっております。その他の画像はこちらのページで紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

こうやって見比べると、如何にイメージがズレていたのかが判るかと思います(ただし確かに「青」と言えばそう見えなくも無いので、この辺が難しいところだとは思います)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!