GIVIのリヤボックス蓋 本塗り

giviこちらはバイクに装着されるGIVIなるメーカーのリヤボックスのトップカバーで、先日箱から取り外しておいたものですね。BMWのフェーエルタンク同様、特に傷があるなどではないので足付け処理をして塗るだけですから比較的作業はスムーズに行えますので、ちょっと予定より早かったですが今回一緒に塗ってしまう事になりました。順番的にはメガネフレームの方が早いのですが、あちらは塗る以外にも色々難しい事がありますから(色の作成とか色分けのマスキングとかですね)じっくり作業する必要があるのでこういった物と一緒には塗れないのです。ご理解頂ければ幸いです(謝)。メガネフレームは今週より作業着手しますので御安心下さい。

givi1そして無事本塗り完了です。車体色そのままと言う訳ではありませんが、色見本帳から近似色を選んで塗っていますので殆ど違和感も無くボディとの一体化が得られるかと思います。

それでは画像が硬化しましたら組み付けしますね。構造が解かっている分、分解よりも組み付けの方が断然楽なので今週中には完成出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

BMW S1000RR フェーエルタンク 本塗り

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こちらもお待たせしました!本塗りは先日無事完了しておりますので御安心下さい。本日は日曜で休業日ですが明日も色々忙しくなりそうなので今の内にアップしておきます。

当初はタンク上にあるネジ穴にネジを挿して吊った状態で塗装しようかと思いましたが意外にもこの姿勢が安定していたので、いつもの一斗缶を三個積んで作った台の上に乗せて塗る事にしました。ただタンクが下に落ちたら大変なことになるので、タンクの四隅と台になる一斗缶とをワイヤー(と言うか針金)で固定しておきました。

「だったらもっと広い台に乗せればいいんじゃ」と思われるかも知れませんが、こういった部品は下方向からスプレーしないと綺麗に塗れないので、タンクよりも広い台だと腕が引っかかったりして上手く塗れないのです。 本塗りに関してはある程度のレベルまで行くと「技術」と言うよりは如何にストレス無くスプレー作業が出来るかの方が大事になってきます。

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そして本塗り完了です。車体に装着されれば下の方は見えないですが何か気分が悪いので一応しっかり塗っておきました。画像では見えませんがこの裏側も然りです。

色は単色でカラーデータそのままで、特に塗る以外に気にする所もありませんからこういった場合にはコストが安めな「お任せコース」でも可能ですが、オーナー様的に「純正の塗装と同レベルに」との事ですから、作業内容は以前のプロフィット(自動車塗装屋)と同じレベルとして「標準コース」にて承っています。勿論完全硬化後には磨き処理もします。「これ以上どこを磨く必要があるんですか?」と言う仕上がりでも塗装屋の目で見ればまだまだあるのです。なので「自動車塗装」というレベルで考えると「ノンポリッシュ」(磨き無し)と言う仕上がりは実は100%あり得無いのです。

今週中には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!

パジェロフロントグリル 分解

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先日と届いていたパジェロの社外フロントグリルです。ご依頼頂いているのはカバーパネルの塗装ですが付属品が諸々付いているので先にそれを外しておきます。

ちなみに作業前の画像を撮るのをうっかり忘れていました。金属製のパネルはリベットとネジで、金網はあり得無い数のタイラップで固定されていました。外すのはニッパーでカットするだけですが付ける時はかなり面倒な気が・・・まあこの辺りは数が出ない社外品であれば仕方ないかと思います。

本塗りはまだ少し先になりそうですがとりあえず塗れる準備は出来ました。と言うか下地処理(足付け処理)もまだなので「塗る為の準備」ですね。また進行しましたら紹介致します。

STARBUCKSタンブラー 下地処理

star3 こちらもお待たせしております。3コートピンク(マゼンタ)パールでご依頼頂いているスターバックスのタンブラーですね。

このモデルは初期の状態は未塗装ですがそのまま色を塗っても塗料が密着しませんのでプライマーを塗りますが、これも単に塗るだけでは金属素地に食い付いてくれないので、タンブラー全体にダブルアクションサンダーで#120の傷を付けていきます。

真空二重構造になったお陰です。「真空は熱を通さない」と言う特性を活かしている訳ですね。 ちなみに底のゴムを外すとそこには「栓」がありましたが、同じスターバックスのタンブラーでもこれとは違う形状の物もあります。見た目は同じでも色々なモデルがあるようですね。

star5オーナー様のご要望により、先日のイラストよりもロゴを大き目のサイズに変更しました。幅は80ミリです(って言葉で言っても解からないですよね)。

場所はこんな感じの所を想定しています。如何でしょう?ご希望ありましたらお気軽にご連絡下さい。

 

スカイラインR32テールランプ塗装 完成

skyline8こちらもお待たせしました!実際にはもう少し時間が掛かる予定だったのですが丁度タイミングよく下で紹介したBMWのテールランプと一緒に塗れたので比較的早く終わりました。

 

 

skyline7  車体に装着される際にはこの上にカバーパネルが被さるので見えるのは本当にレンズの部分のみです。ウィンカー部分の四角い箇所については「ダークスモーク中身は見える必要が無い」との事ですのでしっかりとした濃さでスモーク掛けています。

レッド部分に関しては「ブレーキランプは夜間日中問わず中身が見える程度」との事ですが、前回塗られて気に入らなかった赤に関しては「透過性の赤」では無く単なる普通の赤だったのであんな風になってしまったのだと思います(画像は見させて頂きましたがさすがにこの場では紹介出来ませんので)。そんなに簡単だったら私もこんなに苦労はしなくて済むのですが・・・。

skyline9あともう一つ、オーナー様からは「洗車しても剥がれない位のコースで」との事ですが、どのコースを選んで頂いても洗車くらいで剥がれたりしませんので御安心下さい。そもそも通常のウレタン塗装は剥がす方が大変ですので(なのでテールランプの塗装で塗り直しは通常あり得ません)。本当に今まで相当大変な思いをされて来たようですね・・・心中お察し致します。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。と思いきやこんな時間なので改めて来週に致します。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!