BMWオイルキャップ塗装 承ってます

bmwm こちらは以前BMWのヘッドカバーを結晶塗装でご依頼頂いたオーナー様からのご依頼で、そのヘッドカバーに装着されるであろうオイルキャップです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

今回のご依頼としては、オイルキャップに中央に配される「M」のエンブレムマークをそのイメージカラー通りに塗装する事です。簡単そうに思えますが筆で塗るような仕上がりにする訳では無いので、塗装屋さんならちょっと考えても相当面倒な作業になるのは判りますよね・・・。

bmwm1「M」のロゴマークは画像で見るように一段出っ張っています。どうせならこれを研ぎ落としてしまい新たにロゴを塗装で入れた方が格段に作業は楽なのですが、それだと偽物っぽくなってしまうと言うことでやはり凸は残す事にしました。うーん、墓穴を掘ったような気が(笑)。

ちなみに凸状になったロゴは後から貼ってあるようにも見えますが完全な一体物です(剥がせるか試してみました・・・)。良く出来ていますよね。

作業方法としては、ロゴの各パーツをそれぞれマスキング、一緒に写る色見本と同じ様にベースコートを塗ったらそれを囲む丸くて艶のある黒い部分を含めてクリアーでコーティングします。

もしくは、先にMのロゴマークをそれぞれ適当に食み出してしまうように塗ってしまい、それに合わせて作成したカッティングシートを凸面に貼り、ベースコートの黒を塗ってからマスキングを全部剥がして一緒にクリアーをコーティングするかも知れません。勿論どちらも下地処理を行った上で耐久性も考えて行います。

塗装の面白い所はこういった完成までの作業工程を自分で組み立てられる事で、最終的な結果が良ければ何をやっても良いという事です。美観は当然でそれに耐久性、掛かるコストを抑える事も重要です(高くなってしまえば依頼そのものが消滅しますので・・・)。

ちなみに先日オーナー様からお問い合わせがあり、実は追加でもう一個発送されるようです(笑)。そういえば先日ご依頼頂いたヘッドカバーの塗装も二個目だったんですよね。一個目のブルーは車体に装着されていて、その後にご依頼頂いた赤の結晶塗装は恐らく飾られる物だと思いますからどちらにも装着したくなったのだと考えられます。うーん、大丈夫でしょうか(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。まずはロゴをデータ化させる作業を行うと思いますが、もしかしたらこれは新天地の二階で行われるかもです。

この度もご贔屓頂き有難う御座います!

 

NISSAN S20ヘッドカバー 結晶塗装「赤」承ってます

s201こちらも先日到着しておりましたS20のエンジンカバーです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

この型のヘッドカバーは比較的多くご依頼頂いていますが実際は相当希少な物で、ネット上でも数十万円で取引されていたりします。しかもこのヘッドカバー、恐らく未使用品です(恐)。

表側の塗装は日に焼けて色褪せているのかと思いきや、恐らくは室内に飾ってあってタバコのヤニか何かで黄ばんでしまったのでは無いでしょうか。凸部の面研の跡をみると新車時の物としか思えないのです。

s202裏側を見てもオイルが通過した跡は見られません。こんな代物、二度と見れないのでは無いでしょうか・・・。

ちなみにご依頼内容としては添付して頂いた写真の通り「結晶塗装の赤」で、いつものフェラーリのような鮮やかなレッドではなく、日産のFJエンジンに見られるような「ドス黒い赤」で承っています。同型のパーツの施工例があるので紹介させて頂きますね。

s203こちらは赤でもかなり朱色っぽい赤になっています。確かNISMOに入庫中の車両から外して送って頂いた物で、一緒に送られてきたオレンジっぽい色のパーツに合わせて色を調整しました。なので今回はこれよりも赤黒く仕上がる予定です。

s20ちょっと変り種と言うか少し前にご依頼が集中した「艶有り仕上げ」です。私的な見解ではこういったクラシックカー(この場合はハコスカGT-R)に乗っているオーナーは殆どの事はやりきってしまった後、今までと違う何かをやりたい衝動に駆られるのではないでしょうか。普通に考えるとちょっと危ない感じはしますが(笑)。

パーツは既に溶剤槽に浸け置きしておりますので少なくとも剥離作業は移転前に完了出来る予定です。本塗り自体は移転先で行うかも知れません。進行しましたらまた紹介させて頂きますね。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

 

スカイラインクロスオーバー内装パネル サフェーサー塗布

skyline13 こちらもお待たせしております。スカイラインクロスオーバー室内に装着されるモニターの枠部分のパーツですね。表面がザラザラとした梨地なので、艶々の仕上がりにするには「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地作業で平滑になる下地造りが必要となります。先日紹介したBuellのシートカウルのサフェーサー塗布と一緒に作業していました。単品で作業するとどうしても採算を合わせるのが難しくなってしまいますので他の作業と重なる作業は並行して行うのが小物塗装の基本となります。

研磨は空研ぎで、#180→#240の二種類を使います。

skyline14パネルの周りにはクッション材?となる布状のシールが貼ってあるのでそこは予めマスキングしておきます。

画像では塗り終わった状態なので台に乗っていますが、サフェを塗る際にはやはり置いた状態では塗れないので(非常に塗り難いです)、こういった場合は小さなダンボール箱にガムテープで固定してそれを左手で持って右手でスプレーします。自動車ボディのように大きな物は塗っている本人が動くしか無いのですが、小物の場合は自分は動かずに被塗物を動かして塗った方がやり易いですからね。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

 

ロードスターヘッドカバー 結晶塗装「黒」承ってます

road23紹介が遅れましたが先日到着しておりましたロードスターのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ロードスターのヘッドカバーは今までもかなりの数をご依頼頂いていまして、ただ同じ様に見えても微妙に形が違っていたりします。今回の部品は全体的には同じデザインですが一部に何かが着くような形状になっています。確か今回で3回目くらいですかね。ちょっと以前の施工例があるので紹介します。

road22と言ってもこのヘッドカバーはちょっと特殊な気がします。形は同じでも何故か「TOYOTA」のエンブレムが付いているんですよね・・・。恐らくはロードスターのエンジンをトヨタ車に積むのにあたって、既存のロゴを埋めてその上に新たな凸文字を貼り付けたのだと思います。ご依頼頂いている結晶塗装自体はこの時と同じく「黒」ですので仕上がりイメージとしてはこんな感じですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

レクサスRXテールランプ スモーク塗装承ってます

lexus1先日到着しましたレクサスのテールランプ一式です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

この型のテールランプはレッドキャンディー塗装で何度か施工例がありますが、今回は「スモーク」でのご依頼となっております。スモークの濃さは「標準濃度」で、この型のテールランプでスモーク塗装は初めてですかね。

オーナー様のご意向としては、「希望としてはスタンダードなスモーク(気持ち濃い目)希望なのですが」との事ですので、これであれば「標準濃度」で丁度良いかと思います。

施工例がありますのでそちらも紹介させて頂きますね。lexusこちらは以前ご依頼頂いた案件で、形は今回のテールランプと同じですが塗装内容は「レッドキャンディー+スモーク」となっています。ウィンカーとバックランプ部はクリアー抜きで対応しています。レンズの形状が美しく且つしっかりしているので色が付くとそれが際立って格好良くなると思います。

mira4今回ご依頼頂いているスモークの濃さは「標準濃度」で、目安としてはこんな感じとなります。かなりしっかりとスモークが掛かりますがそれでも透明感は残っているのが判ると思います。樹脂自体の質感ではなくクリアー塗装(特にこの場合はクリスタルクリアー使用)なので比較的濃いスモークでも高級感が出ていますよね。こちらに他の画像もあるので宜しければ参考にどうぞ。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!