ヤマハNMAXアルミパーツ塗装承ってます

  先日到着しておりました、ヤマハNMAX用の社外品アルミ製パーツです。恐らくはリヤのタンデムバーになる所では無いかと思います。

こちらのオーナー様は以前ヤマハマジェスティSのタンデムバーや、テールカウルをご依頼頂いた方で、今回は違う車種でのご依頼となりました。この度も当店をご贔屓頂きありがとうございます!

パーツはアルミ鋳造品で、

現状半艶黒の塗装が施されていますが、

素地の状態が悪いので、一旦既存の塗膜を剥離し、サフェで下地を整えてから上塗りを行う予定です。色は今までの御依頼と同様「艶あり黒」で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

レンズ関係透過性塗装 下準備

先日から作業を始めている、次の透過性塗装のターンで本塗りを行う予定のテールランプ等レンズ一式です。

ローバーミニのテールレンズは反射板が無いので、そのまま養生を行ってしまうと光が透過しなくなってスモークの濃さが判らなくなってしまいますから、透明なフィルムやビニールを使ってマスキングを行います。

また他のレンズには反射フィルムを使い、仮想反射板としてこれも塗りながらスモークの濃さが確認出来るようにしておきます。

今回は2セット8個を塗るので、それぞれ4個ずつ「光が通るマスキング」と「光を反射するマスキング」にしておきました。

凸文字の隙間にはペーパーが入り難いので、

コシの強い(毛が固い)ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。

その他、バリが残っている箇所は#120~で研磨して均しておき、フチは#500、被塗面は#800で足付け処理、最後に全体を#1300で均しておきます。

小さい物は手で持って塗れるよう、芯棒を固定しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アランミクリメガネフレーム塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアランミクリのメガネフレーム塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は赤かったフレームに、

艶あり黒の塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

レンズはそのまま入れようとすると塗膜を剥がしてしまう為、フチを削って塗膜の厚み分小さくしています。ガタつきも無く良い具合に出来ているかと思いますのでご安心くださいませ。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

自然光でも撮影しました。

知り合いの塗装屋さんが「嵌めこみタイプのフレームを塗装するなんて信じられない!」と仰っていましたが、誰でも出来る事だけをやっているといずれ仕事は無くなってしまうので(または値段競争になってしまうので…)、人が嫌がる事も出来るだけやってみようと考えています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用いただき誠にありがとうございました!

インプレッサステアリングスイッチカバー 下塗り

先日調色作業を行っていいたスバルインプレッサ用ステアリングスイッチカバー(リモコンカバー)と、色の見本としてお預かりしたステアリングスポークカバーです。

塗装するのはこちらのスイッチカバーで、足付け処理の為に表面をペーパー(布状研磨副資材)で擦ってみると、クリアーが塗られていないのが判ります。

全体を#1300相当で研磨したら、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って細部まで足付け処理を行います。

そしてこちらは先日調色作業を終え、3種類の半艶クリアーを塗っておいたテストピースです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

平面と曲面では艶具合が違って見えるので、それぞれ違う形の見本を作成しています。

また今回使用しているパールは艶具合によって色味(彩度・明度・色相)が変わってしまう為、ここでもう一度調色作業も行います。

艶具合に関しては、当初は当店規定の半艶クリアーで大丈夫だと考えたのですが、それだと曲面で見た時に艶があり過ぎたので、今回はこちらの艶消しと半艶の中間=「1:1」を採用する事にしました。平面で見ると艶具合が足りないのですが、曲面で見ると少し艶があり過ぎる感じで、これが実物に塗られれば丁度良くなると思った次第です。

そして今回の被塗物を台にセットして本塗り準備完了です。

素地が露出している箇所があるので、プラスチックプライマーも塗っておきます。

ベースコート塗装後、お預かりした見本のパーツの色と確認し、

最後にクリアーを塗って下塗り完了です。

作業内容自体は本塗りと変わり無いのですが、実際にこの形に塗られてみないと色味・艶具合が判らないので、今回はまずこれを下塗りとし、次を本塗りにしようと思った次第です(手間は増えますがその方が精神的に断然楽になりますので)。

本塗り時と同じ様にこの後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ジムニーヘッドカバー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスズキジムニーJA22のエンジンヘッドカバー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は未塗装のアルミ素地で、全体に腐食が出ていた為、

サンドブラスト(軽め)を行ってからの上塗りとしています。

色は「鮮やかな赤」の結晶塗装となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ホースパイプ部もメッキが剥がれ錆が発生していた為、こちらもプライマーを塗ってからベースコートの黒を塗装しています。

プラグキャップの取り付けを阻害しないよう(膜厚が付かないよう)、プラグホール周りには結晶塗装は行わず、プライマー&ベースコートを薄膜に留めています。

近接画像です。

今回並行して作業を行っていた同車種で型違いのJA23のヘッドカバーと並べてみました。そちらは「どす黒い赤」となっていて、同じ赤でも違いが判るかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!