beyerdynamicマイク 本塗り

先日お預かりしておりましたM88TG ベイヤーダイナミックマイクです。

塗膜がかなり薄いようで、軽く足付け処理を行っただけで素地の金属(恐らくは真鍮)が露出してしまいましたから、

それらの部分を含め、全体に薄くプライマーを塗布します。

続けてベースコートの赤=フェラーリロッソコルサ(カラーコード:300)を塗布し、十分に乾燥させます。

そして最後に艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

自然乾燥で一時間くらいすると、全体の艶が引けていきます。

今回のマイクはグリルの下側が取れないタイプで、ただ内部の機器とグリルの隙間に紙を通す事が出来たので対応出来ました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!