CORSAIR900D フロントパネル 塗装前準備

先日裏側の塗装した個所をマスキングしておいたCORSAIR900D用のアルミパネルです。予め作成しておいたデータからロゴを印刷し、イメージイラストを基に位置を確認します。
万事OKでしたのでマスキングシートを作成しました。


が! ロゴの一部の文字が小さ過ぎる為にカット出来ず、こちらはデカールで作る事にしました(まあデータを作っている時点で判ってはいたのですが)。

 

ちょっと判り難いのですが、デカール専用にに白で印刷しています。

一度刷りだと透けてしまうので、下に特色ホワイトを印刷してからベースホワイトと二種類の白を印刷しています。また仕上げにコーティングもしています(そう言うインクがあるのです)。

 

ちなみに「だったら上のCRYPYONもデカールにすれば」と思うかも知れませんが、インクリボンの特性上どうしてもインクが重なった線が見えてしまうのが嫌でここは塗装で行こうと思っています。

ドライプリンターを使ったデカールへの印刷は以下の記事が判り易いかと思います。白を印刷した記事のリンクも入ってます。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2017/05/12/143%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%94%A8-%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%90/

 

そして「01」とその下の「HatsuneMiku」の赤ですが、こちらは手前にある色見本から近い物を選ぶ事にしまして、この状態だと一番左のブレンボキャリパーに採用している赤が良いと思ったのですが、


周りを暗くしてディスプレイ上で赤を見てみると、先ほどの状況よりも発色(と言うかまさに発光)が強く感じられる為、bremboの赤よりも彩度・明度の高い「フェラーリロッソスクーデリア」(カラーコード:323)にする事にしました。

ただこの赤はとても隠蔽力が弱く、黒の上に塗ろうとすると下色(白)が必要で、となると塗膜が厚くなって輪郭が汚くなるのは必至なので、今回は先に赤を塗ってそれをマスキングしてから黒を塗るいつもとは逆の方法で行おうと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。今週中には本塗り出来ると思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

CORSAIR900D アルミフロントパネル 下準備

 先日裏吹きを終えていたCORSAIR 900D用のアルミ製ワンオフフロントパネルです。

画像は裏側で、次はいよいよ表面となります。

塗装した裏面をマスキングします。通常は端から始めたくなりますが、塗装を仕事でやられる方は普通は外を最後にします。

 一番重要な見切りのフチを最後にする事で、塗った直ぐにここだけ剥がせますし、またそうでなくても最後にマスキングを剥がす時に一度で簡単に全てのマスキングを剥がせるので早く済みます。

 と言う訳で裏面のマスキングが完了です。これを塗った後の早い段階で行うとマスキングテープの糊で塗膜が侵されて跡が残ってしまう為、極力時間を置いてから貼りたかった訳です。

車のオールペンで屋根の高い車体は、ルーフとボディ(側面)を別々に塗る事が多いのですが(私はそうします)、先に屋根を塗ってからそこをマスキングをし、側面を塗ってうっかりそのままブースの熱を入れてしまうと、屋根の塗装面にはマスキングの跡がバッチリと、もっと最悪なのは炭カルなどのビニールマスカーなどを貼っている場合で、ラッピング塗装よろしくルーフ全面に斑模様の段差が・・・と言う事になります(勿論経験済みです)。あと窓ガラスのウェザートリップ(ゴム)なんかもマスキングテープ貼ったまま熱を入れるとその跡が取れなくなる事があるので、意外とこの糊が侮れないのです。

 と言う訳で表面です。裏吹きをする時に少し浮かした状態で塗装したかったので、養生した上に段ボールと合板(木)を貼っていました。

 養生を剥がした状態です。白いのはサフェーサーです。

 こちらもエッジギリギリでマスキングしていて、見た目はピッタリですが触ってみるとバリのような段差が出来ているのが判ります。これを塗った直ぐに剥がしていればクリアーが馴染んでバリの形成を極力減らせるので、先ほど貼ったフチのマスキングは本塗りした直後に剥がす予定です。

 外した段ボールと合板を今度は裏側に貼っておきます。

表側のサフェーサーは既に水研ぎしてライン出しを済んでいますが、フチのバリと、マスキングテープが張ってあった個所も含めて全体を#1200で均しておきます。

表面のデザインはこちらとなっていて、各ロゴのデータは出来ていますので、次はこれらのマスキングシートの準備となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

CORSAIR 900D フロントパネル 裏吹き

先日デザインデータを作成し、サフェーサーの塗布までを行っていたCORSAIR 900Dのアルミ製フロントパネルです。

 表面と裏面はそれぞれ別作業として塗りますが、まずは表側のサフェーサーを研いでライン出しを行っておきます。

 深い傷やスチールナットが埋め込まれた個所の歪などがある為、最初は#400の水研ぎでラインを出し、その後#600→#800で細かいラインの修正とペーパー目を均します。

 よく乾燥させたら先ほどのサフェ面をマスキングします。見切りのラインは「山」よりほんの少し内側といった感じでしょうか。

 そして先ほどの裏側です。こちらにはサフェーサーは塗っておらずプライマーのみなので、軽めにサンディングしてそのまま本塗りとなります。

 これくらいのサイズであれば通常は裏と表を一緒に塗る方が一般的ですが、オーナー様的には(恐らく)裏側も艶々に、との事ですのでわざわざ別工程として作業しています。当然ですが両面一緒に塗るよりもこの方が綺麗に仕上がります。

また表面にはロゴ入れの塗装もある為、そちらは【標準コース】で、今回塗装した裏側は【お任せ仕上げコース】として作業しています。それぞれのコースでの違いとしては、


【標準コース】

・ロゴ位置などの打ち合わせが必要な場合

・塗装後に磨き作業を行う

といった感じで、例えば今回デザインデータを作成した時に上下を逆さまで認識してしまっていましたが、これが【お任せコース】だったとしたらそのまま最後まで逆のまま仕上がってしまう恐れがあります。ブレーキキャリパーのロゴ入れ程度であれば(多分)間違えようが無いのでお任せコースで大丈夫なのですが、細かい確認をしないのが【お任せコース】ですので、塗り分けやロゴサイズ・位置などの確認が必要な場合には【標準コース】でのお受付が必須となります。


【お任せ仕上げコース】

・基本的に「単に塗るだけ」

といった感じで、マスキングや塗り分けなどが必要無い「単色べた塗り」と言う事であればコストを抑えたこちらがお勧めです。ここでコストを抑えた分、材料を良い物(クリスタルクリアー)に変えて塗膜自体の品質をレベルアップさせるのがお得でお勧めでもあります。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。次はマスキングシートの作成と、赤の色を検証したいと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

CORSAIR用アルミ製フロントパネル サフェ入れ

 先日お預かりしておりましたCORSAIR900D用のアルミ製フロントパネルです。

ご依頼内容は裏表共「艶ありの黒」で、ただし表面は仕上がり重視での【標準コース】で、裏側はコストを抑えた【お任せコース】とそれぞれ違う仕様で承っております(前回のケース本体もそのような内容でした)。

恐らくこちらのフロントパネルはワンオフ(特注品)で、本体との接合にはスチール製のナットが埋め込まれています。

スチール製の埋め込みナットはアルミ板よりも若干飛び出ている為、シングルサンダーでツライチになるよう削り落とします。

 その後全体を#120のダブルアクションサンダーで足付け処理を行います。

 裏も同様に。

 良く脱脂清掃したらまずはプライマーを塗布します。

裏返して表面にもプライマーを塗り、さらにこちらには2液ウレタンサフェーサーを塗布します。ナット周りはアルミが歪んでいたので厚めに塗っておき、後のサフェ研ぎで平らに研ぎ出します。

参考までにこちらが前回完成してお納めした本体のケースで、今回のアルミパネルはこの手前部分に装着されるようになります。その他の完成画像は以下ページから御確認頂けますので宜しければご参照下さいませ。

CORSAIR PCケース塗装 完成

そして今回のフロントパネルのデザインはこのような内容で承っております。

二つ並んでいるのは、左側はオーナー様に作製して送って貰ったラスター画像(JPEG)で、右側が当店で作成したベクター画像です。一見すると同じように見えますが、ベクター画像は座標データで作られている為、幾ら拡大してもドットが大きくなったり輪郭が荒れたりする事はありません。塗装作業ではこのデータを使ってマスキングシートやデカールを作ります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

CORSAIR用アルミ製フロントパネル塗装承ってます

 先日到着しておりましたCORSAIR PCケース用のフロントパネルです。どうやらアルミ板から切り出して作成したワンオフパーツの模様です。画像で見ると小さく見えますが、長さは60cm以上あります。

ちなみにこちらが装着されるPCケースは先日完成~お納めしましたCORSAIR 900Dでして、勿論ご依頼頂いているのは同じオーナー様からとなります。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

一応本体の完成画像も紹介させて頂きますね。

こちらは後ろ側で、

 今回のアルミ板はこちら側に装着される物と思われます。

 アルミ板の方に樹脂製の突起が付いていますので、これがフロントパネルの穴に挿し込まれる感じだと思います。

 樹脂部品はネジで止まっているので取り敢えず外せるか確認をしておきました。

ナットはスチール製のローレット付きで、打ち込まれて固定されています。

若干飛び出ていますのでこちらは研磨して平滑にし、また目立つフロント面ですので「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の下地処理で平滑に仕上げようと思います。

また今回はこちらのフロント面に各ロゴ入れの塗装も承っておりますので、そちらはデータ作成しましたら配置やサイズ等をご確認頂けるようイメージイラストも作成する予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

尚、下記ページから他にも完成画像が見れますので宜しければご参照下さいませ。いずれ改めて施工例のページも作成させて頂きたいと思います。

CORSAIR PCケース塗装 完成