先日到着しておりましたパソコンケース、DimasTech® Bench/Test Table Nanoとなります。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
現状はシルバーメタリックに塗装されていて、今回こちらを「半艶黒」の塗装で承りました。
状態としては新品で、多少小傷はありますが、軽くサンディングすれば消える程度ですので、全体を足付け処理してそのまま上塗りを行います。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたQanba obsidianアーケードスティック(家庭用コントローラー)パーツ3点の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介させて頂きます。
元々はシルバーが塗られ、またアルマイト被膜が施された状態でしたが、
既存の塗膜を剥離し、またサンドブラスト処理を行ってから下地を整え、上塗りを施しています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
本体も一緒にお預かりしておりましたので、参考に仮止めをして撮影をしてみました。
時々ですが塗膜の強度についてご質問を頂く場合があるのですが、当店で提供する塗装は自動車ボディのそれと同様とお考えいただいて大丈夫です。使用材料・設備・下地処理・上塗り共に自動車を補修塗装する物と全く同じ内容となっています。
色を作成している時の画像だとピンクっぽく見えた感じもしましたが、実際の色味はこちらの画像の方が近くなりますのでご安心くださいませ。色はそれ単体では判り難く(表現がし難く)、相対する物があってその色味を感じる事が出来ます(比色)。
先日下準備を行っていたQanba obsidianアーケードスティック(家庭用コントローラー)のパーツ3点です。
最終脱脂処理を行い、エアーブローを行って埃を飛ばします(これだけで10分くらいは時間を掛けています)。
サフェーサーを研いだ際に角など下地が露出している箇所があるので、
そういった箇所には金属用のプライマーを塗布しておきます。念のためですが、金属に直接上塗りを行う事は出来ません(大抵後で何かしらの問題が起きます)。
まずはベースコートを塗布します。極力彩度を高くしたかったので黒は入れておらず、なので隠ぺい性が弱いですから下色を塗って塗膜の厚さを抑えるように塗っています。下塗り+作成した色=合計4コートとしました。ベースコートを厚塗りすると塗膜自体の強度が弱くなるので、出来るだけ薄くする必要があります(塗膜限界)。
ちなみに本体に装着されて目立つのは画像手前の側面部分となりますので、
2コート目のクリアー塗装後は画像のように目立つ面(見せる面)を地面と水平にした状態にしておきます。というより、ここまで塗り込むとあのままの状態では垂れてしまうので、こうやってレベリング(平滑化)を待つという作戦です。
車の修理塗装とは違って出来るだけ塗り肌を無くしたい為、エアー圧を落としてガン距離をかなり近くし、スプレーガンから吐出したクリアーの溶剤分を極力揮発させないまま被塗面に当て、出来る限り長い時間ウェットを保つようにしています。缶スプレーの説明書などには「15センチくらい離して」と記載されていますが、今の小物塗装の場合では3センチくらいまで近づけて塗っています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日サーフェサーを塗っておいたQanba obsidianアーケードスティック(家庭用コントローラー)のパーツ3点です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗ってあります。
最初は固い木の当て板を使って面出しを行い、その後柔らかいスポンジパッドを使ってラインを均し、
最後は#800の手がけ、当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均します。
使った原色はこちらで、極力彩度を落とさないような構成となっています。
尚、MIX810は通常メタリック・パールに使う原色ですが、白(MIX570)を入れると色が濁る為、透明感のある白味(明るさ)を出す為にMIX810を併用しています。
ちなみに今回使ったMIX816ですが、こちらは比較的新しい原色で、それと似た色の既存原色=MIX857は廃盤になるそうです(STANDOXユーザーで無ければ必要無い情報ですが、オートサプライヤーさんから聞いて私的には結構衝撃的でしたので・・・!)。
フチから裏側まで塗れるよう、ワニクリップで固定してスプレー出来る隙間を確保して固定しておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日お預かりしておりましたQanba obsidianアーケードスティック(家庭用コントローラー)のパーツ3点です。
状態としてはシルバーの塗装が施されていて、表面には筋状の段差があるので、
まずは#120のダブルアクションサンダーで旧塗膜を剥離しつつ素地を平滑に研磨します。
今回のパーツはその形状からエアーツールが使えない箇所があり、また細長い棒状のパーツはアルマイト処理が施されていたので、
サンドブラストを行って入り組んだ箇所の塗膜を剥離し、またこの後の塗装(プライマー)が密着するよう被塗面全体を荒らしアンカー効果を期待します。
両サイドのパーツは鋳造製品の為にラインが甘いところがあり、そういった箇所は当て板を使って研磨し面を出しておきました。
細長いパーツは元々あるネジ穴を使って固定し、裏表共一緒に塗れるようにします。
プライマーは金属素地と塗料を密着させる為の物で、これに関しては薄膜でOKです(むしろ塗膜を厚くするとトラブルが発生するのでNGです)。
サフェはこの後の研磨でライン出しを行う為の中塗り塗膜で、コート毎にしっかりフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設けてしっかり膜厚を充填します。
サフェはそれ自体で肌が荒れ易いのでこのまま上塗りを行う事は出来ず、一旦熱を掛けて塗膜を硬化後に研磨して平滑な素地を作ります。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。次は色の作成ですね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!